概要・あらすじ
大学受験を控える高校3年生、高橋美咲は兄の友人である超有名小説家、宇佐見秋彦の家庭教師を受けることに。ある日宇佐見の自宅を訪ねた美咲は、兄と宇佐見をモデルにしたBL小説を発見してしまう。
なんと宇佐見は副業でBL小説を執筆していたのだった。
登場人物・キャラクター
高橋美咲 (たかはしみさき)
高校3年生。男同士の恋愛に興味はなかったが寝起きの宇佐見秋彦に襲われ、最初は嫌悪しつつも次第に恋人のような関係になっていく。明るく元気だが苦労性。料理が得意。
丸川書店 (まるかわしょてん)
『純情ロマンチカ』に登場する架空の出版社。あらゆるジャンルの本を出版しており、宇佐見秋彦が執筆するBL小説の版元でもある。
高槻忍 (たかつきしのぶ)
母親の離婚を機に日本へ帰国し、かつて失恋した宮城庸に「テロリストのような」強引で猛烈なアタックをかける高校生。
上條弘樹 (かみじょうひろき)
大学院生。かつて宇佐見秋彦に想いを寄せていた。プライドが高く負けず嫌いな性格。
宇佐見秋彦 (うさみあきひこ)
文壇界の数々の賞を獲得している有名小説家にして、秋川弥生の名で超人気BL小説純愛シリーズを執筆している。常にクールで命令口調だが、自室は熊のぬいぐるみなどのおもちゃが溢れかえっている。
草間野分 (くさまのわき)
失恋して号泣する上条弘樹と出くわし、それがきっかけで勉強を教えてもらう関係に。上条に対して好意を抱く。
宮城庸 (みやぎよう)
上条弘樹の通う大学の教授。高槻理沙子と結婚するも、離婚。その直後に彼女の息子である高槻忍に告白される。松尾芭蕉を愛し、英語が得意。
その他キーワード
鈴木さん (すずきさん)
『純情ロマンチカ』に登場する熊のぬいぐるみ。所有者は宇佐見秋彦で、彼の自室に大量のおもちゃとともに鎮座している。
サファイア文庫 (さふぁいあぶんこ)
『純情ロマンチカ』に登場する、架空の小説レーベル。BLを専門にしたレーベルであり、宇佐見秋彦が執筆した純愛シリーズなどを発行している。
クレジット
原作
純情ロマンチカ (じゅんじょうろまんちか)
大学生・高橋美咲と作家・宇佐美秋彦を中心に、彼らと彼らの身近な人たちの恋模様を描くボーイズラブ漫画。進行するカップル毎に、『純情ロマンチカ』、『純情エゴイスト』、『純情テロリスト』、『純情ミステイク』... 関連ページ:純情ロマンチカ