概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
ユリウス=フォン=カーライル
アイン王立学園に所属する貴族の少年。年齢は15歳。魔王ヴェノムザードを討ち取ったとされる2000年前の勇者ユージーンが転生した姿で、階段から落ちて頭を打ったことをきっかけに当時の能力と記憶を取り戻した。かつての自分は神格化されており、「勇者王」「勇者神」など、さまざまな尊称がある。転生した原因は討ち取った魔王ヴェノムザードによって「家族が欲しい」という願いが叶えられたためで、貴族である両親のほかにガイアス=フォン=カーライルという双子の弟がいる。しかし、記憶と能力を取り戻すまでは自我が薄く能力的にも落ちこぼれていたため、家族からは邪険に扱われていた。ユージーンとしての自我を取り戻してからは、2000年のあいだに魔法技術や魔力の失われた現代において、かつての力と技術でほかを圧倒する稀有な存在となっている。そのため、優秀と評価されていた弟・ガイアスとの関係が悪化し、当初は恨みを買っていた。しかし、自らの正体を明かすとともに徐々に打ち解けていき、良好な関係を築きつつある。
ガイアス=フォン=カーライル
アイン王立学園に所属する貴族の少年。年齢は15歳。ユリウス=フォン=カーライルの双子の弟で、学園では天才と名高い。落ちこぼれの兄・ユリウスを邪険に扱っており、当初は存在すら認めていなかった。しかし、ユリウスが2000年前の勇者ユージーンとしての記憶と能力を取り戻すと、その力を前になすすべなく圧倒された。当初こそ、学園での自分の立場を脅かしたユリウスに対して嫉妬や対抗心を抱いていたものの、やがて改心し、ユリウスが自らの正体を明かしたことで次第に打ち解けていく。なお、ユリウスが特別に規格外なだけで、ガイアス=フォン=カーライル自身も、現代の人間としては非常に優れた才覚の持ち主である。
クレジット
- 原作
-
茨木野
- キャラクター原案
-
あるてら
書誌情報
落ちこぼれだった兄が実は最強 ~史上最強の勇者は転生し、学園で無自覚に無双する~ 11巻 講談社〈シリウスKC〉
第1巻
(2022-04-07発行、 978-4065273708)
第2巻
(2022-06-09発行、 978-4065280171)
第3巻
(2022-08-08発行、 978-4065285879)
第4巻
(2022-10-07発行、 978-4065292792)
第5巻
(2023-01-06発行、 978-4065302422)
第6巻
(2023-04-07発行、 978-4065311530)
第7巻
(2023-07-07発行、 978-4065320761)
第8巻
(2023-11-09発行、 978-4065332146)
第9巻
(2024-02-08発行、 978-4065344835)
第10巻
(2024-06-07発行、 978-4065354469)
第11巻
(2024-10-08発行、 978-4065370049)