神男子のいいなずけ

神男子のいいなずけ

大学に進学した桐谷余花は、友達ができなくて困っていた。受験の時に、偶然見つけた神社が近くにあったことを思い出した余花は、そこへお参りし「友達ができますように」と祈る。するとそこに神が現れて、突然彼女にプロポーズした。女子大生と神様の恋愛を描いた、和風ファンタジー。小学館「Cheese!」2019年12月号から2020年8月号まで連載。

正式名称
神男子のいいなずけ
ふりがな
かみだんしのいいなずけ
作者
ジャンル
恋愛
 
和風ファンタジー
レーベル
フラワーコミックス(小学館)
巻数
既刊2巻
関連商品
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概要・あらすじ

4月。大学に入学した桐谷余花は、新歓コンパで同級生から嫌われてしまう。以来2週間、友達ができない余花は、ある雨の日、大学近くの神社に向かう。そこは、大学受験の時に偶然見つけた場所で、不思議と落ち着く場所だった。「友だちができますように」と祈る余花の前に、白い髪と赤い目をしたイケメンが突然現れた。彼は鏡蛇という神様で、2か月間、余花を待っていたという。受験帰りに「もし受かってこっちに住むことになったら、また来ます」という余花の言葉を覚えていたというのだ。鏡蛇は、余花を花嫁にすると宣言する。余花は鏡蛇のことを、幻覚かちょっとおかしい人だと考え、適当にあしらって神社をあとにする。別れ際に鏡蛇は、余花が差していた傘を、命の次に大切にするようにと話して消えた。その折りたたみ傘は祖母の形見で、いつも大事に持ち歩いているものだった。翌日、大学の教室で、余花は傘を持ちながら鏡蛇の名を呼んでみた。すると急に風が巻き起こり、そこに鏡蛇が現れた。鏡蛇の姿も声も他の人には見えていないらしい。彼は本物の神様だった。祖母の形見の傘は、神と人間を繋ぐ依り代なのだそうだ。神様に見初められた女子大生は、鏡蛇のいいなずけとして、次第に彼に惹かれていくのだった。

登場人物・キャラクター

桐谷 余花 (きりたに よか)

大学1年生の女子。強気な性格が災いし、新歓コンパで同級生に嫌われてしまう。以来、クラスに馴染めず、友達ができないことに悩み、神社で願い事をする。そこは大学受験の時にも訪れていた神社で、神様の鏡蛇に見初められ、プロポーズされる。ストーカーのようにつきまとう鏡蛇に困惑していたが、やがて彼の優しさと自分への愛に気づき、惹かれていく。

鏡蛇 (かがち)

桐谷余花が通う大学の近くにある神社の神様。白い髪、真っ赤な眼、牙が特徴の和装イケメン。本体は白蛇。大学受験の帰りに神社に立ち寄った余花を見初める。2か月後、再び神社にやって来た余花にプロポーズする。数々の神通力を持つ。

書誌情報

神男子のいいなずけ 2巻 小学館〈フラワーコミックス〉

第1巻

(2020-05-26発行、 978-4098710058)

第2巻

(2020-09-25発行、 978-4098710812)

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