空手小公子 小日向海流

空手小公子 小日向海流

新体操部を辞めさせられた名門体育大学1年生の小日向海流が、空手を始め、大学内で起きる抗争や様々な出来事に巻き込まれていく姿を描く。

正式名称
空手小公子 小日向海流
ふりがな
からてしょうこうし こひなたみのる
作者
ジャンル
バトル
 
空手
レーベル
ヤンマガKC(講談社)
巻数
既刊50巻
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概要・あらすじ

東京の郊外に位置する一流体育大学である嶺南大学1年生の小日向海流は、新体操部の先輩からいじめを受けて退部させられていた。ある日も新体操部の三崎七奈の練習に付き合っていたところ、先輩たちにリンチされかけるが、第二空手部武藤竜二に助けられる。小日向海流はその後、半ば騙される形で第二空手部に入部することとなった。

登場人物・キャラクター

小日向 海流 (こひなた みのる)

名門体育大学である嶺南大学の一年生で、新体操部に所属しオリンピックを目指していたが、先輩のいじめを原因に退部する。いじめられていたところを武藤竜二に助けられ、そのまま半ば騙される形で彼のいる第二空手部に入部することになる。元新体操選手の身体と持前の格闘センスで、空手家としてめきめきと成長していく。 また当初は弱気な性格だったが、空手を通して徐々に自信を持つようになる。

武藤 竜二 (むとうりゅうじ)

小日向海流を空手の道に引き込むきっかけとなった人物で、夜な夜な覆面を被って学内を徘徊しては、格闘技系の部活に所属する学生に辻斬りのように喧嘩をふっかけるなど、無類の喧嘩好き。大会で優勝するほどの実力者であり、私闘を認めない第二空手部において、小日向海流に喧嘩のための空手を教えた。

南 広樹 (みなみ ひろき)

小日向海流が入部した当時の第二空手部の主将であり、口八丁で小日向海流などの新入部員を半ば騙す形で獲得している。喧嘩やもめ事を好まず、何かあれば渾身の土下座で解決する。空手の伝統を重んじており、小日向海流が私闘をするのも認めなかったが、決してことなかれ主義ではなく、後輩のピンチにはしっかりと駆けつける責任感がある。 極度の痔持ち。

伊吹 謙悟 (いぶき けんご)

小日向海流が入部した第二空手部のメンバー。表情が表に出ないクールな性格で、口数の少ないタイプ。武藤竜二も認めるほどの空手の実力者。少年空手の指導員のバイトをしており、子供の前では普段見せないやわらかい表情を見せた。兄を倒したムエタイ戦士を倒すため、嶺南大学を中退する。

間宮 聖二 (まみや せいじ)

小日向海流が入部した第二空手部のメンバーで、小柄で温厚な青年。昔ながらの剣道をやっていた家系の出で、高校時代には剣道の全国大会で優勝するほどの実力を持っていたが、武藤竜二の喧嘩を見て空手の道に進むことを決める。周囲に女性の多い小日向海流をひがむことも多い。

葉山 健太郎 (はやま けんたろう)

小日向海流が入部した第二空手部のメンバーで、空手初心者の彼に空手を教えていた。型は得意だが組手は苦手で、どんどん成長していく小日向海流にコンプレックスを感じ、一時は空手をやめる決意をしかけたが、天才的なイメージ力でコツをつかみ一気に成長していくようになる。

ペドロ・バルボーザ

もとは嶺南大学の柔道部に所属していた。実はゲイであり、夜な夜な覆面を被って男子学生を襲い、レイプしていた。その事実が明らかになり、柔道部を退部する。行くあてのない所、南広樹の口八丁に乗せられて第二空手部に入部することになる。ブラジリアン柔術の実力は本物であり、柔道のオリンピック候補選手だった田村啓太を問題なく倒してしてしまうほど。 美男子好きで、常に小日向海流の尻を虎視眈々と狙っている。

霞 才蔵 (かすみ さいぞう)

霞才蔵と名乗っているが、本名は高倉広志で高倉流忍術の正当後継者である。嶺南大学の忍者部最後のメンバーだったが、南広樹が妹の高倉晶子をたぶらかそうとしていると勘違いして彼を襲い、彼に負けた上、その口八丁に乗せられて第二空手部に入部することになる。 思い込みの激しい性格で、トラブルメーカーでもある。

三崎 七奈 (みさき なな)

小日向海流とは中学時代からの仲。嶺南大学新体操部のホープでオリンピック強化選手でもある。当初は新体操部を退部して第二空手部に入部した小日向海流を取り返そうと躍起になっていた。小日向海流に好意を持っており、度々アプローチを重ねるが一向に気づいてもらえない。

黄 遥華 (こう はるか)

嶺南大学テコンドー部の部長で、学内最強の女性とうたわれる。飲み屋で第二空手部と衝突するが、武藤竜二の実力を認め和解する。その後は武藤竜二と交際をにおわせる関係が続く。武藤竜二に出会う前は空手を嫌っていた。

高倉 晶子 (たかくら あきこ)

嶺南大学女子薙刀部の部員で、眼鏡で巨乳の女性。大人しい性格だが、眼鏡を外すと手加減が出来なくなり、剣道部の男子部員を簡単に失神させてしまうほどの腕前を持つ。高倉流忍術の家の生まれで、子供の頃は忍者の修行をしていたが、歳をとるにつれ羞恥心が芽生え、忍者の家系であることは隠している。 兄の霞才蔵のことが悩みの種。当初は小日向海流に好意の視線を送っていた。

田村 啓太 (たむら けいた)

嶺南大学柔道部の主将で、柔道のオリンピック代表選手だったが、覆面を被って辻斬り喧嘩をしていた武藤竜二に襲われあっさり負ける。その後も柔道部のペドロ・バルボーザが男子を狙った強姦事件の犯人であることに気づき、彼を退部させようとする。しかし、あっさり負けて肛門にバイブを入れられてしまうなど、やられキャラとして定着している。

集団・組織

嶺南大学 (れいなんだいがく)

『空手小公子 小日向海流』に登場する教育機関。東京近郊に位置し、オリンピックのメダリストやプロスポーツ選手を多数輩出する名門体育会系大学として知られる。武道・格闘技系の部だけでも約100団体あるマンモス大学。スポーツ一流、偏差値四流を自認している。

第二空手部 (だいにからてぶ)

『空手小公子 小日向海流』に登場する部活動。名門体育大学である嶺南大学において、部員数名の小規模な活動をしているが、顔面打撃やひじ打ちなどが許される鏑木流空手という過激な実戦空手をやっており、部員の実績もある。

書誌情報

空手小公子小日向海流 50巻 講談社〈ヤンマガKC〉

ダイ 10カン

(2002-12-01発行、978-4063610888)

ダイ 11カン

(2003-03-01発行、978-4063611137)

第1巻

(2000-07-01発行、978-4063368833)

第2巻

(2000-10-01発行、978-4063369021)

第3巻

(2000-12-01発行、978-4063369212)

第4巻

(2001-04-01発行、978-4063369434)

第5巻

(2001-08-01発行、978-4063369687)

第6巻

(2001-11-01発行、978-4063369939)

第7巻

(2002-03-01発行、978-4063610239)

第8巻

(2002-06-01発行、978-4063610468)

第9巻

(2002-10-01発行、978-4063610697)

第12巻

(2003-06-01発行、978-4063611366)

第13巻

(2003-09-01発行、978-4063611571)

第14巻

(2003-12-01発行、978-4063611823)

第15巻

(2004-03-01発行、978-4063612110)

第16巻

(2004-06-01発行、978-4063612400)

第17巻

(2004-10-01発行、978-4063612622)

第18巻

(2004-12-01発行、978-4063612967)

第19巻

(2005-04-01発行、978-4063613209)

第20巻

(2005-07-01発行、978-4063613483)

第21巻

(2005-11-01発行、978-4063613827)

第22巻

(2006-01-01発行、978-4063614121)

第23巻

(2006-05-01発行、978-4063614435)

第24巻

(2006-09-01発行、978-4063614725)

第25巻

(2006-11-01発行、978-4063614893)

第26巻

(2007-02-01発行、978-4063615210)

第27巻

(2007-04-01発行、978-4063615494)

第28巻

(2007-08-01発行、978-4063615746)

第29巻

(2007-11-01発行、978-4063616132)

第30巻

(2008-02-01発行、978-4063616392)

第31巻

(2008-05-01発行、978-4063616668)

第32巻

(2008-08-01発行、978-4063616996)

第33巻

(2008-11-01発行、978-4063617245)

第34巻

(2009-02-01発行、978-4063617504)

第35巻

(2009-05-01発行、978-4063617788)

第36巻

(2009-08-01発行、978-4063618099)

第37巻

(2009-11-01発行、978-4063618327)

第38巻

(2010-02-01発行、978-4063618594)

第39巻

(2010-05-01発行、978-4063618853)

第40巻

(2010-08-01発行、978-4063619195)

第41巻

(2010-11-01発行、978-4063619553)

第42巻

(2011-01-01発行、978-4063619812)

第43巻

(2011-04-01発行、978-4063820171)

第44巻

(2011-07-01発行、978-4063820478)

第45巻

(2011-09-01発行、978-4063820676)

第46巻

(2011-12-01発行、978-4063821062)

第47巻

(2012-02-01発行、978-4063821291)

第48巻

(2012-05-01発行、978-4063821673)

第49巻

(2012-08-01発行、978-4063822090)

第50巻

(2012-10-01発行、978-4063822212)

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