西洋骨董洋菓子店

西洋骨董洋菓子店

主人公橘圭一郎がオーナーとして開店した洋菓子店アンティークを舞台に、ゲイのパティシエや元ボクサーのパティシエ見習いなど、さまざまな個性的をもった登場人物を描く。

概要

裕福な家庭に育ち頭脳明晰な主人公橘圭一郎はふとしたきっかけで洋菓子店アンティークを開店する。そこには高校時代に振ったゲイの同級生で有名なパティシエになった小野裕介や、網膜剥離のために引退した元ボクサーの神田エイジなどの個性的な面々がそろい、洋菓子店を運営していくことになる。

登場人物・キャラクター

橘 圭一郎

32歳で細身の長身。甘いものは苦手だが思い立って洋菓子店のオーナーをはじめる。祖父が財閥の会長で、裕福な家に育つ。小早川千影とは幼少の頃からの知り合い。

小野 裕介

主人公橘圭一郎と同じ高校の同級生で、高校時代に告白してひどく振られている。しかしそれを気に病むことはなく、「魔性のゲイ」として、ゲイの男性たちから次々と求愛されている。中学生の頃に母親と担任教師の不倫現場を目撃してしまい、以来女性恐怖症。

神田 エイジ

22歳。養護施設で育ち、ボクシングジムの会長の養子となった。プロのボクサーであったが網膜剥離のため引退。苦労の多い生い立ちのはずだが、明るく素直な性格。甘いものが大好きで、パティシエ見習いとしてアンティークで働くことになる。

小早川 千影

34歳。弱視のためいつもサングラスをかけている。母親が橘圭一郎の家で家政婦をしていたため、幼少の頃からの知り合い。物覚えが悪く機転も利かないが、見た目と性格はいい。

ジャン=バティスト

フランス人のパティシエ。「パティスリー界の若き帝王」と呼ばれる。小野裕介がフランス留学中に付き合っていた男性。激情家で、感極まると暴力を振るうクセがある。

中津 遙

お台場テレビの局アナで「巨乳女子アナユニット ハルカ&タミー」のハルカ。ニュースなどの硬派なアナウンサーを希望しており、現在のお笑いすれすれのタレント女子アナのポジションに不満を抱いている。

各務 民子

お台場テレビの局アナで「巨乳女子アナユニット ハルカ&タミー」のタミー。中津遙の後輩。中学生の頃に両親を亡くし、叔父夫婦に育てられたため、安定職につくことができて満足している。私語は語尾を伸ばして喋る。

コンスタンス

神田エイジが通っているフランス語教室の講師。顎が割れている。実家はスペインとの国境近くで小さなパン屋を営んでいる。

榊 楓子

ロングヘアーの少女、大人びて見えるが小学4年生。榊桜子の娘で、父親は小早川千影。見た目も頭も小早川千影に似ている。

榊 桜子

直木賞作家。機嫌が悪いと悪口を吐くが、娘である榊楓子のことは愛している。子どもが欲しかったため小早川千影を誘い、榊楓子を産んだ。自分の頭と小早川千影の容姿の子どもができたら最高だと思っていたが、頭も容姿も小早川千影似の娘に育った。

芥川 忠宏

警視庁のキャリアだったが、誘拐事件を担当した際、犯人を逃し、以来閑職をたらい回しにされている。大の甘党でアンティークに通う常連。笑顔を見せない寡黙なタイプ。

村松 恵

商社勤務時代の橘圭一郎の同期。ドジでのろま(本人談)のため、ミスが多い。橘圭一郎と一時付き合っていた。

橘 紘子

橘圭一郎の母親で、料理教室を開いている。そこに生徒として来ていた新城千鶴子が夫から暴力を振るわれていることに気付き、離婚を強く勧めた。

新城 千鶴子

小早川千影の母親。夫から暴力を受けていることを知った料理教室の講師橘紘子に離婚を勧められ、彼女の家で家政婦をするようになる。

会長

神田エイジが所属する神田ジムの会長。不良で手がつけられなかった神田エイジを養子にし、プロボクサーに育てた。

小野 永子

小野裕介の妹。小野裕介が家を出て以来10年ほど会っていなかったが、自身の結婚の報告を機にアンティークに会いに来た。

鬼塚 徹

ボクサーで、現役時代に神田エイジと対戦し、1R45秒で負けた。リング名「サンダー鬼塚」。

アニメ

西洋骨董洋菓子店 〜アンティーク〜

財閥の御曹司で輝かしい経歴を持つ橘圭一郎が商社を辞しケーキ屋を開こうとするが、紹介された天才パティシエは高校時代にひどい振り方をしたゲイの小野裕介だった。二人は和解し、レストランコーナーのある洋菓子店... 関連ページ:西洋骨董洋菓子店 〜アンティーク〜

書誌情報

西洋骨董洋菓子店 全3巻 新書館〈新書館ウィングス文庫 Wings novel〉 完結

第1巻

(2008年6月発行、 978-4403501159)

第2巻

(2008年6月発行、 978-4403501166)

第3巻

(2008年6月発行、 978-4403501173)

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