概要・あらすじ
大学生となった高橋美咲は、超有名小説家にして売れっ子BL作家、宇佐見秋彦と同居することに。男同士の恋愛に甲藤する美咲だったが、宇佐見の仕事や複雑な家庭環境に触れていくうちに、より強く惹かれていく。
登場人物・キャラクター
高橋美咲
三ツ橋大に通う大学生。高校3年生のとき、家庭教師を頼んでいた宇佐見秋彦に襲われ、最初は嫌悪しつつも次第に恋人のような関係になっていく。明るく元気だが苦労性。料理が得意。
高槻忍
母親の離婚を機に日本へ帰国し、かつて失恋した宮城庸に「テロリストのような」強引で猛烈なアタックをかける。
宇佐見春彦
宇佐見秋彦の2歳年上の異母兄。宇佐見グループで次期後継者として働く。高橋美咲に好意を持ち、アプローチをかける。
上條弘樹
三ツ橋大の助教授。かつて宇佐見秋彦に想いを寄せていた。プライドが高く負けず嫌いな性格。草間野分と同居している。
草間野分
高校生の頃に一目ぼれした上条弘樹を一途に想い続けるまっすぐな性格の好青年。バイトと医大をかけもつ多忙な日々を過ごす。
宇佐見秋彦
文壇界の数々の賞を獲得している有名小説家にして、秋川弥生の名で超人気BL小説純愛シリーズを執筆している。旧財閥の宇佐見グループの次男でもあり、異母兄の宇佐見春彦との仲は悪い。
宇佐見グループ
『純情ロマンチカ』に登場する架空の財閥。さまざまな分野に事業を広げている超巨大なグループ企業。現代表は宇佐見秋彦の父親。
宮城庸
高橋美咲の通う大学の文学部教授で、上条弘樹の上司。高槻理沙子と結婚するも、離婚。彼女の息子である高槻忍に告白される。松尾芭蕉を愛し、英語が得意。
井坂龍一郎
丸川書店の重役で、宇佐見秋彦とは旧知の仲。