概要・あらすじ
式神を降臨させて技を発動させられる闘神士には天流と地流という2つの流派があり、地流が天流への襲撃を開始したことで陰陽大戦が始まった。主人公の太刀花リクは普通の少年だったが、祖父の社で地流の闘神士に襲われたときに無意識に印を切り、式神の白虎のコゲンタと契約。
地流の闘神士と戦うことになる。
登場人物・キャラクター
太刀花 リク (たちばな りく)
中学一年生の少年でボート部に所属。白虎のコゲンタと契約して天流闘神士となったことで、天流と地流の争いに巻き込まれる。次々と現れる敵を倒し、天流の仲間とも出会い、ついには式神の力をことごとく解放する「大降神」までも実現する。
ナズナ
10歳の闘神巫女で、天流ゆかりの新太白神社をひとりで守ってきた。太刀花リクのアパートに引っ越してきてからは、彼の指南役となっている。
麻生 リナ (あそう りな)
太刀花リクのクラスメートでボート部員。いつか白虎のコゲンタを抱きしめたいと思っている。
飛鳥 ユーマ (あすか ゆーま)
飛鳥ソーマの兄で15歳の地流闘神士。白虎のランゲツと契約している。太刀花リクの最大のライバルで何度も立ちふさがるが、苦汁を舐めさせられ続けている。
上善寺 モモ (じょうぜんじ もも)
太刀花リクの向かいの家に住んでいる幼なじみの女子中学生でボート部員。太刀花リクのことが気になっている。
雷火のフサノシン (いかずちのふさのしん)
雷火族の式神で、飛鳥ソーマと契約。当初は無鉄砲なところがあったが、成長とともに白虎のコゲンタとの連携に磨きがかかってきた。
飛鳥 ソーマ (あすか そーま)
飛鳥ユーマの弟で10歳。地流組織から出奔した闘神士で、太刀花リクのアパートに転がり込む。雷火のフサノシンと契約している。大学卒業の資格を持つ天才児。
ミヅキ
地流宗家ミカヅチの養女で、飛鳥ユーマの許嫁。かつては式神・甘露のクラダユウと契約した地流の闘神士だった。飛鳥ユーマを助けてからは、その際の負傷により闘神士としての記憶を失ってしまう。
吉川 ヤクモ (よしかわ やくも)
前の陰陽大戦を集結させ、天流闘神士の生ける伝説とも言われている。太刀花リクの目標でもある。
白虎のコゲンタ (びゃっこのこげんた)
白虎族の式神で、太刀花リクと契約。当初は何も知らない太刀花リクにやきもきしていたが、彼が印を覚え大降神の力を手に入れて成長していくと、立場が逆転して叱責されることもしばしばある。
香美屋 リュージ (こうみや りゅーじ)
太刀花リクのクラスメートでボート部員。
柊のホリン (ひいらぎのほりん)
霊感を司る柊族で、速い動きと大きな耳を活かした戦いぶりで白虎のコゲンタたちをサポートする。
赤銅のイソロク (あかがねのいそろく)
赤銅族の式神で、西郷 テルと契約。カブトムシのような外見で、防御に優れたボディや鉄球を軽々と振り回す怪力を持つ。
大神 マサオミ (おおがみ まさおみ)
第三の流派である神流の闘神士で、頼りない太刀花リクを支えてくれる。
西郷 テル (さいごう てる)
流浪の天流闘神士で、契約した赤銅のイソロクと共に修行に励みながら妖怪を退治している。曲がったことが嫌いで、食い意地は相当に張っている。
白虎のランゲツ (びゃっこのらんげつ)
最強の式神と呼ばれており、飛鳥ユーマと契約している。白虎のランゲツとは千年以上前からの因縁がある。
青龍のキバチヨ (せいりゅうのきばちよ)
青龍の式神で、大神マサオミと契約している。華麗で多彩な攻撃を見せる。