概要・あらすじ
両親のいない紅彩香は、沢木崖に育てられている。紅彩香は興奮すると背中に浮き出る鳳凰の印があり、転々と逃げ回る生活を送っていた。緋場炎、雪王という鳳凰の一族と出会い、伊賀の末裔たちを仲間に取り入れながら、御前とその娘姫御前との最終決戦に向かう。
登場人物・キャラクター
紅 彩香 (くれない あやか)
背中に鳳凰の印を持つ一族の末裔。幼いころから沢木崖に育てられ、身を守るため男子を負かすほどの武道の達人。沢木崖、緋場炎、雪王の間で心が揺れ動くが、緋場炎と結ばれ、強大な力を手に入れる。
沢木 崖 (さわき がい)
紅彩香の母紅操と大学の友人で、彼女を引き取って育てている。紅彩香の保護者であるが恋人のように大切にしている。パチンコ会社勤務。
緋場炎 (ひばえん)
女好きで紅彩香にしつこくセクハラをするが、同時に好意を寄せている。興奮すると背中に鳳凰が現われる、鳳凰の一族の1人。感情が爆発すると、周囲のものを破壊し炎で焼き尽くす超能力を発する。
舞王 輝羅 (まいおう きら)
紅彩香を狙う伊賀の末裔の1人。緋場炎に顔を傷つけられ、復讐に燃えていたが、後に紅彩香や緋場炎らと行動を共にするようになる。幼い頃雪王に命を助けられた。
紅 操 (くれない みさお)
紅彩香の母。19歳で結婚し、紅彩香を大学の友人だった沢木崖に託して消息を絶った。
風王 早手 (はやおう はやて)
紅彩香を狙う伊賀の末裔の1人。風を操り、岩をも砕く手裏剣の達人。後に紅彩香や緋場炎らと行動を共にするようになる。実は妖子の兄だということが判明する。
緋神 燎 (ひがみ りょう)
雪王と呼ばれ紅彩香を狙う伊賀の末裔の1人。病弱で、看病してくれた紅彩香に心惹かれる。実は背に鳳凰の印を持つ一族の1人だった。紅彩香や緋場炎らと行動を共にするようになる。
妖子 (ようこ)
伊賀四天王の1人。変装が得意だが、紅彩香の変装だけは緋場炎や沢木崖に見抜かれてしまう。風王早手に好意を寄せていたが実の妹だということが判明する。
御前 (ごぜん)
絶大な権力を誇る伊賀の頭領。名張商事の社長。姫御前に薬を盛られて死亡する。
姫御前 (ひめごぜん)
香で人を操ることができるくノ一。御前の娘。
荻 (おぎ)
紅彩香の高校の同級生で、彼女に好意を寄せている。
集団・組織
名張商事 (なばりしょうじ)
『紅伝説』に登場する企業。御前(または姫御前)が経営している伊賀の企業のひとつ。
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