辺境ぐらしの魔王、転生して最強の魔術師になる

辺境ぐらしの魔王、転生して最強の魔術師になる

千月さかき原作の小説『辺境ぐらしの魔王、転生して最強の魔術師になる』のコミカライズ作品。魔術の存在する世界で、誰でも使える一般魔術と、強大な力を持つがゆえに一部の者たちに管理される「古代魔術」が存在する。田舎で平和に暮らしていた魔王は、勇者によって討たれ200年後の世界に転生してしまう。元魔王の少年であるユウキ=グロッサリアが、すっかり様変わりした世界で、今度こそ平和に暮らそうと奔走する姿を描いた異世界ファンタジーバトル。もともと主人公は平和主義者で、無実の罪を着せられ「魔王」と呼ばれるようになったため、同じ過ちを繰り返さないように慎重に行動しつつも、時代のギャップで思わぬカンちがいが生まれ、周囲にトラブルを巻き起こしてしまう。KADOKAWA「ComicWalker」で2020年8月24日より配信の作品。

正式名称
辺境ぐらしの魔王、転生して最強の魔術師になる
ふりがな
へんきょうぐらしのまおう てんせいしてさいきょうのまじゅつしになる
原作者
千月 さかき
作者
ジャンル
転生
 
魔法使い・魔法少女
レーベル
MFC(KADOKAWA)
巻数
既刊8巻
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概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

ユウキ=グロッサリア

魔王「ディーン=ノスフェラトゥ」の転生体である少年。男爵家の庶子で、黒髪黒目の少年の姿をしている。父親や家族とも仲がいいが、唯一、兄のゼロスは家庭教師に洗脳まがいの偏向的な教育を受けているため、複雑な感情を向けられている。10歳の時に前世の記憶を思い出し、それよって魔王としての力を徐々に取り戻していく。前世は「吸血鬼の魔王」と呼ばれていたが、実際は血に大量の魔力が含まれる特異体質者で、その体質のせいで数百年歳を取らずにいた。また、血を使ってさまざまな魔術や実験を行なっていたため「吸血鬼」と呼ばれるようになっただけで、自分から吸血鬼を名乗ったことはない。放浪暮らしの末に、辺境の廃城に流れ着いて住処(すみか)とする。周辺の村人とも良好な関係を築いていたが、伝染病の流行に伴って聖域教会から元凶と濡れ衣(ぎぬ)を着せられる。このままでは村人も自分諸共処刑されるため、村長を勇者役に抜擢(ばってき)し、彼の手で打ち取られる自作自演で村人を救った。その後、謎の声に導かれ200年後の少年、ユウキ=グロッサリアに転生した。

アイリス=リースティア

王国の第八王女。腰まで伸ばした長い髪をツーサイドアップに整えている。幼いながらしっかり者で、一部の人しか習得を許されない「古代魔術」を習得し、公務を行なっている。魔術ギルドの入試の試験会場の下見を任されていたが、事前の誤情報によって危険な魔物の巣に足を踏み入れてしまう。魔物に襲われ危機に瀕していたところをユウキ=グロッサリアに助けられ、彼に強い関心を抱くようになる。一方でユウキからも、アイリス=リースティア自身が前世の知り合いの少女、アリスに瓜二つの容姿をしていることから、興味を持たれている。

クレジット

原作

千月 さかき

キャラクター原案

吉武

書誌情報

辺境ぐらしの魔王、転生して最強の魔術師になる 8巻 KADOKAWA〈MFC〉

第1巻

(2021-02-20発行、 978-4046802057)

第2巻

(2021-07-21発行、 978-4046805638)

第3巻

(2022-01-21発行、 978-4046810380)

第4巻

(2022-07-23発行、 978-4046815316)

第5巻

(2023-01-23発行、 978-4046820785)

第6巻

(2023-05-23発行、 978-4046824691)

第7巻

(2023-10-20発行、 978-4046829399)

第8巻

(2024-02-22発行、 978-4046832870)

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