概要・あらすじ
日本で暮らしていたという前世の記憶を持つ少年シン=ウォルフォードは、大賢者として知られる老人マーリン=ウォルフォードのもとで育てられた。シンはマーリンをはじめとして彼の知人である「導師」のメリダ=ヴォーウェンや「剣聖」のミッシェル=コーリングなどに教えを請い、剣と魔法の才能を開花させていく。そしてシンが15歳を迎える頃には、世界有数ともいえる魔法と剣の腕前を誇るようになっていた。
しかし、その一方でマーリンとともに森の奥深くで暮らしていたシンには、「常識」が欠落していた。改めて常識を学ぶべくアールスハイド魔法学院へと入学したシンは、そこで常識外れともいえる成果を積み重ねていく。
登場人物・キャラクター
シン=ウォルフォード
「賢者の孫」としてマーリン=ウォルフォードのもとで育てられた短い黒髪の少年。日本人の男性であったという前世の記憶を持っている。幼い頃に、魔物に襲われて命を落とした両親に代わって、マーリンに育てられており、彼のことを育ての親として大事にしている。魔法の実力に秀でた「賢者」をはじめとして、「導師」「剣聖」といったいずれも一流の能力を持つ者たちに鍛え上げられたため、15歳になる頃には世界でも有数の剣と魔法の腕前を持つようになった。 しかし、マーリンとともにずっと森の奥深くで暮らしていたために世間知らずであり、自分の能力が「最強クラス」であるという自覚がまったくない。15歳になったことをきっかけに、アールスハイド魔法学院へと入学する。
シシリー=フォン=クロード
アールスハイド魔法学院に通う紺色の髪と黒い大きな目をした美少女で、シン=ウォルフォードのクラスメイト。清楚でおとなしそうな雰囲気を持っており、控えめな性格をしている。シンにはアールスハイド魔法学院に入学する以前に暴漢に襲われそうになっていたところを助けられており、それ以来、彼のことを意識している。ただ、うぶであるため、それが恋心であったことに暫く気付いていなかった。 魔法の能力に長けており、中でも治癒魔法には高い適性を持っている。
マリア=フォン=メッシーナ
アールスハイド魔法学院に通う髪をハーフアップにした少女で、シン=ウォルフォードのクラスメイト。やや勝気な性格だが、友達想いの一面を持つ。シシリー=フォン=クロードとは幼い頃からの親友で、少々引っ込み思案な彼女を心配することが多い。
アウグスト=フォン=アールスハイド
アールスハイド魔法学院に通う金髪の少年で、シン=ウォルフォードのクラスメイト。アールスハイド王国の第一王子であるが、王子という身分を気にせず接してくれるシンを、親友として大事にしている。非常に真面目な性格で、民のことを第一として考えている。
リン=ヒューズ
アールスハイド魔法学院に通うショートカットの髪型に眼鏡をかけた少女。シン=ウォルフォードのクラスメイト。性格は寡黙だが、魔法に対して強い興味と好奇心を持っている。そのため魔法についての訓練は人一倍熱心。だが、魔法制御についてはまだおろそかであるため、魔法を暴走させがち。これが理由でシンからは「暴走魔法少女」のあだ名で呼ばれてしまう。
アリス=コーナー
アールスハイド魔法学院に通う小柄な体格の少女で、シン=ウォルフォードのクラスメイト。元気が取柄で、少々子供っぽいところがあり、授業初日から寝坊してきた時は「授業が楽しみで寝つけなかった」と口にしていた。その際、シンからは「子供かよ!?」と内心でツッコまれていた。
ユーリ=カールトン
アールスハイド魔法学院に通う色っぽい見た目をした少女で、シン=ウォルフォードのクラスメイト。セミロングの髪型で、胸が大きい。付与魔法が得意であると自負していたが、シンの使う付与魔法を見て向上心を新たにする。実家はホテルを経営している。
トニー=フレイド
アールスハイド魔法学院に通う少年で、シン=ウォルフォードのクラスメイト。女好きで、数々の女の子と付き合っては別れを繰り返している。それが理由で、トニー=フレイド本人が気づかない内に、他の男から反感を買うこともしばしば。騎士の家系であるため、もともとは騎士養成士官学院へと通っていたが、男ばかりである息苦しさに耐えられずにアールスハイド魔法学院に入学して来た経緯を持つ。
トール=フォン=フレーゲル
アールスハイド魔法学院に通う少年で、シン=ウォルフォードのクラスメイト。銀髪で眼鏡をかけ、小柄な体格をしている。フレーゲル男爵家という格式高い家柄の嫡男であり、アールスハイド魔法学院で学びながら、王子であるアウグスト=フォン=アールスハイドの護衛を務めている。
ユリウス=フォン=リッテンハイム
アールスハイド魔法学院に通う少年で、シン=ウォルフォードのクラスメイト。金色の短髪で青い目、筋肉質で大型な体格の持ち主。しゃべる際は、武士のような堅い口調を用いる。身体強化魔法に優れており、ユリウス=フォン=リッテンハイム自身も遠距離魔法よりも自らを魔法で強化しての接近戦を好む。
マーク=ビーン
アールスハイド魔法学院に通う短髪の少年で、オリビア=ストーンの幼なじみ。シン=ウォルフォードとはクラスは別だが、シンの主宰する研究室・究極魔法研究会に所属している。実家が鍛冶屋「ビーン工房」を営んでいるため、武器などの多くの知識を有している。
オリビア=ストーン
アールスハイド魔法学院に通う清楚な外見をした少女で、マーク=ビーンの幼なじみ。シン=ウォルフォードとはクラスは別だが、シンの主宰する研究室・究極魔法研究会に所属している。実家が「石窯亭」と呼ばれる食堂を営んでおり、家の手伝いのために魔法を覚えたという経緯を持つ。
カート=フォン=リッツバーグ
アールスハイド魔法学院に通う金髪の少年。貴族であることを笠に着て横暴な態度を取ることから、世間知らずのシン=ウォルフォードと衝突。その後、横柄な態度を父親に咎められて自宅にて謹慎する羽目になってしまう。この怒りをオリバー=シュトロームに利用され、人為的な魔人化の実験材料とされた。魔人となった後は、シンによって殺された。
マーリン=ウォルフォード
森の奥深くに住んでいる白髪の老人で、「賢者」の異名を持つ偉大なる魔法使い。身寄りのなかったシン=ウォルフォードを引き取った育ての親。シンに高度な魔法の教育を施したが、常識を教えるのを忘れてしまっていた。かつては魔人を討伐したこともある英雄の1人で、国内には知らぬ人などいないというほどの有名人。
メリダ=ヴォーウェン
「導師」の二つ名を持つ偉大なる魔法使いである老婆。マーリン=ウォルフォードのもとをたびたび訪れており、シン=ウォルフォードにとっては祖母のような存在。この世界における魔導具の発展に大きく寄与しており、魔導具を作るための魔法である付与魔法をはじめとした技術を幼いシンに教えた。実はマーリンとはかつて夫婦だった間柄。 現在でも顔を合わせてはいるものの、一緒にいると気まずい空気が流れることも多い。
ディセウム=フォン=アールスハイド
アールスハイド王国の現国王である男性。金髪で、口ひげと顎ひげを生やしている。マーリン=ウォルフォードとは旧知の間柄であることから、森の奥深くに住んでいる彼のもとをたびたび訪れていた。その際、シン=ウォルフォードとも顔なじみになっており、彼からは「ディスおじさん」と呼ばれている。シンにアールスハイド魔法学院への入学を勧めた人物。
ミッシェル=コーリング
アールスハイド王国でかつて騎士団総長を務めていた男性。短い黒髪で、筋骨隆々の身体をしている。マーリン=ウォルフォードとは旧知の間柄で、彼のもとを訪れるうちにシン=ウォルフォードとも顔なじみになった。かつては「剣聖」と呼ばれたほどの剣の腕前を誇り、シンに剣術を教えた。
クリスティーナ=ヘイデン
アールスハイド王国の近衛騎士団に所属している女性で、ディセウム=フォン=アールスハイドの護衛を務めている。髪をポニーテールにまとめた凛々しい外見をしており、性格はやや勝気。シン=ウォルフォードからは「クリスねーちゃん」と呼ばれ、慕われている。ジークフリード=マルケスとは犬猿の仲。
ジークフリード=マルケス
アールスハイド王国の宮廷魔法師団所属の男性で、ディセウム=フォン=アールスハイドの護衛を務めている。金髪で、やや優男風の外見をしている。シン=ウォルフォードからは「ジークにーちゃん」と呼ばれ、慕われている。クリスティーナ=ヘイデンとは犬猿の仲。
リッツバーグ事務次官 (りっつばーぐじむじかん)
アールスハイド王国の財務局に勤める男性で、カート=フォン=リッツバーグの父親。公明正大で知られる、芯の通った人物。息子であるカートの素行には手を焼いており、彼が命を落とした後は毅然とした態度を見せつつも混乱していた。カートが魔人化した一件により財務局を辞任する。
オリバー=シュトローム
アールスハイド魔法学院で教師を勤めている女性。色黒で、目が見えないという理由から、両目を覆うように眼帯を着けている。カート=フォン=リッツバーグを個人的に指導しており、彼を人為的な魔人化における実験材料として使った。のちにその事実が警備局の捜査官に知られることとなり逃亡。逃亡の途中、シン=ウォルフォードとも戦闘することになったが辛くも逃げ延びた。 実はオリバー=シュトローム本人を実験体に、完全な理性を保ったままの魔人化に成功しており、眼帯を着けているのも魔人化の特徴を隠すためというのが本当の理由である。
アルフレッド=マーカス
アールスハイド魔法学院で教師を務めている短髪の男性で、シン=ウォルフォードの担任。教師になる前はアールスハイド王国の魔法師団に所属していた。そつなく淡々と授業を行うタイプだが生徒想いの一面もあり、カート=フォン=リッツバーグが魔人化した一件では、シンたちの無事な姿を見つけると安心した様子を見せた。
オルト=リッカーマン
アールスハイド王国で警備局の捜査官を務めている男性。黒い短髪で、凛々しい顔立ちをしている。カート=フォン=リッツバーグが魔人化した原因を探るための捜査を担当しており、捜査の中でオリバー=シュトロームがその原因を作った犯人であることに気付いた。
ルーパー=オルグラン
アールスハイド王国の魔法師団団長を務めている男性。黒いコートを肩にかけるように羽織った、粗野な雰囲気の人物。オリバー=シュトロームを拘束するため、オルト=リッカーマンに協力を依頼された。オリバーと戦闘になった際には、魔人化した彼女を相手に終始圧倒されてしまう。
ドミニク=ガストール
アールスハイド王国の騎士団総長を務めている男性。強面で、口ひげを生やしている。ミッシェル=コーリングの後任として騎士団総長を引き継いでおり、彼から常々「将来が楽しみな少年がいる」とシン=ウォルフォードのことを聞かされていた。
ミリア
ブルースフィア帝国に逃げ延びたオリバー=シュトロームの世話をしていた金髪の女性。気品ある美しい外見をしている。オリバーの働きかけにより、理性を保ったまま魔人化した。
ゼスト
オリバー=シュトロームの部下の男性で、ブルースフィア帝国にスパイとして潜り込んでいる。皇帝のヘラルド=フォン=ブルースフィアに対し、アールスハイド王国に攻め入るチャンスという虚偽の報告を行った。その後、魔人化し、強力な魔力を用いてヘラルドを殺害する。
ヘラルド=フォン=ブルースフィア
ブルースフィア帝国の皇帝。黒髪で口ひげを生やし、ふくよかな体型をしている。選民思想が強く、自己中心的で横暴な性格の人物で、反対意見を口にする者はたとえ部下であっても殺してしまう残虐さを持つ。ゼストの意見に踊らされ、アールスハイド王国への無理な進軍を開始。その後、魔人化したゼストに殺された。
クライス=ロイド
騎士養成士官学院に通う1年生の少年。金髪で凛々しい顔立ちの気品ある外見をしている。学年では首席の成績を収めている優秀な人物だが、アールスハイド魔法学院との合同実習における魔物討伐においては、緊張からか実力を発揮できなかった。
ミランダ=ウォーレス
騎士養成士官学院に通う1年生の少女。ポニーテールの髪型をしている。学年では次席という優秀な成績を収めている。当初は合同実習においてアールスハイド魔法学院の生徒たちを侮っていたが、シン=ウォルフォードをはじめとした生徒たちの活躍を見て、侮っていたことを謝罪。彼らに対する認識を改める。
フリオ
騎士養成士官学院に通う1年生の金髪の少年。アールスハイド魔法学院との合同実習においてはトニー=フレイドと同じグループになる。かつて騎士養成士官学院に通っていたトニーに対して対抗意識を燃やしており、なにかと衝突しているが、その理由は、好きだった女の子をトニーに取られたということにある。
集団・組織
究極魔法研究会 (きゅうきょくまほうけんきゅうかい)
シン=ウォルフォードを中心に、新たに立ち上げられた研究会。シンの常識外れの威力を持つ魔法を見たリン=ヒューズによって設立が提案された。その際、シンの了解は得られなかったものの、他のクラスメイト全員の賛成によって勢いで立ち上げられることとなった。目的は文字通り「究極の魔法を研究する」ことであり、シンによる指導を活動の中心としている。
肉体言語研究会 (にくたいげんごけんきゅうかい)
アールスハイド魔法学院における研究会の1つ。身体強化魔法を極めることを主な活動目的としており、身体強化魔法に適性の高いユリウス=フォン=リッテンハイムからは強い興味を持たれていた。
場所
アールスハイド王国 (あーるすはいどおうこく)
シン=ウォルフォードが住んでいる国。王国制を敷き、貴族制度なども導入されているが、身分による差別や貧富の差はそれほど激しくはない。王都にはアールスハイド魔法学院や騎士養成士官学院などの教育機関も充実しており、これらの施設では身分に関係なく、実力主義が敷かれている。
ブルースフィア帝国 (ぶるーすふぃあていこく)
ヘラルド=フォン=ブルースフィアを皇帝とした、帝国制を敷いている国。選民思想が強く、身分の違いによる貧富の差が激しい。かつてはアールスハイド王国と勢力を二分するほどの大国であったが、アールスハイド王国へと進軍した隙を魔物に襲われたことにより、壊滅的被害を被る。
アールスハイド魔法学院 (あーるすはいどまほうがくいん)
アールスハイド王国の王都にある魔法を育成するための学習院。完全実力主義を敷いており、クラスは実力によって分けられる。これには貴族の権威なども一切通じない。これを破った場合は厳罰に処することが、国王であるディセウム=フォン=アールスハイドの口から語られている。
騎士養成士官学院 (きしょうせいしかんがくいん)
アールスハイド王国の王都にある騎士を養成するための学習院。剣術などを鍛えることを第一としており、そのため騎士養成士官学院へと通っている生徒は魔法を育成する機関であるアールスハイド魔法学院の生徒たちと伝統的に仲が悪い。
イベント・出来事
魔法学院の入学試験 (まほうがくいんのにゅうがくしけん)
アールスハイド魔法学院への入学者を選抜するために行われる試験。試験は筆記・実技試験が行われることとなる。筆記試験は魔法の知識などを問うペーパーテストが実施され、実技試験は学院の室内練習場にて魔法を披露することとなる。シン=ウォルフォードはこの試験で他を圧倒するほどの強大な魔法を行使し、教師を唖然とさせた。
その他キーワード
魔導具 (まどうぐ)
付与魔法の施された道具のことを一般的に魔導具と呼んでいる。道具に文字を「書き込む」ことによって、その意味に相応する魔法が付与された魔導具を作ることができるのだが、これらはこの世界特有の言語のみならず「日本語」であっても「書き込み」が可能。
ジェットブーツ
付与魔法によってブーツに「空気噴射」という文字が書き込まれた魔導具。ジェット噴射の如く空気を放出することにより、ブーツを履いた者の高速での移動を可能としている。シン=ウォルフォードによって作成された。
バイブレーションソード
付与魔法によって剣に「超音波振動」という文字が書き込まれた魔導具。刃が微細に振動しており、超高速の振動により抜群の切れ味を誇る。シン=ウォルフォードによって作成された。
魔改造制服 (まかいぞうせいふく)
もともとはさまざまな防御魔法が施されていたが、シン=ウォルフォードが付与魔法の削除を行い、独自に付与魔法を書き換えた制服の魔導具。現在では「絶対魔法防御」「物理衝撃完全吸収」「防汚」「自動治癒」の4つの魔法が付与されている。メリダ=ヴォーウェンによると、この魔導具はその性能から、既に国宝級ともいえる代物になっているという。
無詠唱 (むえいしょう)
魔法を発動させる際に、詠唱を用いない技術。魔法は詠唱を口に出すことで発動させるのが一般的だが、イメージさえしっかりしていれば詠唱をせずとも魔法を発動させることが可能。そのため、無詠唱とは、ある意味でイメージをより鮮明に確立させるための手段といえる。シン=ウォルフォードの魔法は無詠唱を基本としている。
付与魔法 (ふよまほう)
魔導具を作成するために道具に魔法を付与する術式の総称。付与魔法を施すには道具に文字を「書き込む」必要があるが、これには文字数に制限があり、施すことのできる文字数は道具によってそれぞれ異なる。
付与魔法の削除 (ふよまほうのさくじょ)
魔導具に新たな付与魔法を施すために、もともとあった付与魔法を削除する技術。通常、魔導具に施された付与魔法を削除することはできず、シン=ウォルフォードにのみ可能な技術となっている。魔導具に精通するメリダ=ヴォーウェンを以てしても「常識知らず」の技術と見なされている。
絶対魔法防御 (ぜったいまほうぼうぎょ)
シン=ウォルフォードが作成した魔改造制服に施された付与魔法の1つ。服を包むように魔力障壁を展開させ、発動した魔法がその障壁に触れると魔力が霧散する形で魔法の防御を可能としている。
物理衝撃完全吸収 (ぶつりしょうげきかんぜんきゅうしゅう)
シン=ウォルフォードが作成した魔改造制服に施された付与魔法の1つ。服に向かって働いている運動エネルギーを消失させることで、物理攻撃を完全防御することが可能となっている。
索敵魔法 (さくてきまほう)
魔力を周囲に薄く広げていくことにより、「魔力あるもの」を感知する魔法。生き物はすべて魔力を持っているため、周囲の状況把握や魔物の捜索などの際に用いられる。ある程度の魔力制御が行えなければ使えない魔法ではあるが、シン=ウォルフォードは最初の発動で成功させた。
転移魔法 (てんいまほう)
シン=ウォルフォードの使用する魔法の1つ。2つの離れた位置を円状のゲートで繋げることにより、遠く離れた距離を一瞬で移動することを可能としている。もともとはシンにしか使えない魔法だったが、理論を紙に書いて説明したことによりマーリン=ウォルフォードにも使えるようになった。
異空間収納魔法 (いくうかんしゅうのうまほう)
作り出した異空間に道具などを収納することのできる魔法。シン=ウォルフォードをはじめ、彼のクラスメイトであれば全員が使用可能な、比較的一般的な難易度の魔法である。
光学迷彩の魔法 (こうがくめいさいのまほう)
シン=ウォルフォードによって使用された魔法。自らの周囲を魔法で干渉して光を歪めることによって透明になることができる。究極魔法研究会の活動においてシンにより披露された。
魔人 (まじん)
人間が魔物化した姿を指す。特徴的なのは瞳が紅くなることと、強大な魔力を手にすることにある。その昔、アールスハイド王国にて魔人が現れた際は多くの者が犠牲となっている。それを討伐したのは若き日のマーリン=ウォルフォードとメリダ=ヴォーウェンであり、このことは英雄譚として国内で語り継がれている。
魔物 (まもの)
通常の動物などが魔力の暴走などにより、理性を失くして凶暴化した姿。魔物による被害はアールスハイド王国でも頻発しており、これらを駆除すると賞金がもらえるなどの制度がある。
研究会 (けんきゅうかい)
アールスハイド魔法学院へ通う生徒が放課後、自分にあった特技・適性をさらに向上させる目的で立ち上げているさまざまな組織。シン=ウォルフォードには「部活みたいなもの」と理解されていた。
クレジット
- 原作
-
吉岡 剛
- キャラクター原案
-
菊池 政治
書誌情報
賢者の孫 25巻 KADOKAWA〈角川コミックス・エース〉
第1巻
(2016-11-26発行、 978-4041050361)
第20巻
(2022-09-09発行、 978-4041126202)
第21巻
(2023-02-10発行、 978-4041132562)
第22巻
(2023-06-09発行、 978-4041136973)
第23巻
(2023-12-07発行、 978-4041142424)
第24巻
(2024-03-08発行、 978-4041146439)
第25巻
(2024-10-10発行、 978-4041152713)