概要・あらすじ
花の女子大生となって東京での念願の一人暮らしを始めた里見。両親のいいつけで遠縁の親戚である岡田家へ挨拶に行った彼女は、そこでまるで少女漫画に出てくるような中性的な美少年、岡田春洋と出会う。後日、春洋が里見のアパートを訪ねてくると、母性本能をくすぐられた彼女は、春洋を泊めてやり食事を振る舞うのだった。その後も春洋が訪ねてくるが、その都度家の小銭がなくなっていたり、近所の自転車がめちゃくちゃに壊されていたりと、彼女の周りで不穏な出来事が続いていた。
登場人物・キャラクター
里見 (さとみ)
女子大生となって一人暮らしを始めた女の子。18歳。「里見」は苗字で名前は不明。長い黒髪を後ろでしばって、リボンを付けている。実家は裕福ではないため、文房具屋でバイトしておりいつも金欠。親戚の男の子である岡田春洋と出会い、彼に慕われるうちに恐ろしい体験をすることになる。
岡田 春洋 (おかだ はるみ)
里見の父方の遠縁にある親戚の男の子。中学1年生の中性的な美少年。父親は政界にも顔のきく大会社の社長で、家は裕福。初めて出会った里見を慕って、彼女のアパートを訪ねてくる。