筋肉島

筋肉島

成田成哲の3作目の連載作品。道具に頼らずに己の筋肉のみで生き抜く人々が住む「筋肉島」が舞台で、調査員の司馬毅一矢と成田成哲が、族長のストレングスをはじめとした筋肉島の村人たちとの交流を描いたマッスルギャグ漫画。人間や動物問わず、トレーニングが日常となった筋肉島で、あらゆる問題を鍛え抜かれた筋肉のぶつかり合いですべて解決する、ナンセンスながらも熱い物語が展開される。集英社「少年ジャンプ+」で2022年10月から配信の作品。

正式名称
筋肉島
ふりがな
きんにくじま
作者
ジャンル
ギャグ・コメディ
レーベル
ジャンプコミックス(集英社)
巻数
既刊4巻
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概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

ストレングス

筋肉島の東部にある村の族長を務める男性。髭面で筋肉隆々の肉体の持ち主。身長3メートルで、体重230キロ。80人の人間を乗せた巨大な台座を一人で持ち上げるほどの、凄まじいパワーを誇る。細かいことを気にしない豪放磊落(らいらく)な性格で、多くの人々に慕われている。また、島外から調査に訪れた調査員の司馬毅一矢や成田成哲に対しても偏見を持つことなく、大らかに接する。一方で大雑把なところがあり、娘のシーラや副族長のヒサーノからは苦言を呈されることも多い。自らに力がなければ何も守れないと考えており、日々肉体を鍛え上げることに余念がない。しかしその力を振るうのは、生活の糧を得ることや仲間の村人を守ることに限定しており、むやみに他者を攻撃することはない。西部にある村の族長を務めるポテスタスとは、かつては友人同士だったが、過去に起こった筋肉島の内乱で互いの妻を失って以来、決裂状態となっている。

司馬毅 一矢 (しばき かずや)

独立行政法人「国際筋肉振興センター」に所属している青年。上司からの命令で、先輩の成田成哲と共に筋肉島の調査に赴くことになった。成田と同様、一般人としてはかなり鍛え抜かれた肉体を持つが、「筋肉島」の人々が体を鍛えてばかりいることに懐疑的だった。しかし、筋肉島の人々たちと交流を重ねるにつれて、筋肉に対して前向きな考えを持つようになる。そんな中、筋肉島に滞在するための条件として、五人以上の島民を乗せたやぐらを持ち上げる「筋肉櫓」を課せられると、成田をはるかに上回る筋力を発揮し、島民を驚かせる。その後も筋肉に関する並外れた素質を秘めていることが明らかになる。

書誌情報

筋肉島 4巻 集英社〈ジャンプコミックス〉

第1巻

(2022-12-02発行、 978-4088833699)

第2巻

(2023-06-02発行、 978-4088835211)

第3巻

(2023-11-02発行、 978-4088837178)

第4巻

(2024-05-02発行、 978-4088840390)

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