概要
ある日、極楽から地獄を見た釈迦は、泥棒カンダタを見つける。生前、カンダタが小さな蜘蛛の命を助けたことがあるのを思い出した釈迦は、蜘蛛の糸を垂らして彼を助けようとする。
カンダタは蜘蛛の糸を登って地獄を脱出しようとするが、他の大勢の罪人たちも蜘蛛の糸を登りだしたのを見て、蜘蛛の糸が切れてしまうのではないかと恐れる。
登場人物・キャラクター
釈迦 (しゃか)
仏教の教祖。極楽に住む。
カンダタ
『蜘蛛の絲』に登場する、極悪人の泥棒。小さな蜘蛛を助けたことがあるのが、生前にした唯一の善行。死後、地獄に落ちた。
場所
地獄 (じごく)
『蜘蛛の絲』に登場する悪人たちが死後に行く恐ろしい場所。亡者たちは火に焼かれる。
極楽 (ごくらく)
『蜘蛛の絲』に登場する、釈迦が住む美しい場所。蓮池から地獄を見ることができる。
その他キーワード
蜘蛛の糸 (くものいと)
『蜘蛛の絲』において、釈迦がカンダタを地獄から引き揚げようと垂らした糸。
クレジット
- 演出