結界師の一輪華

結界師の一輪華

「鬼の花嫁」シリーズほかで人気のクレハによる同名小説のコミカライズ。日本を支える5つの柱石を、強大な力を持つ5つの術者の家系が守護している、架空の現代日本が舞台。術者の分家に生まれるものの力が弱く、優秀な姉に比べられ、虐げられて育った18歳の一瀬華(いちせはな)が主人公。15歳の時に突然覚醒した強大な力を隠して暮らしていた華と、彼女の本当の力を知って強引に結婚を迫る本家の若き新当主・一ノ宮朔(いちのみやさく)の恋愛を描いた和風ファンタジー。期間限定の契約結婚で結ばれた華と朔が、次第に惹(ひ)かれ合うようになる展開が見どころ。KADOKAWA「B's-LOG COMIC」2022 Mar. Vol.110より連載。

正式名称
結界師の一輪華
ふりがな
けっかいしのいちりんか
原作者
クレハ
作者
ジャンル
ファンタジー
 
恋愛
レーベル
B's-LOG COMICS(KADOKAWA)
巻数
既刊4巻
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概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

一瀬 華 (いちせ はな)

術者を養成する黒曜学校に通う18歳の少女。柱石を護(まも)る5つの家の一つ、一ノ宮家の分家に生まれる。双子の姉・葉月と兄がいる。術者としての力が弱く、優秀な双葉と比べられ、両親から虐げられて育つ。周囲からも「姉の残りカス」「出涸(でが)らし」などと馬鹿にされていたが、15歳の誕生日に突然強大な力に目覚める。しかし、自由で平穏な暮らしを望んだ華は、自分の力をひた隠しにして生きることを決意する。18歳の時に、花嫁を探す本家の若き新当主・一ノ宮朔(いちのみやさく)に、偶然本当の力を知られ、強引に結婚を迫られる。最初は断っていたが、破格の好条件を伴った契約結婚を持ちかけられ、結婚を承諾。一ノ宮家の嫁となる。アゲハチョウの「あずは」、人型の「雅」と「葵」という式神を使役する。式神からは「主(あるじ)、主さま」と呼ばれている。

一ノ宮 朔 (いちのみや さく)

柱石を護(まも)る5つの家の一つ、一ノ宮家の新当主。一ノ宮家は、一瀬家の本家にあたる。24歳の美青年で、術者としても能力が高く、五色(ごしき)という最高ランクに所属する。性格は傲岸不遜。当主が代替わりすると結界が弱まるため、一緒に結界を完成させる伴侶を求めていた。一瀬華(いちせはな)が二人の式神を使い、妖魔を倒す姿を偶然目にして、華に契約結婚を持ちかけて承諾を得る。ケモミミでメイド姿の式神「椿」を使役する。椿からは「ご主人様」と呼ばれている。

クレジット

原作

クレハ

キャラクター原案

ボダックス

書誌情報

結界師の一輪華 4巻 KADOKAWA〈B's-LOG COMICS〉

第1巻

(2022-09-30発行、 978-4047372009)

第2巻

(2023-05-01発行、 978-4047374843)

第3巻

(2023-12-28発行、 978-4047377967)

第4巻

(2024-05-01発行、 978-4047379886)

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