薫る花は凛と咲く

作者・三香見サカ初連載作品。バカの集まる底辺男子校・千鳥高校と由緒正しきお嬢様女子校・桔梗学園が隣り合う町が舞台。千鳥高校に通う強面で自己評価の低い紬凛太郎と、桔梗学園に通いながら高飛車なところがなく、見た目で人を判断しない小柄な和栗薫子との青春学園物語。学校同士はいがみ合っているものの、凛太郎と薫子は徐々に距離を縮めていく。ピュアな二人の甘酸っぱい関係や、彼らを取り巻く友人、家族の人間模様を繊細なタッチで描く。憂いのある表情やコマまわしが秀逸で、物語に引き込まれていく。「登場人物が全て優しい漫画を描きたい」という作者の気持ちが込められた作品。講談社「マガジンポケット」2021年10月20日号より配信開始。作者の三香見サカは2020年12月に第105回「週刊少年マガジン新人漫画賞」を受賞したばかりの新人作家ながら、若年層を中心にTwitterで話題を呼び、コミックス1巻は発売してすぐに重版がかかるほどの話題作となる。第6回「みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞」第2位 、「次にくるマンガ大賞2022」Webマンガ部門第6位を受賞。

正式名称
薫る花は凛と咲く
ふりがな
かおるはなはりんとさく
作者
ジャンル
恋愛
 
青春
レーベル
講談社コミックス(講談社)
巻数
既刊8巻
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概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

紬 凛太郎 (つむぎ りんたろう)

高校2年生の男の子。16歳。偏差値が低く、底辺といわれる男子校・千鳥高校に通う。190センチと背が高く、金髪でピアスをしており、目つきが悪く強面。初対面の相手は凛太郎を見て勝手にビビり、その気もないのにケンカを売られてしまう。本当は優しい男の子。両親はケーキ屋を営んでおり、よく手伝いをさせられる。自分の内面を伝えるのが下手で、友達との間にも壁をつくってしまう。いままで見た目で勝手な判断をされてきたことから、諦めが早く、自己評価も低い。

和栗 薫子 (わぐり かおるこ)

高校2年生の女の子。16歳。名門お嬢様女子校・桔梗学園に通う。身長148センチと小柄で目が大きく、腰までの長い髪が特徴。表情が大きく変わる素直で芯の強い女の子。お嬢様ではなく、一般家庭で育つ。特待生で桔梗学園に入学し、成績一位をキープしている。食べることが大好きで、紬凛太郎の両親が営むケーキ屋の常連。食堂でバイトをしたお金を貯金して、月に1~2回、ケーキを買いに行く。お嬢様校に通っているものの、高飛車なところはなく、人を見た目で判断しない。

書誌情報

薫る花は凛と咲く 8巻 講談社〈講談社コミックス〉

第1巻

(2022-03-09発行、 978-4065266090)

第2巻

(2022-05-09発行、 978-4065278512)

第3巻

(2022-07-08発行、 978-4065283868)

第4巻

(2022-09-09発行、 978-4065291443)

第5巻

(2022-11-09発行、 978-4065296417)

第6巻

(2023-01-06発行、 978-4065303344)

第7巻

(2023-03-09発行、 978-4065309599)

第8巻

(2023-05-09発行、 978-4065316016)

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