限界煩悩活劇オサム

限界煩悩活劇オサム

ゲタバ子のデビュー作で、現代の日本を舞台にしている。除霊師として落ちこぼれだと言われ続けてきた女子高校生の除霊師、乾オサムが、同じ高校に通うギャル、春山カイカとの出会いをきっかけに、オタクや腐女子の怨霊たちの悩みを聞きながら除霊を重ね、除霊師として、さらに人間として成長していく姿を描いたオカルトコメディ。主人公が除霊師というオカルト作品の定番の設定ながら、オサムが腐女子で重度のオタクであることや、登場する怨霊も同様の嗜好(しこう)を持つことから、オタク女性から共感されやすい内容となっている。集英社「少年ジャンプ+」2022年9月2日から2023年8月25日まで連載。

正式名称
限界煩悩活劇オサム
ふりがな
げんかいぼんのうかつげきおさむ
作者
ジャンル
お化け・妖怪
 
ギャグ・コメディ
レーベル
ジャンプコミックス(集英社)
巻数
既刊4巻
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概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

乾 オサム (いぬい おさむ)

除霊師を生業とする女子高校生。8月1日生まれで、年齢は16歳。身長は148センチで、血液型はA型。かかとまである黒髪ロングヘアを2本の三つ編みにしている。腐女子の怨霊を除霊する際には、対腐女子霊専用ナックル「カタライ」を右手に装着している。太陽系少年主人公が大好きで、生意気ショタキャラや受けだと思っているキャラが攻めになっているカップリングを苦手としている。メンコバトルをテーマにしたアニメ「撃叩メンカーバン」や、おでんの擬人化キャラクターたちが登場するソーシャルゲーム「あじしみショータイム」などを愛好しており、「撃叩メンカーバン」ではヒスイ×バン、「あじしみショータイム」では大根×たまごのBLカップリングを推している。オタクではない幽霊は除霊できないことから、幼なじみで女子高校生の除霊師、坤みしんからは見下され続けている。しかし、みしんが対処できなかったオタクの霊をオサムが除霊したことで、みしんとの関係が改善されつつある。

春山 カイカ (はるやま かいか)

乾オサムと同じ高校に通う女子。4月8日生まれで、年齢は16歳。身長165センチで、血液型はO型。金髪セミロングヘアのギャルで、巨乳の持ち主。一人暮らしを始めたアパートに腐女子の怨霊が出るものの、依頼した除霊師には霊が訴えている言葉の意味が理解できず、匙を投げられている。困り果てた末に、除霊師の乾オサムが同じ学校に通っていることを知り、除霊を依頼した。大らかな性格で、他人の趣味をはじめすべてを受け入れるなど非常に懐が深い。そのためオサムからは2次元にしか存在しない、オタクにも優しいという伝説の「非実在ギャル」ではないかと考えられている。イチゴや甘い粉物、寄り道が大好き。暗記科目を苦手としている。

書誌情報

限界煩悩活劇オサム 4巻 集英社〈ジャンプコミックス〉

第1巻

(2023-01-04発行、 978-4088833682)

第2巻

(2023-04-04発行、 978-4088835099)

第3巻

(2023-07-04発行、 978-4088836102)

第4巻

(2023-10-04発行、 978-4088837055)

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