百鬼夜行抄

百鬼夜行抄

祖父譲りの霊感を持つ青年、飯嶋律が、幽霊や妖怪達に関わっていく様子を描く。(2006年)文化庁メディア芸術祭漫画部門賞受賞。

概要

飯嶋律は亡くなった祖父・蝸牛(飯嶋伶)譲りの霊感を持ち、日常的に妖怪や幽霊が見える。同じく霊感のある従姉の飯嶋司広瀬晶と共に、何度も不可思議な出来事に巻き込まれる。しかし妖魔に対応する法力などは無いため、式神の青嵐や、叔父の霊能力者]・飯嶋開の力を借りるが、それぞれの思惑が絡んで事態は思わぬ方向へ進む。

登場人物・キャラクター

主人公

黒髪の気弱そうな若者。初登場時は16歳。物腰は柔らかいが、容易に人に本心を見せない。一浪した後、恵明大学に入学し、民俗学を専攻する。生まれつき強い霊感を持ち、幽霊や妖怪が見え、会話をすることができる。... 関連ページ:飯嶋 律

飯嶋 伶

眼鏡をかけた白髪の男性。飯嶋律の祖父。本編では既に死亡しているため飯嶋律達の回想などで登場する。存命中は小説家で、「飯嶋蝸牛」というペンネームで幻想小説を発表していた。青嵐など妖怪からは蝸牛と呼ばれる。強い霊感を持ち、独学で修練を重ねて法術を身に着けた。

『百鬼夜行抄』に登場する妖怪。長髪で着物姿の男性、または龍の姿で現れる。普段は飯嶋律の父親、飯嶋孝弘の遺体に住みつき、飯嶋家の家族として振る舞っている。かつて飯嶋律の祖父・蝸牛(飯島伶)の命令によって... 関連ページ:青嵐

黒髪を肩まで伸ばした女性。飯嶋律の従姉。飯嶋律より3歳年上で、現在大学生。1年留年している。飯嶋律同様、祖父・蝸牛(飯嶋伶)譲りの霊感を持ち、憑依されやすい。酒好きで、宴会好きの使い魔・尾白と尾黒の酒... 関連ページ:飯嶋 司

尾白

『百鬼夜行抄』に登場する妖怪。鳥が山伏の装束を着た姿をしている。前世は尾黒と双子の兄妹で妹にあたるが、仲はあまり良くない。尾黒と共に飯嶋律の使い魔をつとめている。酒豪の飯嶋司を「姫」と呼んで慕っている。人間にも化けるが、日本髪を結った姿で目立つため、飯嶋律からは敬遠されている。

『百鬼夜行抄』に登場する妖怪。鳥が山伏の装束を着た姿をしている。前世は尾黒と双子の兄妹で兄にあたる。飯嶋律の使い魔で、若い人間の男性の姿に化けることができるため、単独で彼のお供を勤めることが多い。道案... 関連ページ:尾黒

飯嶋 絹

和服姿の女性。飯嶋律の母で、蝸牛(飯嶋伶)の三女。長男・飯嶋覚が家を出たため、飯嶋孝弘を婿にとって家を継いだ。母・飯嶋八重子と共に、茶道・着付けの教室を開いて生計を立てている。霊能者だった父・蝸牛(飯嶋伶)の血をひくためか、勘が鋭い。

飯嶋 八重子

白髪の老年の女性。飯嶋律、飯嶋司、広瀬晶の祖母で、蝸牛(飯嶋伶)の妻。霊感は全く無い。家に度々起こる不可思議な現象を訝しがりつつも、あまり動じない。

ウェーブのかかった長い黒髪の女性。のちにショートヘアーになる。飯嶋律の7歳年上の従姉。初登場時は25歳。明るく社交的な性格。恵明大学を卒業後、一旦就職してから大学院生となり民俗学を専攻している。恵明大... 関連ページ:広瀬 晶

長髪を後ろで束ねた男性。大昔に生きた職人だったが、自らが作った箱庭に石となって取り込まれていた。飯嶋律と式神・青嵐によって蘇ったが、石だった時に青嵐から「石」と書かれ、その字が額から消えないため、普段... 関連ページ:石田 三郎

飯嶋 開

40代半ばの男性。飯嶋律の叔父で顔立ちが似ているが、冷然とした雰囲気を持っている。父・蝸牛(飯嶋伶)から勘当された後、26年間行方不明になっていたが、飯嶋律の手助けで戻る。強力な霊能力を持ち、式神達を操ることができる。飯嶋律に手助けをする一方で、霊能力を野心的に利用しようとする。

飯嶋 覚

眼鏡をかけた中年の男性。飯嶋律の伯父で飯嶋司の父。父・蝸牛(飯嶋伶)譲りの霊感で不可思議なものが見えるが意図的に避け、家を「バケモノ屋敷」と呼んで毛嫌いしている。

鬼灯

『百鬼夜行抄』に登場する妖怪。薄笑いを浮かべた赤い髪の青年の姿をしている。飯嶋律の祖父・蝸牛(飯島伶)が若い頃に出会い、以後付きまとうようになる。蝸牛と知り合った頃は赤間と名乗っていた。また、鬼灯は妖怪だと知った蝸牛(飯島伶)が名付けた。飯嶋司を苦手としている。

円照寺の住職

中年の僧侶。飯嶋律の妖怪絡みの相談相手。法力を持っているが、インチキ臭い言動をする。箱庭から蘇った石田三郎を寺男として置いている。

書誌情報

百鬼夜行抄ベストセレクション 全1巻 朝日新聞社〈〉 完結

第1巻

(2009年12月発行、 978-4022131522)

百鬼夜行抄 既刊17巻 朝日新聞出版〈朝日コミック文庫〉 連載中

第1巻

(2013年9月発行、 978-4022690401)

第2巻

(2013年9月発行、 978-4022690418)

第3巻

(2013年9月発行、 978-4022690425)

第4巻

(2013年9月発行、 978-4022690432)

第5巻

(2013年9月発行、 978-4022690449)

第6巻

(2013年9月発行、 978-4022690456)

第7巻

(2013年9月発行、 978-4022690463)

第8巻

(2013年9月発行、 978-4022690470)

第9巻

(2013年9月発行、 978-4022690487)

第10巻

(2013年9月発行、 978-4022690494)

第11巻

(2013年9月発行、 978-4022690500)

第12巻

(2015年6月23日発行、 978-4022690517)

第13巻

(2017年5月19日発行、 978-4022690524)

第14巻

(2014年1月発行、 978-4022690555)

第15巻

(2015年1月発行、 978-4022690593)

第16巻

(2016年1月7日発行、 978-4022690654)

第17巻

(2017年1月6日発行、 978-4022690708)

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