概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
三田 仁 (みた じん)
農家の青年。年齢は29歳。かつてサラーリーマンだったが、4年前に退職して地元の田舎町で農業を始める。やや内向的な性格で、現実離れした事態に直面すると距離を置こうとするなど、現実主義の一面を持つ。一方で、農業に関しては生真面目かつ前向きで、日々の農作業に対する姿勢は真剣そのもの。ある日、所有する田んぼで気を失っていたセラフィム・シュタッテフェルトを救助し、彼女から「ラフォリア王国」と呼ばれる国からやって来たと聞かされる。当初は彼女の言葉を信じていなかったが、その必死な様子から考えを改め、元の世界に帰る方法が見つかるまで従業員として共同生活を送ることとなる。セラフィムが文化の違いに混乱する姿に、かつての自分を重ねて親身に接している。また、周囲からはセラフィムと結婚したとカンちがいされているが、その方が自分たちも都合がいいとの考えから、あえて否定していない。
セラフィム・シュタッテフェルト
ラフォリア王国に仕える騎士の家系「シュタッテフェルト家」の長女を自称する女性。金髪ロングヘアに、エメラルドの瞳と白い肌を持つ。礼節を重んじるまじめな性格で、日本の文化や風俗に疎い一方で、日本語を流暢(りゅうちょう)にしゃべるなど、その正体は謎に包まれている。また、重い鎧(よろい)を着ているにも関わらず俊敏な身のこなしで、身の丈ほどの長剣を自在にあやつるなど、女性らしからぬ身体能力の高さを誇る。ラフォリア王国の辺境「ツイーゲ地方」にある森林地帯で、魔物と戦っていた際に気を失ってしまう。その後、三田仁が所有する田んぼで目を覚まし、成り行きで仁の家で共同生活を始める。当初は慣れない食事や生活に四苦八苦していたが、仁と共に農業に勤(いそ)しみながら、次第に日本での暮らしに慣れていく。ラフォリア王国では「セラム」のあだ名で呼ばれており、仁にもそう呼ばせている。
クレジット
- 原作
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錬金王
- キャラクター原案
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柴乃 櫂人
書誌情報
田んぼで拾った女騎士、田舎で俺の嫁だと思われている 6巻 講談社〈KCデラックス〉
第1巻
(2023-06-08発行、 978-4065319376)
第2巻
(2023-08-08発行、 978-4065326725)
第3巻
(2023-11-09発行、 978-4065335048)
第4巻
(2024-03-08発行、 978-4065348604)
第5巻
(2024-06-07発行、 978-4065357880)
第6巻
(2024-09-09発行、 978-4065367629)