究極超人あ~る

春風高校に転校してきたアンドロイド、R・田中一郎と、彼が所属する光画部のメンバーが巻き起こす騒動を描いた文化系部活漫画。第19回星雲賞マンガ部門受賞。

概要・あらすじ

春風高校の2年生に転入してきたR・田中一郎。彼は成原博士が作ったアンドロイドで、世界征服を命じられていたが、すっかり忘れて光画部の部員として日々過ごしていた。光画部を目の敵にする生徒会との戦いや、傍若無人な鳥坂先輩はじめ光画部のOB連が、光画部の騒動を繰り広げてゆく。ラストは成原博士があ~るの妹、R・29号と共に世界征服を目論み、春風高校に要塞を作るが破壊される。

あ~るも瓦礫の下敷きになったと思われたが、後に生還する。

登場人物・キャラクター

R・田中一郎 (あーる・たなかいちろう)

光画部の撮影旅行でやってきた宇南山(うなやま)のやしゃヶ池から出現。二週間遅れて1学期の最終日に春風高校に転校生としてやってくる。その正体は成原博士の作ったアンドロイド。R・28号。ロボットと言われるといちいち訂正する。首がよく取れる。主食は白米で甘酒で酔っ払い、おかずを食べると調子が悪くなる。 コンセントを内蔵しており、電気炊飯器をつなぐことでご飯を炊くことができる。鳥坂が部長引退後はOB会議の審議を経て正式に部長となる。常に学生服を着ており脱いだことがない。足も下駄履き。成原博士に作られた後、お化け屋敷に売り飛ばされて無理やり働かされた。モデルとなったのは、成原博士の息子のあきら。 元々世界征服のために作られたロボットであり、成原博士の世界征服と光画部の間で葛藤して何もできない。しかし、さんごがさらわれたのを追って要塞内部に潜入、メカ成原と戦い、建物の下敷きになり行方不明。その後、道に迷って宇南山のやしゃヶ池から出現。再会を果たす。

たわば

光画部OB。喫煙者。後輩に理不尽な指導をする。女の子が下品なネタを使うのを拒絶すており、女の子に幻想を持ちすぎている(さんご談)。卒業後は写真学校に行ったが、通ってはいないらしい。

鳥坂 (とさか)

1983年度入学。光画部OB。部長だったが、引退後はあ~るを部長に指名した。何かとハリセンで頭をはたく、無理難題を言う、突然関節技をかけるなど、その行動は横暴、傍若無人。自称他称含め「戦うセンパイ」「ジ・OB」「敗北を知らぬ男」等の呼び名がある。一時は卒業が危ぶまれたが無事卒業し、東京都職員に。 その後も頻繁に光画部に顔を出す。12月生まれ。19年間連勝記録中。ニコンF3を使用。愛車はホンダXL250Rパリ・ダカール。

大戸島 さんご (おおとじま さんご)

1984年度入学。髪はショートカット。体型も未発達なので、水着を着ると中学生と間違われた。鳥坂引退後は指名されて副部長となる。2年D組、3年D組と進級。体育祭では運動系部活を差し置いて大活躍。陸上競技で続々1位をもぎとりD組優勝の原動力に。名前は3月5日生まれで「さんご」と名付けられた。 卒業後は地元の役所勤務となるが、連日光画部に通っている。姓の「大戸島」はゴジラの出現地から命名。

堀川 椎子 (ほりかわ しいこ)

1984年度入学。光画部の副部長。光画部の部室閉鎖後、一時生徒会の写真部設立に寄与し、設立後に退部。光画部時代の機材を廃棄として、再び光画部が使うというウルトラCを見せる。修学旅行で一般生徒の写真を密かに撮っており、生徒会の追及を退けるなど脇の甘い光画部を支えている。 さんごからは「光画部のお母さん」と言われている。日大芸術学部の写真学科を狙っており、卒業後は女子大生に。

柳 昇 (やなぎ のぼる)

春風高校の校長。理事長は妻なので、妻の方が偉い。生徒の前で話すと落語のようで面白く、生徒が退屈しない。実は毒島と同じく光画部のOB。モデルは落語家の春風亭柳昇(故人)。イメージアルバムやサウンドトラックでは本人が出演している。

松浦先生 (まつうらせんせい)

あ~ると大戸島さんごたちの2年D組の担任。担当は現代国語。ヒゲが濃い。3年に進級してからもあ~るの進路相談や足りない単位を補習で埋めるなど苦労している。

成原 成行 (なりはら なりゆき)

工学博士。奇行や自分でも原理の分からない珍発明を次々作り出している。練馬区諫坂町在住。交通事故に逢った息子、あきらそっくりなロボットとしてR・28号「あ~る」を作った。ただし息子は存命。口癖は「学会に復讐してやる」。学会から追放されたことがあるらしい。2色ページやカラーページになど、画面に色が付くと登場する傾向がある。 逆に白黒になると帰ってゆく。最後は突如世界征服することを思い出し、R・29号を作る。その後春風高校を占領し、要塞化するが土木研究会によって解体される。

成原 あきら (なりはら あきら)

成原博士の息子。交通事故に逢ったことをきっかけに、成原博士があきらをモデルにあ~るを作った。背格好はほぼ一緒で、たまに間違えられる。

西園寺 まりい (さいおんじ まりい)

1984年度入学。2年A組。極度の近眼で眼鏡はかけないと何も見えない。性格は強引、ワガママ、唯我独尊と、鳥坂とに居ている。生徒会選挙で、会長の座をあ~ると争う。最後は『うる星やつら』のラムのコスプレまでして僅差で勝つ。光画部とは因縁があるようで、何かと目の敵にする。 次期生徒会長に立候補者が出なかったので、後継者に島崎を指名し見事当選するが、鳥坂先輩の後輩と知って悔しがる。その後も姑っぽく生徒会に口を出す。成原博士の世界征服が始まると、島崎の不在をいいことに生徒会の指揮を執る。髪形は大学生になってから、ウェーブがかったロングに。

鴨池 (かもいけ)

1984年度入学。生徒会のメンバーで、様々な工作を行う知恵袋。いつも変らぬ表情だが、まりいが動揺するような不穏なことを吹きこんで楽しむ。

鰯水 等 (いわしみず ひとし)

1984年度入学。軽薄短小の色男。鴨池曰く「色魔」。ここ5年間の全校女生徒の顔を覚えているという特技を持つ。当初は生徒会サイドの人間として登場するが、西園寺えりかのお目付け役として光画部の撮影旅行に同行し、そのまま最後まで長野から伊豆まで旅行する羽目になり、すっかり光画部に染まってしまう。 部員の中では唯一、部費を支払っている。西園寺まりいに密かに想っているようで、こっそりポートレートを撮影するなどしている。父のニコンF1を使用。ただしレンズは自前。

伊東 (いとう)

1984年度入学。文芸部の部長。ブロック塀の上を走るなど、行動が猫のよう。生徒会が、光画部を潰そうとしている事を忠告にやってくる。修学旅行中、ガールフレンドと押し入れで指相撲しているのを目撃された。ミス春高コンテストに出場。女装した有島と出くわし、お互いに認め合っていた。

有島 (ありしま)

1984年度入学。漫画研究会の会長。眼鏡をかけており、瞳はあまり見えない。生徒会の横暴に対して、「弱小クラブ部長連絡会」を設立する。生徒会との戦いの末、新部室を勝ち取った光画部の新装開店にも招待されている。ミス春高コンテストに出場。女装した伊東と出くわし、お互いに認め合っていた。

島崎 (しまざき)

1985年度入学。つぶらな瞳と高校生ながらヒゲを蓄えた土木研究会会員。会長の土方と共に、旧校舎に移転した光画部の部室修復工事をしてもらった。多少押しの弱いところがある。建物の壊れた箇所を見ると我慢できない正確で、密かに校舎の修繕をしていた。この行為が西園寺まりいの目に留まり、「謎の営繕マン」として次期生徒会長に指名される。 しかし、島崎は鳥坂の中学時の後輩であり、傀儡として生徒会を操ろうとしていた西園寺はショックを受ける。その後も、生徒会長の職務に就きながら、土木研究会として校内の営繕をつづけている。

天野 小夜子 (あまの さよこ)

1985年度入学(転入)。旧校舎に住み着いていた幽霊(生霊)。成原博士から借りた発明品で幽霊の後を追い、病院に入院しているのを発見。担当医は奈良森先生。交通事故で入院し、それ以来意識不明で入院していた。体は回復したが意識が戻ってこない、いわゆる「眠り姫」状態となっており、結局昼の間は生き霊として体から離脱し、夜になると体に戻って寝ていた事実が判明。 交通事故と言っても膝をすりむいた程度。天野セト曰く性格が折れ曲がった、らせん階段のような娘。聖邦学園二年生でバレー部主将だったが、後に春風高校に転入。あ~るの磁場がいいので実体となってからも、よくくっついている。実は高校二年というのが発覚して、鳥坂の指名で部長になる。 祖母が苦手。2年B組。

天野 セト (あまのせと)

天野小夜子の祖母。古風な人間で躾や礼儀作法に厳しい。幽体離脱した小夜子を、「身内の恥」とばかりに追いかけ、春高の体育祭の期間中光画部の部室に居座っていた。生徒会と光画部のバレーボール試合に現れた小夜子の気配を感じ登場。創業2000年を誇る天野家の名誉のために生霊を止めさせようとする。

奈良森先生 (ならもりせんせい)

入院している天野小夜子の担当医。生霊となった小夜子を見ても信じない。眼で見た物より、科学を信じるタイプ。物語終盤では、成原博士の世界征服を止めさせるため、説得要員として呼ばれた。

毒島 (ぶすじま)

春風高校の用務員。 実は光画部OBでもある。OBと判明してからは新歓コンパや旅行の見送りなどでも度々登場する。仮装時の格好は『仮面ライダー』の死神博士風。風貌も死神博士を演じた天本英世がモデル。

兵頭 信 (ひょうどう まこと)

1986年度入学。1年A組。光画部の新入部員。それなりに美少年で、自分が美形なのを自覚している。自称、品性下劣。幼稚園の時には曲垣剛に告白され、結婚誓約書を交わしている。ミス春高コンテストに出場しようとするが、過去に「町内女装美人コンテスト」で優勝しているためプロとみなされ、参加不可に。 さそり座の11月生まれ。マミヤ襲来のシリーズでは描き忘れられ、登場せず。得意技はキングアラジンのマネ。カメラは持っておらず、インスタントカメラを持参、鳥坂に呆れられる。

西園寺 えりか (さいおんじ えりか)

1986年度入学。1年D組。光画部の新入部員で、西園寺まりいの妹。偶然からあ~るにスカートを下ろされ、下着を見られてしまう。それが切っ掛けであ~るに惚れて入部。将来は結婚するつもりでいる。得意技は般若心経を唱えることと、まりいの真似。一白水星友引の生まれ。カメラは6×9cm判のマミヤユニバーサルプレスを家の蔵から持ち出したが、部室で現像ができないため鳥坂に却下される。

曲垣 剛 (まがき ごう)

1986年度入学。180センチを超える長身で、元諫坂三中のエース。中学野球で優勝している。春風高校では野球部に入ろうとしていたが、信の頼みで光画部に誘われる。光画部と試合をして、剛が9人打ち取ったら野球部へ、1点でも取ったら光画部へ。結果光画部へ。本当はお華の師匠になりたかったようである。 部室で花を生け、それを撮影してパネルにしている。カメラは持っていないので撮影の際は浅野から借りていた。

通りすがりのおじさん (とおりすがりのおじさん)

あ~るの監視をしている男性。サングラスにコート、くわえ煙草。あ~るが成原博士によって作られたことを教えてくれる。卒業アルバムの写真コンペの審査員として参加。「通りすがりのおじさん」とはこの時の命名。あ~る憎しで光画部に辛い点を付ける。 部下からは「班長」と呼ばれている。 成原博士の世界征服計画を監視する警察関係者。「成原博士は自分の作ったメカで世界征服を企んでる」というタレコミが本人から警察署から大量に来るので、やむを得ず捜査にすることに。

毛利 郷子 (もうりさとこ)

あ~るたちの修学旅行で奈良・京都のガイドをしてくれたバスガイド。阪神ファン。行動が過激であ~るに各種プロレス技をかける。その翌年は春高の修学旅行先を調べ、九州の観光会社に転職してまであ~るを待っていた。その後、成原博士の世界征服を知り、春高に駆けつける。 この時点で24歳。

バーディ

連邦警察のアルタ人女性警察官・バーディー・シフォン・アルティラ。光画部が伊豆に海水浴行った際に登場。あ~るが飛ばした粉砕バットを投げ返してきた。作中ではあ~る側の視点で描かれているが、『鉄腕バーディ』ではバーディ側の視点から、あ~るの粉砕バットが飛んでくる様子が描かれている。

岸田 (きしだ)

1984年度入学。さんごたちと同じ学年で、光画部部員。リーゼントで細い目。存在感が薄いため、物語後半になるまで正式に名前で呼ばれていなかった。最終的には3年B組。志望校は練馬産業大学だったが、浪人生に。卒業後もOBとして度々光画部に顔を出す。

浅野 (あさの)

1984年度入学。さんごたちと同じ学年で、光画部部員。丸眼鏡をかけている。存在感が薄いため、物語後半になるまで正式に名前で呼ばれていなかった。最終的には3年C組。志望校は練馬産業大学だったが、浪人生に。卒業後もOBとして度々光画部に顔を出す。

久美子 (くみこ)

中学生。バレンタインには鳥坂にチョコを送った。鳥坂に負けず劣らず強気な少女。鳥坂と倉田義顕との戦いでは、倉田(弟)によって人質になり、悲劇のヒロイン風の演技で悦に入った。後日、いじめられっ子を鍛え直すべく、鳥坂から教育係として指名され、連日しごいている。

倉田 義顕 (くらたよしあき)

諫坂工業に通う高校生。いじめっ子三人組のリーダー格、倉田(弟)の兄。自称、ケンカ十段。弟が鳥坂に恥をかかされたと吹聴したため、光画部へ乗り込んでくるが、鳥坂のペースに巻き込まれて、なぜか後日決闘することになる。当日、鳥坂は話し合いをするつもりで攻撃を避けていたが、久美子が人質に取られ、眼鏡を落としてしまったために手加減ができず、カウンターを食らわすなど一方的になってしまう。 結局、いじめられっ子が割って入り、真相が明らかになり弟は兄に殴られた。

倉田【弟】 (くらた)

栄三中に通う中学1年生。いじめっ子三人組のリーダー格で、特定の少年をいじめ、金を巻き上げたりしている。それを鳥坂に暴かれたところ、逆恨みをして兄をけし掛けてきた。

いじめられっ子 (いじめられっこ)

栄三中に通う中学1年生。気が弱く、体力もあまりないため、いじめっ子三人組に目を付けられて集中的にいじめられている。栄三中OBでもある鳥坂のおせっかいな介入によって、事態はより混乱し、倉田(兄)と鳥坂が戦う事になり、二人の間に泣いて割って入った。結局、いじめはなくなったが、代わりに鳥坂の命令で久美子がビシビシ鍛えている。

レオナルド根岸 (れおなるどねぎし)

1987年度入学。剛をも超える身長180センチ以上の長身。帰国子女でバスケやアメフト経験者とあって各運動部が獲得に動いたが、実は経験があるだけで選手ではなかった。外人ということで鳥坂の琴線に触れたらしく、光画部に無理やり入れられるが、これといって特技はない。あ~るからは「米国の人」ということで尊敬される。

国枝 千里 (くにえだ せんり)

1987年度入学。光画部の新歓コンパを見て入部した。髪型は真ん中で軽く分けたショートカット。信やあ~るの特撮芸に細かいチェックを入れる、重度の特撮マニア。

荒又 (あらまた)

1987年度入学。近衛史喬と共に光画部へ見学に来て、新歓コンパを見てそのままに入部する。性格は短気で直情直結。西園寺まりいの従弟。

近衛 史喬 (このえ ふみたか)

1987年度入学。あまり開かない細い目が特徴。荒又と共に光画部の見学にやってきたが、結局写真部に入る。実は写真雑誌コンクールの常連だった。

間宮 善三郎 (まみや ぜんざぶろう)

光画部の現役顧問。80歳を超える年齢で、春風高校の非常勤講師を勤める。持病のリューマチが悪化して田舎で静養していたが、久々に春高へやってきた。柳や毒島からは「まみや」と呼ばれ怪獣のように恐れられている。過去には「間宮先生の横暴を許すなキャンペーン」によって映研が記録フィルムを作り、これには近年作られた再編集版もある。 旧校舎内の部室に、シャッターを破って侵入するが、腰を痛めてそのまま運ばれ、色々ウヤムヤになる。

R・29号 (あーるにじゅうきゅうごう)

成原博士が作ったあ~るの妹アンドロイド。R・29号と呼ばれていたが、あ~るの「田中一郎」のように名前が欲しいと、アール・デコを名乗る。あ~るに変わって世界征服を実行するが、あえなく失敗。最後は光画部の部員となっている。

宇南山のウサギ (うなやまのうさぎ)

『究極超人あ~る』に登場する兎。光画部が撮影旅行でやってきた、宇南山に住んでいる野生の兎。片目に傷を負っており、毎回鳥坂と戦っている。

狂戦士 (ばーさーかー)

『究極超人あ~る』の登場するロボット。成原博士が作ったザコメカ。「うひょひょ」「もけもけ」という音を出すが、声か作動音かははっきりしない。ロボットとはいえ1対1なら鳥坂や毛利にあっけなく倒される程度の強さ。大量に生産されているため、集団戦を挑んでくる。デザインの元ネタはフレッド・セイバーヘーゲンの代表作『バーサーカー』シリーズの日本版イラスト(画:加藤直之)から。

メカ成原 (めかなりはら)

『究極超人あ~る』に登場するロボット。世界征服のため、狂戦士の製造を効率化しようと、成原博士によって作られた。手が4本あるためスピードは倍、しかも頭脳は博士と同等のため、それに気付いたメカ成原は本人に代わって世界征服をしようとする。最後は要塞の下敷きになるが、脱出して何処かへ消えた。

光画部時間 (こうがぶじかん)

指定の時間より前後2時間ずつの幅をとること。光画部内部の独自ルール。ただし撮影会の時には太陽の位置が変わってしまうので時間厳守。

通りすがりのマンガ家 (とおりすがりのまんがか)

兵頭信が「ミッキー鳥越がゆうきまさみの愛人」と言った途端にバットで殴りかかってきた。部室からつまみだされる際に「この作者不孝者!」と言っているので、名乗ってはいないものの正体は作者であるゆうきまさみ。

場所

春風高校 (はるかぜこうこう)

東京都練馬区諫坂町にある私立高校。校風は自由で、制服もない。創立の歴史は古く、戦前からあったようである。現在の校長は柳昇。最寄りの駅は諫坂。モットーは「ゆるがぬ教育」。

光画部 (こうがぶ)

春風高校の部活動の一つ。いわゆる写真部のこと。部活動の暗部と呼ばれ、騒動あるところにその姿ありと謳われている。活動を停止させようとする生徒会長西園寺まりいとしばしば争い、部室接収に抵抗して一週間余りもサバイバルゲームで戦い続けた。

超科学要塞 (ちょうかがくようさい)

『究極超人あ~る』に登場する要塞。成原博士が世界征服の第一歩として春風高校の屋上に作った要塞。大阪万博の際に作られた「太陽の塔」のようなデザイン。実際はハリボテのように安普請な作りとなっている。内部には大量の作業用ロボットや狂戦士などがいる。アール・デコがここを拠点に世界征服を始め、手始めに光画部を退治しようとする。 最後は土木研究会によって解体され、あ~るはその下敷きになって一時行方不明になる。

その他キーワード

轟天号 (ごうてんごう)

あ~るが乗っている自転車。3人乗りでも壊れない丈夫なギア付き自転車。アニメ版では荷台に板を乗せて最大10人まで乗った。登場時はスワローハンドルだったが、途中からドロップハンドルに。

粉砕バット (ふんさいばっと)

ただの金属バット。光画部では写真現像のために使う平皿のことをバットと呼び、あ~るが両者の区別ができないので便宜上こう呼ばれた。猫の小屋を作る際に工具として使ったり、野球をする際にも使う。

究極戦隊コウガマン (きゅうきょくせんたいこうがまん)

『究極超人あ~る』に登場する劇中劇。あ~るの見た初夢という体で、コウガブラックとなるあ~るをはじめ、登場人物たちが戦隊物に出演する回。主題歌は後に実際に制作され、イメージアルバムに収録された。ブラックは途中から「戦隊刑事あ~る」に変身。ヘル・マリイをフンサイブレードで倒すなど、戦隊物だけでなく宇宙刑事物も混じっている。

書誌情報

究極超人あ~る 全9巻 小学館〈少年サンデーコミックス〉 完結

第1巻

(1986年2月発行、 978-4091214119)

第2巻

(1986年5月発行、 978-4091214126)

第3巻

(1986年8月発行、 978-4091214133)

第4巻

(1986年9月発行、 978-4091214140)

第5巻

(1986年11月発行、 978-4091214157)

第6巻

(1987年1月発行、 978-4091214164)

第7巻

(1987年4月発行、 978-4091214171)

第8巻

(1987年7月発行、 978-4091214188)

第9巻

(1987年9月発行、 978-4091214195)

究極超人あ~る 全4巻 小学館〈少年サンデーコミックス ワイド版〉 完結

第1巻

(1991年9月発行、 978-4091227317)

第2巻

(1991年10月発行、 978-4091227324)

第3巻

(1991年11月発行、 978-4091227331)

第4巻

(1992年1月発行、 978-4091227348)

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