概要・あらすじ
強大な力をもつ宝玉・秘石を巡り対立する赤の一族と青の一族があった。青の一族の少年コタローは記憶を失った状態でパプワ島に漂着。そこには赤の一族の少年パプワが不思議な生物達と暮らしていた。
記憶が戻れば暴走する危険があるコタローに素性を教えず島に留めるパプワたち。コタローはパプワと友達になるが、兄シンタローが率いる組織ガンマ団や人斬り集団心戦組がおしかけて波乱が起こる。
登場人物・キャラクター
パプワ
パプワ島の生物たちと友達になっている、島のリーダー的な少年。赤の一族の生き残りであり、小さな身体に超人的なパワーを備える。表情はいつも変わらないが遊び好き・悪戯好きで、リキッドやコタローをはじめ島にやってくる様々な人間をふりまわす。 腰みのを着用。
イトウ
第2パプワ島の住人。巨大なカタツムリ。人間の言葉を話すことができる。雌雄同体ということで男声の女口調。いい男に目をつけるとタンノくんと競い合うようにまとわりつく。
コタロー
青の一族の少年。一族でも特に強い力を備えており、幼年期に力を暴走させて第1のパプワ島を破壊した。長い眠りについていたが秘石の呼びかけで覚醒。第2パプワ島へ導かれる。漂流時に記憶を失いり、ロタローと仮名を与えられる。 兄はガンマ団総帥シンタロー。境遇のせいもありわがままだったがパプワたちとの交流で成長していく。
元ガンマ団特戦部隊 (もとがんまだんとくせんぶたい)
『PAPUWA』に登場するチーム。高い戦闘力を誇る者ぞろいだがやり方が荒っぽいため、シンタローがガンマ団を改革するおり組織から除かれた。暇だからという理由でコタローを誘拐する計画を立てて第2パプワ島へやってくる。
リキッド
第2パプワ島の住人。赤い秘石の番人という役目についているが、基本的にはパプワやコタローから家政婦あつかいでこき使われている。元はガンマ団特戦部隊の一員だったが、第1のパプワ島における戦いのさい、島の動物たちとのふれあいに感動して帰化を望み、組織を離脱。 番人の使命を引き受けてパプワたちと共に生きる道を選んだ。
青の一族 (あおのいちぞく)
『PAPUWA』に登場する血統。青い秘石によって創られた古代人の血を引く者を指す。目に青い光を宿して超人的なパワーや超能力を発揮する。赤の一族とは対立している。
シンタロー
新生ガンマ団総帥。父の跡を継いで組織のトップとなり、殺し屋集団だった旧ガンマ団を悪と戦う勢力へ変革した。過去に第1のパプワ島で生活していたことがあり、パプワくんとはその際に深い友情を結んだ。 弟のコタローを溺愛している。
心戦組 (しんせんぐみ)
『PAPUWA』に登場する組織。ガンマ団特戦部隊にひけを取らない強さをもつ人斬り達の集まり。モデルは土方歳三や近藤勇など新撰組の主要人物たち。
新生ガンマ団 (しんせいがんまだん)
『PAPUWA』に登場する組織。先代総帥の時代までは世界一の殺し屋集団として非道な活動をしていたが、その息子シンタローが総帥の座を継いでからは悪人限定で仕置きを行う傭兵集団として改革された。 団員の中で特に腕利きの4名は、過去に第1のパプワ島で暮らした時期がある。
チャッピー
第2パプワ島の住人。パプワの親友である茶毛の犬。アクセサリーとして青い秘石を首輪に付けている。人間の言葉は話せない。
タンノ
第2パプワ島の住人。巨大な鯛の胴体に人間の脚がついている魚人。自分を女の子だと思いこんで育ったが後からオスだと知ったという過去をもつ。網タイツを履いている。いい男に目をつけるとイトウくんと競い合うようにまとわりつく。
赤の一族 (あかのいちぞく)
『PAPUWA』に登場する血統。赤い秘石によって創られた古代人の血を引く者を指す。目に赤い光を宿して超人的なパワーや超能力を発揮する。青の一族とは対立している。
場所
第2パプワ島 (だいにぱぷわとう)
元々あったパプワ島が幼年期のコタローの暴走によって崩壊したさい、パプワと島の生き物達がそろって移住した新たな棲み処。
その他キーワード
秘石 (ひせき)
片手でもてるサイズの宝玉。赤い秘石と青い秘石の一対があり、それぞれが眷属となる一族を創造した。両方そろえると世界を支配するほどの力が得られるという。
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