概要・あらすじ
地球防衛隊多摩川総本部隊長、桜玉吉と隊員、O村、ヒロポン、金田一が、防衛会議と呼ばれる編集会議を元に、似顔絵書き、バンジージャンプをかけた麻雀、女性編集者とデートが出来るチケット(と思われるもの)をかけた3本勝負、代々木アニメ学院のコミック科へ潜入など、体当たりの取材や日常をコミカルに描く。
登場人物・キャラクター
桜 玉吉 (さくら たまきち)
『防衛漫玉日記』の主人公で、作者。作品内では地球防衛隊多摩川総本部隊長、仮の職業は漫画家という設定。口ひげのある黄色いお面をかぶったキャラクターで描かれる。
O村 (おーむら)
地球防衛隊隊員。隊員No.(女性の陰部を簡略化したマーク)厳つい雰囲気の、親分肌の中年男性。エロに弱く、暴走することがある。モデルはコミックビームの編集者(当時。後に編集長となる)奥村勝彦。
ヒロポン
地球防衛隊隊員。隊員No.丙。細身の青年。奇声や奇行が目立つトラブルメーカー。語尾に文脈と関係のない言葉をつける。途中、鬱を発病する。モデルは作者の担当編集者(当時)広瀬栄一。
金田一
『防衛漫玉日記』の登場人物。隊員No.α。冷静で頼りになる性格。モデルはコミックビームの編集長(当時)金田一健。
ちょりそのぶ
モデルは桜玉吉の友人であり、サポートも行う立体イラストレーター牧野伸康。
サイバー佐藤 (さいばーさとう)
耳から耳かきが出ているキャラクターで描かれる。モデルは桜玉吉の高校の頃の友人であり、アスキーCAPEXのアートディレクター(当時)の男性。
ぽん子ちゃん (ぽんこちゃん)
眼鏡をかけた女性。ボーイッシュな性格で本が好き。モデルはアスキー編集部所属の女性編集者だが、桜玉吉の創作キャラクターとの説もある。
集団・組織
地球防衛隊 (ちきゅうぼうえいたい)
『防衛漫玉日記』に登場する部隊。「地球侵略」を企む様々な宇宙生物をすみやかに制圧、捕獲し、おいしく退治する正義の業と魂の慟哭の電波私設軍という設定であるが、地球侵略を企む様々な宇宙生物とは魚介類のことであり、これらを魚釣りなどで捕獲し、おいしくいただくことを行動指針とする。隊長は桜玉吉、隊員はO村、ヒロポン、金田一の3名。
場所
防衛隊多摩川総本部 (ぼうえいたいたまがわそうほんぶ)
『防衛漫玉日記』に登場する場所。調布にある、作者である桜玉吉の仕事部屋のこと。三分の一が空き家の、寂れたアパートの一室。