隣のあたし

隣のあたし

互いの想いがすれ違ってしまう幼なじみ同士の、切ない恋愛模様を描いた青春ラブストーリー。「別冊フレンド」2009年1月号から2012年3月号にかけて連載された作品。コミックス最終巻には、「別冊フレンド」2012年5月号・6月号に掲載された後日談も収録されている。

正式名称
隣のあたし
ふりがな
となりのあたし
作者
ジャンル
恋愛
レーベル
講談社コミックス別冊フレンド(講談社)
巻数
既刊10巻
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概要・あらすじ

中学3年生の上村仁菜は、同じマンションで隣の208号室に住んでいる1歳年上の橘京介が大好き。いつか京介の彼女になることを夢見ているが、なかなかうまく気持ちを伝えられずにいた。ある日、高校の同級生たちが、京介の家へ遊びにやって来る。仁菜も幼なじみのよしみで、一緒に楽しい一時を過ごすが、ふと、京介と同級生の麻生結衣子がキスしているところを目撃してしまう。

登場人物・キャラクター

上村 仁菜 (うえむら にな)

南中学に通う3年生の女子生徒。マンションの207号室に住んでおり、隣の橘家とは家族ぐるみの付き合いをしている。幼なじみの橘京介のことが大好きで、恋人を選ぶ基準も京介。携帯を持っていないため、ベランダに置いている黒板をメール代わりにして、京介とやりとりを行っている。高校生の京介と釣り合いたいため、つい背伸びをするが、肝心なところで、いつも気持ちが空回りしてしまう。

橘 京介 (たちばな きょうすけ)

南高校に通う1年生の男子生徒。上村家の隣の208号室に住んでいる。野球部に所属し、ポジションはセンター。子供の頃から、妹のようにずっとそばにいた上村仁菜には、何かと振り回されてきた。仁菜の気持ちには気が付いている。しかし、元野球部の先輩として尊敬する久米川瑛児に冷たくされて傷ついている麻生結衣子を、無視することができず、相談に乗っているうちに、だんだんと結衣子に惹かれていく。

橘 圭介 (たちばな けいすけ)

橘京介の弟。小学生の男の子。広瀬茉由花という彼女がいる。意地っ張りで照れ屋だが、上村仁菜が落ち込んでいるときには、喝を入れて激励するなど、兄の京介よりも男らしい一面を見せる。素直ではない態度を見せつつも、常に仁菜の味方で、時には京介に意見することもある。

麻生 結衣子 (あそう ゆいこ)

南高校に通う1年生の女子生徒。野球部のマネージャーを自ら志望。上村仁菜と橘京介が浅からぬ仲であることを知りながら、京介に近づく。久米川瑛児への思いを何度も断ち切ろうともがきながら、精神的に京介に依存していくことになる。誰に対してもはっきりと意見を言ってしまうため、同級生の女子からは敬遠されている。

久米川 瑛児 (くめがわ えいじ)

南高校野球部のOB。麻生結衣子の元家庭教師を務めていた大学生の男性。結衣子と付き合っているが普段は冷たく、結衣子の気持ちを利用して、都合のいいときだけ呼び出している。お調子者だが、気が向けば傷ついている結衣子をフォローすることもある。大学でも野球部に所属しているが、高校時代ほどの活躍はできていない。

広瀬 茉由花 (ひろせ まゆか)

橘圭介の彼女。圭介と同じ小学校に通っているがクラスは違う。とても明るい女の子で、橘京介と圭介の間では、上村仁菜よりも女らしいと評判。一見おとなしそうだが、自分の意見を言うときは、はっきりと言える芯の強い性格。

三宅 瞬 (みやけ しゅん)

南中学に通う3年生の男子生徒。上村仁菜のクラスメイト。周囲の人たちの気持ちを汲み取って気遣うことができる性格で、人望が厚く友達も多い。仁菜には橘京介しか見えていないことがわかってはいるものの、どうしても諦めることができず、一途に仁菜を想い続けている。

書誌情報

隣のあたし 10巻 講談社〈講談社コミックス別冊フレンド〉

第1巻

(2009-06-12発行、 978-4063416244)

第2巻

(2009-10-13発行、 978-4063416459)

第3巻

(2010-01-13発行、 978-4063416633)

第4巻

(2010-05-13発行、 978-4063416831)

第5巻

(2010-08-11発行、 978-4063416992)

第6巻

(2011-01-13発行、 978-4063417197)

第7巻

(2011-06-13発行、 978-4063417470)

第8巻

(2011-10-13発行、 978-4063417647)

第9巻

(2012-02-13発行、 978-4063417838)

第10巻

(2012-06-13発行、 978-4063418057)

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