風の大陸 NEO英雄伝説

風の大陸 NEO英雄伝説

竹河聖の代表作であるライトノベルをI.Gタツノコ(現・プロダクションI.G)が劇場用アニメ化。古代アトランティス大陸を舞台に、ティーエ、ラクシ・アーダ、ボイス・マグヌスの三人が冒険の旅をする作品。

正式名称
風の大陸 NEO英雄伝説
ふりがな
かぜのたいりく ねおえいゆうでん
原作者
制作
IGタツノコ
公開日
監督
真下 耕一
ジャンル
アドベンチャー
 
ファンタジー
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概要

その栄華が終わり、乱世の時代を迎えた、古代アトランティス大陸。薬師(医師の古称)のティーエ、その用心棒である少女ラクシ・アーダ、傭兵のボイス・マグヌスの三人は旅をしていた。

砂漠の中で飲み水の尽きた三人は、廃墟になった街へと迷い込む。しかし、そこは死者のために作られた都市アゼク・シストラだった。この街に眠るという莫大な財宝を狙う者達と、三人との予期せぬ戦いが始まった。

登場人物・キャラクター

ティーエ

女性と見紛う美貌を持つ、薬師(医師の古称)の青年。仲間達からはティーエと呼ばれている。右眼は緑、左目は紫というオッドアイの持ち主。医学だけでなく、魔術の心得もあり、死者の都市アゼク・シストラでは、墓泥棒達の侵入で発動する死者達の呪いを押さえようとする。 争いごとを避け、感情を露にしない冷静で穏やかな性格。

ラクシ・アーダ (らくしあーだ)

ティーエの用心棒を自称する男装の少女。活動的で男言葉を使う。元は古代アトランティス大陸の小国イタール公国の公女だったが、内紛の耐えない宮廷に絶望して、男として生きる道を選び、国を捨てた。

ガテン・ラクム (がてんらくむ)

死者の都市アゼク・シストラの秘宝を狙う盗賊団のリーダー。ティーエが止めるのも聞かずに、地下のセイタの神殿の棺の封印を解き、発動した呪いのために出現した死者の仮面に生気を吸われて死ぬ。

アルン・ハラド (あるんはらど)

ラクシ・アーダの兄であり、古代アトランティス大陸の小国イタール公国の公王。病弱だが責任感の強い王だったが、貧しい国を治めることに疲れ果てていた。

バルニ・リファス (ばるにりふぁす)

砂漠の中でティーエ達三人が出会った少女。貧しい村を救うために、村人達と共に死者の都市アゼク・シストラの秘宝を探しに来たが、ガデン・ラクム率いる盗賊団に襲われ、重傷を負う。その後、ティーエ達三人を盗賊の一味と間違え、斬りかかってきた。

ボイス・マグヌス (ぼいすまぐぬす)

巨大な剣を振るう、歴戦の傭兵。ティーエとラクシ・アーダと共に旅をしている。寡黙な性格の大男である。

死者の仮面 (ししゃのかめん)

『風の大陸』に登場する怨霊。死者の都市アゼク・シストラの地下にある、運命の神を祀るセイタの神殿に安置された棺の封印を、盗賊のガテン・ラクムがその封印を破ったことで現れた無数の仮面。アゼク・シストラに侵入する者を滅ぼす呪いの正体であり、仮面の口から人間に糸を吐き、生気を吸い取る。 ラクシ・アーダの前には、公女だった過去の姿で現れ、死の世界へ誘う。

場所

アゼク・シストラ (あぜくしすとら)

『風の大陸』に登場する街。死者が死後も幸せに暮らせるように建設された、死者のための都市。街中にミイラ化された死者が生前のままの姿で仮面を被って安置されている。地下のセイタの神殿には運び込まれた財宝があるといわれており、バルニ・リファスのような貧しい村の住民からガテン・ラクムのような盗賊まで色々な人々を惹きつけている。

古代アトランティス大陸 (こだいあとらんてぃすたいりく)

『風の大陸』に登場する大陸。遥かな古代、栄華を極めた大陸だったが、数百年前から衰退が始まり、強国が分裂したで乱世の時代となった。ティーエ達三人は運命に導かれて、この大陸を旅している。

その他キーワード

セイタの神殿 (せいたのしんでん)

『風の大陸』に登場する神殿。死者の都市アゼク・シストラの地下にある、運命の神セイタの神殿。封印をした棺が安置されており、盗賊のガテン・ラクムがその封印を破ったために、アゼク・シストラの呪いが発動する。

クレジット

原作

竹河聖

キャラクター原案

いのまたむつみ

監督

作画監督

音楽

大島ミチル

アニメーション制作

IGタツノコ

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