開田さんの怪談

隣席の男子高校生を怖がらせる事に、無常の喜びを感じる美少女の開田さんが主人公。開田さんが話す怪談話が、1話読切形式で描かれる。「週刊少年チャンピオン」2018年11号に掲載された読み切りが好評を得て、同誌2018年19号より連載となった。

正式名称
開田さんの怪談
作者
ジャンル
ホラー
レーベル
少年チャンピオン・コミックス(秋田書店)
巻数
全1巻完結
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概要・あらすじ

生瀬は怖い話が苦手な男子高校生。隣の席の美少女、開田さんの事が好きなのだが、開田さんは大の怪談好き。そして怖い話を生瀬に聞かせて、その反応をみる事に無常の喜びを感じる、ちょっと変わった女の子だった。怖い話を聞きたくないが、開田さんとは話したい。そんな生瀬のジレンマを利用して、開田さんはいつも生瀬に怪談話を聞かせるのだった。

生瀬はある日、ネット記事に影響されて、眉毛を整えようとして失敗。左眉の半分を剃り落としてしまった。執拗に左眉を隠そうとする生瀬を見て、開田さんは「眉毛」に関する話を始める。それは、開田さんが小学生の頃の話だった。近所に町屋君という、眉毛のピンとした男の子がいた。勉強もスポーツもできるうえ、ルックスも性格も良い彼は、やがて周囲から教祖様のように扱われるようになった。

周りの人間は町屋くんの眉の動きに一喜一憂。熱心な信者になると、眉の動きから彼の心を先読みするようになった。彼が眉をしかめた存在は、次々と街から排除されていった。それはカラスなどの動物から始まり、酔っぱらいのおじさん、騒音ヤンキーなど、人間もその対象になった。

常軌を逸していると感じた開田さんは、「取り巻き連中がおかしい」と町屋君に話した。その言葉に町屋君は眉をしかめた。それから開田さんの家の周りでは、不審な事ばかり起こり始める。町屋君に直接話して騒ぎを収めよう、そう考えた開田さんは、町屋君に眉毛の事を話した。彼は、自分の眉毛のせいで悲劇が起こっているとは知らず、心底驚いた。

そして不穏な事はやめさせようとするが、意外な結末が彼を待っていた。

登場人物・キャラクター

開田さん (かいださん)

女子高校生。メガネを掛けた長髪の美少女。隣の席の生瀬に怪談話をして、その反応を楽しむという、変わった趣味の持ち主。生瀬のリアクションに、毎度鼻血を流す。怖い話をする前の決まり文句は「お耳拝借」。

生瀬 (なませ)

男子高校生。ツーブロックでちょっと長めの髪が特徴。開田さんのクラスメイトで、席は彼女の隣。開田さんに恋心をいだいている。開田さんと話したいが、いつも怖い話ばかりされるので警戒している。しかし結局、開田さんの術中にはまり、怪談話を聞くハメになる。

書誌情報

開田さんの怪談 全1巻 秋田書店〈少年チャンピオン・コミックス〉 完結

第1巻

(2018年8月8日発行、 978-4253225656)

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