概要・あらすじ
鳥取県境港で育った村木しげるは、世の中の不思議なことや妖怪、地獄・極楽について考えることが大好きだった。それは、近所に住むのんのんばあが教えてくれるのだった。その後、のんのんばあは、村木家へお手伝いとして入ることに。しげるは、べとべとさん、ぬるぬる坊主、小豆はかりなど、多くの妖怪を見ていく。
登場人物・キャラクター
村木 しげる (むらき しげる)
村木しげるは鳥取県境港で育った幼少時代、近所に住むのんのんばあから世の中の不思議、妖怪、地獄・極楽の話を聞いていた。
のんのんばあ
村木しげるに妖怪や地獄・極楽の話を教える。のんのんばあだけはしげるのことをしげーさんと呼ぶ。信心深く、熱心にお祈りもするが、彼女自身自分のお祈りはあんまりきかないと言っている。病気の千草の面倒をし、最期を看取った。
千草 (ちぐさ)
東京からやってきた病気の美少女。のんのんばあが面倒をみている。毎日ふさぎこんでいたが、のんのんばあの十万億土(極楽のこと)の話や、村木しげるの絵物語で、目に入る世界とは違うもうひとつの世界があると知る。しげるの夢に現れ、極楽までの道をを行くが、しげるは追い返され、千草のみが極楽まで行くのだった。
場所
村木家
『のんのばあとオレ』の主人公の家。村木しげる、村木望(父)、村木道(母)、村木正(兄)、村木有(弟)という家族構成。