概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
武良 茂 (むら しげる)
武良茂は水木しげるの本名。水木というペンネームは、神戸で買ったアパートの水木荘から。これはアパートが兵庫区の水木通りにあったことからついた。鳥取県境港で育つ。幼少の頃より不思議なものに惹かれて空想の世界に浸っていた。どこまでもマイペースで学校も2時限目から登校。 絵を描くことが大好きで、絵描きを目指していた。徴兵され、ラバウル戦線で片腕を失う。現地人のトライ族と仲良くなりパウロと呼ばれていた。紙芝居、貸本マンガなどの原稿を描くも、貧乏暮らしを強いられていたが、月刊マンガ誌で『テレビくん』を描き次々と仕事が殺到。貧乏神は小さな福の神が追っぱらってくれた。 妖怪や妖精に会う旅、かつて片腕を失ったラバウル再訪など、精力的に活動。鳥取県境港には水木ロード水木記念館が完成、Oh!大水木しげる展は全国12ヵ所を巡り好評を得た。
のんのんばあ
水木しげるの家にお手伝いに来ていた老婆で、妖怪や地獄・極楽の話をしてくれた。この幼少期の話が水木しげるに大きな影響を与えた。
場所
境港 (さかいみなと)
水木しげるが幼少より育った。のんのんばあにより、この世の不思議、妖怪、地獄・極楽などを教えてもらい、実際にいろいろな不思議な出来事に出会う。高等小学校ではガキ大将として、多くの手下を従えており、ケンカも多かった。その後境港を出て、大阪桃谷の精華美術学校へと通うことになる。 境港には現在水木ロード水木しげる記念館がある。
ラバウル
徴兵された水木しげるは、地元の鳥取連隊に入り、その後、ラバウル戦線へと出征。空襲で片腕をやられる。現地人の少年トペトロと仲良くなり、現地人からはパウロと呼ばれていた。戦後にもラバウルへ赴き、トペトロの葬儀も行った。その後、ラバウルの火山が爆発し、トペトロのトライ族も灰によって壊滅した。