概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
エイヴリル・アリンガム
アリンガム侯爵家の長女。年齢は18歳で、5歳の時に母親を亡くして以来、家族から「無能」と蔑まれ、まるで使用人のように扱われて育った。悪名高い義妹のコリンナに自分の名前を使って男遊びをされ、その身代わりとして、好色な老人と噂されるランチェスター公爵に嫁ぐことになる。相手が高齢であれば我慢できると考え、自由を得るための好機ととらえて結婚を決意した。しかし、公爵家は代替わりしており、22歳のディランが当主となっていたため、計画は大きく狂ってしまう。当初は逃亡も考えたが、莫大な資産を報酬として提示され、3年後に離縁することを条件に、期限付きの婚約者となる道を選んだ。家族からは「無能」と見なされていたが、実は音楽や文字を問わず、一度で覚えられる特技を持つ才女である。身につけた知識や教養は領地経営など多岐にわたり、それらを活かす知恵も兼ね備えている。マナーをはじめとした貴族令嬢にふさわしい教育を受けている一方で、長年使用人同然の生活を送ってきたため、掃除などの家事にも精通し、令嬢らしからぬ体力も持ち合わせている。素の性格は天然で、礼儀正しく穏やか。その人柄から使用人たちの信頼も厚い。一方で、ディランが「悪女」を好むと思い込み、婚約を申し入れたとカンちがいしているため、ふだんからそれらしい言動を心がけている。しかし、又聞きの知識と純真な精神が相まって、悪女を演じようとしては空回りすることが多く、周囲からは温かく見守られている。
ディラン・ランチェスター
ランチェスター公爵家の現当主。年齢は22歳。これまでランチェスター家の当主はめったに社交界に姿を現さず、辺境に住む好色な老公爵という噂が広まっていた。しかし、それは前当主である父親に由来するものであり、ディラン自身は水色の瞳を持つ端正な青年。父親は愛人に夢中で放蕩(ほうとう)を重ねたため、純真無垢(むく)だった母親は心を病んでしまった。そのため、幼少期から両親に顧みられない環境で育ち、結婚に強い抵抗感を抱いている。当主としての体面を保つため、離縁を前提とした3年間の契約結婚を計画し、その条件に合う相手として、悪女の噂が立っていた「エイヴリル・アリンガム」に求婚した。しかし、その悪評はエイヴリルの義妹、コリンナが偽名を使って流したものであり、実際に現れた本物のエイヴリルは聡明で穏やかな性格であることに驚かされる。やがてエイヴリルと接するうちに心を開き、彼女に惹かれて真実の結婚を望むようになっていく。
クレジット
- 原作
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一分咲
- キャラクター原案
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藤村 ゆかこ
書誌情報
無能才女は悪女になりたい ~義妹の身代わりで嫁いだ令嬢、公爵様の溺愛に気づかない~ 3巻 KADOKAWA〈フロース コミック〉
第1巻
(2023-10-16発行、978-4046828507)
第2巻
(2024-08-16発行、978-4046839039)
第3巻
(2025-05-01発行、978-4046847379)







