自由人HERO

自由人HERO

柴田亜美の代表作の一つ。柴田亜美の代表作『南国少年パプワくん』から数百年後の人間界や、鳥人界など七つの国で構成されている、未来の地球を舞台にしている。人間界の英雄(ナンバーワン)であるシンタローの息子・ヒーローが、7歳の誕生日を機に七つの国で修行を開始し、自分の隠された能力や前世の記憶を思い出しながら、世界を守る戦いに身を投じていく姿を描いたアドベンチャーバトルファンタジー。『南国少年パプワくん』のアイテムが重要なファクターとして登場するなど、既存のファンも楽しめる作品になっている。また、亜人のみで構成された国が複数登場する設定は連載当時は珍しく、そこに前世での戦いの記憶が加わり、読者を飽きさせない構成になっている。集英社「月刊少年ジャンプ」1994年1月号から1999年3月号にかけて掲載の作品。

正式名称
自由人HERO
ふりがな
ふりーまんひーろー
作者
ジャンル
アドベンチャー
 
ファンタジー
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概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

ヒーロー

人間界の英雄(ナンバーワン)であるシンタローの息子。年齢は7歳。肩までの黒髪を後頭部で一つにまとめている。シンタローや祖父・人王から溺愛されており、少しわがままなところがある。年相応にシンタローに対しては甘えん坊だが、経緯は不明ながら6歳の時には結婚しており、同い年の妻・ミイの前では幼いながらも男らしく振る舞っている。人王に連れられて修行に出た国々で、サクラをはじめとする他国の英雄たちと仲間となり、絆を深めていく。毛虫が大嫌いで、この世の中で一番嫌いだと公言している。

シンタロー

人間界の英雄(ナンバーワン)である男性で、ヒーローの父親。ヒーローからは「パーパ」と呼ばれている。ボサボサの黒髪を腰まで伸ばし、毛先をまとめている。他国の英雄たちから一目を置かれるほどの強さを誇る。しかしヒーローを溺愛しているため、ヒーローから嫌いと言われると号泣し、好きと言われると鼻血を流してしまう。ヒーローがミイと結婚してからもその溺愛ぶりは変わらず、過保護に接している。父親の人王とは仲が悪く、修行のためにヒーローが人王に連れて行かれた際は、ヒーロー奪還を企てたが、その計画は実に20回以上も失敗している。

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