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音盤紀行
レコードをテーマにしたオムニバス漫画。作者、毛塚了一郎の初単行本。時代や国境を越え、さまざまな時代、さまざまな国のアナログレコードにまつわる記憶や想いを描いたヒューマンドラマ。1話完結形式が基本だが、レコードや音楽を軸にリンクしているエピソードも多い。レコード店の様子やジャケット、壁のポスターなどの描き込みは非常に緻密で、ペンで描くタッチにこだわっているという。また単行本には、各話に登場するレコード店他の詳細データと解説が掲載されている。KADOKAWA「青騎士」1号(2021年04月20日)より連載を開始。
登場人物・キャラクター
麻耶奈 (まやな)
「第1話・追想レコード」の主人公。ショートカットの少女。祖父が遺(のこ)した膨大なレコードコレクションの中に「マヤナ」と書かれたドーナツ盤を発見。自分の名前が記されたレコードに興味を持ち、レコード店の店員、深山暦実の協力を得て祖父の想いを探る。
深山 暦実 (みやま こよみ)
「第1話・追想レコード」の主人公。黒髪ロングヘアーの少女。祖父が経営する「深山レコード」で働いている。レコードの買い取りで、麻耶奈のもとを訪れた際、「マヤナ」と書き記されたドーナツ盤を発見。プレイヤーにかけてみるが、なんの曲かわからなかったことから、意地と好奇心で「マヤナ」の謎を追う。
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