翼くんはあかぬけたいのに

翼くんはあかぬけたいのに

小花オトの代表作。舞台は表参道のシェアハウス。ファッションセンスが壊滅的な速水翼は、高校進学を機に上京し、シェアハウスでクセの強い同居人たちと共同生活を始める。オシャレなシティボーイを目指して奮闘する翼と、個性豊かな四人の同居人たちが繰り広げるコメディで、五人のドタバタな日常が、四コママンガを交えてコミカルに描かれている。小学館「スピリッツ増刊ヒバナ」2015年9/10号に掲載されたのち、2015年11/10号から最終号である2017年8/7号まで連載。その後は同社「マンガワン」および「裏サンデー」にて2017年9月9日より配信。「次にくるマンガ大賞2018」Webマンガ部門で第8位を獲得。また、小学館「第1回ヒバナ新人賞」特別大賞を受賞している。受賞時の作品名は『ルームメイトはあか抜けない』だったが、連載開始に伴い『翼くんはあかぬけたいのに』に改題された。

正式名称
翼くんはあかぬけたいのに
ふりがな
つばさくんはあかぬけたいのに
作者
ジャンル
ギャグ・コメディ
 
日常
レーベル
裏少年サンデーコミックス(小学館)
巻数
既刊14巻
関連商品
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概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

速水 翼 (はやみ つばさ)

高校進学を機に長野から上京した男子。年齢は15歳。表参道にほど近いシェアハウスで新生活を始め、カリスマショップ店員の姫野詩世、イケメン美容師の兎崎隼人、隠れ家カフェ経営者の赤木健二、翼と同じタイミングでハウスメートとなった恋塚ももこと四人で同居することになる。オシャレなシティボーイを目指しているが、都会的なものに対して拒絶反応を示してしまう。もともとオシャレとは無縁の生活を送っていたためにセンスは壊滅的で、持っている服も地元の商店街のおばちゃんが勧めてくれたものばかり。ぎゅっと腰まで上げたパンツにシャツをインし、パンツの裾はきっちり伸ばした靴下にインするのが基本スタイル。上京当初は同居人たちのオシャレワードについていけなかったが、隼人に髪を切ってもらったことをきっかけにひとまず外見はオシャレ風に変身した。学校生活でも垢抜けたクラスメートたちを前にして、オシャレな自分のイメージを作りあげるために苦労が絶えない。

姫野 詩世 (ひめの しよ)

表参道のシェアハウスで暮らす女性。兎崎隼人、赤木健二、恋塚ももこと同居している。原宿でショップ店員を務めており、カリスマショップ店員として雑誌に取り上げられたこともある。流行のファッションに非常に敏感で、猛烈にダサい人を「宇宙人」扱いする癖があり、新たにハウスメートとなった速水翼のあまりのダサさに正気を失って大騒ぎした。趣味はBLだがいわゆる腐女子という枠にとどまらず、性別や種族、例えば電化製品や服など、どんなカップリングでも許容できるほど守備範囲が広い。

書誌情報

翼くんはあかぬけたいのに 14巻 小学館〈裏少年サンデーコミックス〉

第1巻

(2017-09-12発行、 978-4091278135)

第2巻

(2017-12-12発行、 978-4091280442)

第3巻

(2018-06-12発行、 978-4091283153)

第4巻

(2018-11-12発行、 978-4091286468)

第5巻

(2019-04-12発行、 978-4091291004)

第6巻

(2019-11-12発行、 978-4091294777)

第7巻

(2020-06-12発行、 978-4098501212)

第8巻

(2020-12-18発行、 978-4098503629)

第9巻

(2021-06-17発行、 978-4098506026)

第10巻

(2022-01-19発行、 978-4098508587)

第11巻

(2022-07-12発行、 978-4098511938)

第12巻

(2023-02-17発行、 978-4098516353)

第13巻

(2023-09-19発行、 978-4098528349)

第14巻

(2024-04-18発行、 978-4098532124)

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