概要・あらすじ
白石やよいは、これといって取り柄のない普通の女の子。ある日、自称天才物理学者の父親が発明した物質転送器の実験で猫と合体。興奮すると耳と尻尾が現れる「ネコ娘」になってしまう。憧れの瀬川稔に告白され付き合い始めるが、なんと彼は猫アレルギーの持ち主だった。彼に嫌われないため、「ネコ娘」になったことを必死に隠そうとするやよいだったが、興奮するたびについつい変身してしまい、トラブルを巻き起こしてしまう。
登場人物・キャラクター
白石 やよい (しらいし やよい)
豪華高等学校2年。自称天才物理学者の父親が作った物質転送器の実験で、猫と合体してしまう。以来、興奮するとネコ耳と尻尾が現れる「ネコ娘」となってしまった。同じ高校に通う瀬川稔と付き合っているが、彼が重度の猫アレルギーなため、関係がなかなか進展せず、頭を悩ませている。
瀬川 稔 (せがわ みのる)
豪華高等学校2年。家は金持ち。成績は学年首位で、女生徒からの人気も高い。白石やよいに告白したところ、お互いに両思いだったことがわかり、付き合うようになった。重度の猫アレルギーで、ネコ娘に変身した白石やよいを見ては気絶してしまう。ただし、白石やよいがネコ娘であることには気づいていない。
白石先生 (しらいしせんせい)
白石やよいの父親で、自称天才物理学者。白石やよいが通う豪華高等学校で物理教師をしている。変な発明を作り出しては、トラブルを巻き起こす。彼の作った物質転送器が原因で、白石やよいは猫と合体し、ネコ娘となってしまう。
黒田先生 (くろだせんせい)
白石やよいのクラスメイト、黒田令子の父親。白石やよいが通う豪華高等学校で化学教師をしている。貧乏生活脱出のために世界征服を企むが、作る発明品が欠陥品ばかりで毎回失敗に終わる。同じ発明家である白石やよいの父、白井先生をライバル視している。
黒田 令子 (くろだ れいこ)
白石やよいのクラスメイト。自称天才化学者の父親と二人暮らし。白石やよいの恋人・瀬川稔に片思いしており、父親の黒田先生が作った発明品を使って二人の仲を邪魔しようとする。
瀬川 勝 (せがわ まさる)
白石やよいの恋人、瀬川稔の弟。ルックスが良く、女の子にモテる。大の猫好きで、白石やよいがネコ娘であることを知り、興味を持つ。白石やよいの友人である倉地影子にしつこく迫られ、困っている。
助川 明子 (すけがわ めいこ)
豪華高等学校の生徒で、白石やよいの友人。男好きで他人の恋人にも平気で手を出す困った性格の持ち主。白石やよいの恋人・瀬川稔に興味を持ち、ちょっかいを出す。
倉地 影子 (くらち えいこ)
豪華高等学校の生徒で、白石やよいの友人。オカルト好きの不気味な少女。白石やよいの恋人である瀬川稔の弟、瀬川勝に一目惚れし、積極的にアタックをかける。いつもぶ厚いメガネをかけて素顔を隠しているが、実はかなりの美人。
北枕 かみら (きたまくら かみら)
白石やよいが通う豪華高等学校に転校してきた少女。見た目は可憐な少女だが、その正体は女吸血鬼。美少年好きで、白石やよいの恋人・瀬川稔を自分の物にしようと企む。血が不足すると、コウモリの姿になってしまう。
飯島 醤太 (いいじま しょうた)
高飛車高校大阪校の生徒。恋人の瀬川稔を探すために大阪にやってきた白石やよいに、料理コンクールの助っ人を依頼する。
滝沢 今日子 (たきざわ きょうこ)
高飛車高校の創設者で、すべての支部を支配する首領。白石やよいの恋人、瀬川稔をさらった。高飛車高校京都支部校の生徒を名乗り、瀬川稔を探しにやってきた白石やよいに近づく。古の悪魔使いたちが身につけていたカボチャパンツの力で、念動力を使いこなす。
青山 さつき (あおやま さつき)
白石やよいのクラスに転校してきた少女で、白石やよいとうり二つの容姿をしている。正体は白石やよいのクラスメイトである黒川令子。白石やよいから恋人・瀬川稔を奪うため、父親の発明で顔を変え、青山さつきを名乗って彼に近づいた。猛烈なアタックの末に、瀬川稔を落とすまであと一歩というところまで迫るが、白石さつきの活躍により正体がばれる。
大橋 俊太郎 (おおはし しゅんたろう)
高飛車高校東京校の生徒。ニセ校長が全生徒を洗脳した際、風邪で休んでいたため、唯一洗脳から逃れることができた。他の生徒たちからいじめられていたところを、瀬川稔を探すために東京校に転校してきた白石やよいに助けられる。
集団・組織
高飛車高校 (たかびしゃこうこう)
『猫でごめん!』に登場する学校。日本中に支部を持つチェーン高校。優秀な生徒を集めて様々な方面のエキスパートを育て、世界征服を企んでいる。成績優秀だった白石やよいの恋人、瀬川稔に目を付け、彼を洗脳して転校させる。