ソレミテ~それでも霊が見てみたい~

ソレミテ~それでも霊が見てみたい~

幽霊は好きだが一度も見たことがない漫画家・石黒正数がプロデュースし、同じく霊を見たことがない漫画家小野寺浩二が作画を担当し、東京を中心とした様々な心霊スポットを訪れるノンフィクションレポート漫画。

正式名称
ソレミテ~それでも霊が見てみたい~
ふりがな
それみて それでもれいがみてみたい
漫画
ジャンル
ホラー
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概要・あらすじ

ある日、都内の喫茶店で、霊が好きだが見たことはない漫画家・石黒正数から、とある企画を持ちかけられた同じく霊が好きだが見たことのない漫画家の小野寺浩二。その企画とは「霊を見るために心霊スポットを巡る」というもの。ふたりの企画はあっという間に決まると、編集者や他の漫画家を巻き込みながら様々な心霊スポットを巡ることになるのだった。

登場人物・キャラクター

小野寺 浩二 (おのでら こうじ)

『ソレミテ~それでも霊が見てみたい~』の主人公のひとり。幽霊や心霊現象は好きだが見たことはない漫画家で、同じ境遇の石黒から企画を持ちかけられ作画担当として参加。めがねっ娘好きで知られる。心霊好きではあるが怖がりで、初期は暗い道を恐る恐る歩いていたが、後にあまり気にしている素振りを見せなくなる。ロケの秘密兵器としてゴーストレーダーを持っている。 たまに老いを感じさせるため、ロケメンバー内でのあだ名は「おじいちゃん」。

石黒 正数 (いしぐろま さかず)

『ソレミテ~それでも霊が見てみたい~』の主人公のひとり。漫画『それでも町は廻っている』の作者で、本作の総合プロデューサー。幽霊は好きだが実際に見たことはなく、同じ境遇の小野寺に声をかけ企画をスタートさせた。変わったTシャツを着てきたり、謎のアイテムを持って来るなど、ロケでは小ネタを仕込み盛り上げようとすることもある。 すぐに風邪をひくため、ロケメンバー内では「貧弱」とあだ名され、実際に第7夜のロケは風邪で休んでいる。

星野 (ほしの)

掲載誌である『ヤングキングアワーズ』の担当編集者の女性。小野寺と石黒Pに比べると霊感があるのか、霊自体は見ていないものの、ロケ中に心霊現象らしきものを体験している。さすがは担当編集者だけあり、全ロケに登場している。

安達 (あだち)

少年画報社の販売部に所属している女性社員で本作の初期メンバー。極度の怖がりで、勘違いで周りを驚かせること多数。第9夜は長年の姿勢の悪さから尾てい骨を疲労骨折しロケを休む。第10夜で復帰するが、第21夜にて卒業を表明し、その後はロケに登場しなくなった。

大野 (おおの)

掲載誌『ヤングキングアワーズ』の編集者。恰幅のいい男性として描かれており、最初は用心棒としてロケに現れる。行動力があり、心霊スポットで暮らしているホームレスに突撃インタビューしようとしたことも。第2夜以降、度々登場する。

筆谷 (ふでたに)

掲載誌『ヤングキングアワーズ』の編集長。第3夜から登場し、東京近郊の取材に車を出してくれる人物。しかし怖がりのため頑なに心霊スポットまで行くことを嫌がり、基本的には車を守るという名目で、車から降りない。

水上 悟志 (みずかみ さとし)

石黒Pのたっての希望でゲストとして登場した漫画家。懐中電灯や女性陣向けの清めの塩を渡したりと紳士的な男性。しかし、ロケにカメラを忘れるなど、おっちょこちょいな面も。第7夜より登場し、ビニール袋をたくさん持った貞子っぽい人物を目撃。その後もたまに登場する。

はやぶさ ゆか

第12夜で、なかなか霊が見られないメンバーが霊の存在を体感するために会いに行く霊能者。オーラの色や体の悪い所を視ることができ、守護霊からのメッセージを伝えることができるそう。「視えちゃいました」が決めゼリフ。

萩原 (はぎわら)

第16夜に登場するゲスト。以前にも霊を見たことがあると語り、小野寺や石黒Pなど、他のメンバーよりもずっと霊感が強いようで、第16夜は萩原の視点から語られる。作品中でも謎の足音や叫び声などを体験し、ロケの本気さにおびえている。

中野 由紀子 (なかの ゆきこ)

「前世の存在を証明できれば、霊の存在を証明したことになる」という理屈で、角度を変えて霊体験をするためにメンバーが会いに来た催眠セラピストの女性。前世を見せてくれる人物で、小野寺には山で暮らす男性を、石黒Pには砂漠で暮らす褐色の肌の男性を見せた。

宮原 るり (みやはら るり)

掲載誌『ヤングキングアワーズ』で活躍する女性漫画家。初の1泊ロケである第18夜で登場する。ロケ先のG県に住んでいるということと、怖がり要因である安達が来ないため、星野にだまされて来ることになった。怖がりなだけでなく、切符を無くして慌てるなどネタに事欠かない人物。

ウニ

第20夜で登場するオカルト小説家。少年画報社の新年会の後、幽霊が「出る」と噂の社屋でこっくりさんをすることとなり、その指南役として参戦。皆に細かく指示を出し、こっくりさんを行うが残念ながら失敗に終わる。

深澤 (ふかざわ)

第21夜で卒業してしまった安達にかわって星野がスカウトしてきた新メンバーの女性編集者。魂が宿ると言われているため、ロケ中は星野の指示でぬいぐるみを抱いている。新メンバーといいつつ、その後の登場はない。

場所

心霊スポット (しんれいすぽっと)

幽霊が出ると噂される少年画報社の社屋からはじまり、千駄ヶ谷トンネルや平将門の首塚など、都内の名だたる心霊スポットを巡り、果ては日本三大霊場のひとつ、恐山にも訪れることになる。

クレジット

その他

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