高校鉄拳伝タフ

実戦的古武術、灘神影流の継承者を目指し、高校生の宮沢憙一がプロの格闘家や裏社会の武術家達を相手に、激しいバトルを繰り広げていく。

あらすじ

灘心陽流・黒田光秀(第1巻~第2巻)

兵庫県の高校生、宮沢熹一の家は、代々灘神影流という古流武術の家系であり、熹一はその継承者となるべくさまざまな相手と戦う日々を過ごしていた。そんな熹一の前に、黒田光秀という男が現れる。熹一と同じく高校生でありながら、黒田の持つ技のキレと破壊力を見た熹一は、黒田と戦いたいと思うようになる。しかし黒田は、かつて出場した格闘技の大会で親友をその拳で死なせてしまったという過去があり、二度と他人に拳を振るうつもりはなかった。そんな黒田を熹一は挑発し、黒田もまた、目の前に強い者がいれば戦わずにはいられない武道家の本能を刺激され、ついに熹一との戦いに応じる。そして熹一は、灘神影流と対をなす流派の灘心陽流の使い手である黒田との一進一退の攻防の末に、灘神影流の奥義「破心掌]で勝利を収めるのだった。

高校柔道チャンピオン・加納剛次(第2巻~第3巻)

灘心陽流の使い手、黒田光秀を倒した宮沢熹一は、高校柔道チャンピオンであり、オリンピック日本代表に選ばれた加納剛次の存在をテレビで知る。さっそく加納に挑戦する熹一だったが、体格差に加えて柔道の技の前に苦戦を強いられ、腹部にダメージを負ってしまう。しかし、熹一は加納の中指をへし折り、勝負は痛み分けとなった。腹部へのダメージのため食事もままならない熹一は、父親の宮沢静虎から、「菩薩拳」という灘神影流の奥義を伝授される。「菩薩拳」を引っさげた熹一は加納と再び対決、その戦いを通して熹一は加納が柔道を愛している事を知り、自分もまた灘神影流を愛している事を伝えつつ、「菩薩拳」で加納に勝利する。戦いを終えた加納は熹一と友情を結び、オリンピックでの活躍を誓うのだった。

プロレスラー・左門清正(第3巻~第6巻)

有名プロレスラーのアイアン木場は、かつて宮沢熹一の父親、宮沢静虎と戦い左目を奪われていた。灘神影流への復讐を狙う木場は、裏の世界で「壊し屋」と恐れられるオニ平事鬼川平蔵を熹一に差し向ける。死闘の末に平蔵を倒した熹一だったが、そんな彼の前に、平蔵がかつて手塩にかけて育て、現在は強すぎて日本のマット界から追放されたプロレスラーの左門清正が現れる。木場すら恐れる灘神影流に興味を抱いた左門は、まずは静虎を襲撃するが、静虎は機転を利かせて左門の前から姿を消す。次に左門は熹一に挑戦状を叩きつけ、それを受けて熹一は左門との対決に臨む。完成されたプロレスラーの肉体を持つ左門にはあらゆる攻撃も通用せず、苦戦する熹一だったが、静虎の助言とオニ平から伝授された関節技「閻魔固め」で左門に勝利する。戦いを終えた左門は、新たな活躍の場を求めて再び海外に旅立つが、滞在先で強盗に襲われ、そのまま帰らぬ人となってしまう。

拳術館空手・金田長秀(第6巻~第7巻)

宮沢熹一は、自身と死闘を演じた左門清正が強盗に銃殺された事を知って、「つぶしあい」ではない戦いをやりたいと思うようになり、フルコンタクト空手の大会に出場する。しかし、これまで「何でもあり」の戦いをしてきた熹一は、ルールに縛られた空手の戦いで力を発揮できずにTKO負けを喫してしまう。試合に負けた熹一は落ち込むが、そんな彼の前に、超実戦空手を標榜する「拳術館空手」の使い手、金田長秀が姿を現す。黒田光秀から金田の強さを聞いた熹一は、金田と立ち技だけでの勝負を持ちかけ、二人は台風の迫る海岸で対決する事となった。一撃必殺を真髄とする「拳術館空手」の金田に対し、熹一も[灘神影流]の一撃必殺の奥義で応戦。金田の攻撃をかわした熹一は、奥義「爆丹拳」で金田を倒すのだった。

スモウレスラー・レムコ (第8巻~第10巻)

アイアン木場が引退宣言をした。灘神影流を潰した者と引退試合をするという木場の言葉を受けて、高石義生というレスラーが宮沢熹一に挑戦して来るが、勝負は痛み分けとなり、義生は入院する事となる。だが熹一を狙っていたのは義生だけではなかった。続いて、有名になるために木場と戦う事を願っていたレムコ・ヤーロブが熹一に挑戦して来る。レムコは、木場の息のかかったレスラー養成施設「デビルファクトリー」で近代的トレーニングを積んで、熹一を倒すための体を作り上げていた。熹一もまた義生の協力を得てレムコとの体重差を埋めるトレーニングを行う。ついに始まった熹一とレムコとの対決は、死闘の末に熹一の勝利に終わった。だが、その戦いを見届けた義生は改めて熹一と決着をつけるべく、挑戦状を叩きつける。

剛越流柔術・葵新伍 (第10巻~第12巻)

宮沢熹一は、高石義生との再戦に臨むが、そこに葵新吾と名乗る男が乱入して来る。新吾は「剛越流柔術」という古流武術の使い手であり、アイアン木場への挑戦権を賭けて熹一と戦うという。しかし、その木場は熹一の父親、宮沢静虎との決着をつけようと目論んでいた。新吾と熹一、木場と静虎のダブルマッチを提案する木場に応じる静虎。静虎から新吾に勝つための必殺技「襷固め」を伝授された熹一は、新吾との戦いで「襷固め」を仕掛けるが、新吾は負傷しつつも「襷固め」を凌ぐ。そんな新伍の姿に、熹一は共に強さを求める者として尊敬の感情を抱きつつも、「襷固め」を変形させた「堅柔固め」で勝利を収める。その姿を見た木場は、日を改めて静虎と決着をつける事を提案し、その場を去っていくのだった。数日後、木場から日程の連絡を受けた静虎だったが、その直後に交通事故に遭ってしまい、入院を余儀なくされてしまう。そして静虎の見舞いに訪れた木場に対し、熹一は父親に代わって自分が相手をすると伝えるのだった。

プロレスラー・アイアン木場 (第12巻~第15巻)

アイアン木場と戦う事となった宮沢熹一は、高石義生鬼川平蔵達の協力を得て、木場を倒すための必殺技「百足固め」をマスターする。そして夜の球場を舞台に、ついに熹一と木場との決戦が始まった。格闘技の技術はもとより、経験値や体格などすべてにおいて熹一を上回る木場は有利に戦いを進めていくが、熹一もまた自身が受け継いだ灘神影流の技の数々で反撃し、木場と渡り合う。勝負開始から5時間が経過し、ついに熹一は木場に「百足固め」をかける事に成功するが、それでも立ち上がった木場は熹一にジャーマンスープレックスを決め、死闘に終止符を打つのだった。共に全力を出し切った木場と熹一は、この戦いにおいて、互いに遺恨をいっさい残す事はなかった。

ムエタイ戦士・ギャルアッド (第15巻~第17巻)

アイアン木場は、バーリ・トゥードの試合に出場するために渡米した。だが試合で、エドガード・C・ガルシアという17歳の少年に秒殺される。自分と同じ年齢の少年が木場を倒す場面を目の当たりにした宮沢熹一は、ガルシアと戦いたいという衝動に駆られ、その衝動のままに東京に武者修行に向かう。そして熹一は、強すぎるあまり東京で対戦相手がいなくなってしまったムエタイ戦士のギャルアッド・スワンパクティと出会う事となる。ムエタイ独自の蹴りに魅せられた熹一はギャルアッドに挑み、それを快諾したギャルアッドとの路上でのバトルが開始される。激闘の中、熹一はガードをすり抜ける灘神影流の奥義「螺子拳」でギャルアッドをダウンさせる事に成功するが、勝利にかける執念で立ち上がったギャルアッドは、渾身の一撃で熹一を失神KOする。

黒竜寺の修行僧・朝昇 (第17巻~第20巻)

宮沢熹一は、自身をKOしたギャルアッド・スワンパクティが、ムエタイの試合でエドガード・C・ガルシアに敗れた事を知り、アイアン木場の勧めで黒竜寺という寺で修行をする事になる。ここで認められればガルシアと戦えるように便宜を図るという木場の言葉を信じ、熹一は黒竜寺を訪れるが、そこにいた修行僧の朝昇は関節技の達人で、これまでに3000本以上もの骨を折ってきたほどの使い手だった。朝昇との関節技対決に臨んだ熹一は、彼の駆使する多彩な関節技に右腕や肋骨を折られながら、からくも勝利を収める。

木場対ガルシア (第20巻~第22巻)

黒竜寺から戻った宮沢熹一は、アイアン木場がハワイでエドガード・C・ガルシアと戦う事を知る。しかもそのセコンドには熹一の父親、宮沢静虎が付き、さらに木場に灘神影流の技の一部を伝授したという。ハワイに到着した木場はガルシアと再び対決するが、そこで熹一は、ガルシアがアメリカ国家によって作られた人間兵器の試作であり、苦痛などさまざまな感情を排除した存在である事を知らされる。だが、機械のような存在だったはずのガルシアは、木場との戦いを通じて少しずつ人間としての感情を見せ始める。そんなガルシアを相手に木場は善戦するが力及ばず、ガルシアに敗れ、そのまま命を落としてしまう。木場の遺体と共に帰国した熹一達は、木場のファン達から非難を浴びる事となった。その直後、熹一のもとに格闘技のイベント「TDK」への出場招待状が届く。この格闘技イベントは、自身の死期を悟っていた木場が死後に開催するよう指示していた大会であり、ガルシアにもこの大会の招待状が届けられていた。

TDK予選1回戦 (第23巻~第27巻)

宮沢熹一は、父親の宮沢静虎の反対を押し切って、格闘技のイベント「TDK」への出場を決意。「TDK」には、熹一の友人である高石義生や、かつて熹一と戦った朝昇も参戦を決めていた。そして迎えた予選1回戦、熹一は長身の空手家、東修人と対戦する事となる。灘神影流は殺人術であり、公の場でその奥義を使う事は許されないと静虎から言われた熹一は、灘神影流の技を封印して東に挑み、身長差に苦しみつつも勝利を収める。予選1回戦では義生や朝昇も順調に勝ち上がったほか、エドガード・C・ガルシアも圧倒的な強さで勝利する。こうして熹一達はベスト8として次の試合に臨む事となるが、大会開幕を記念したパーティの席上で乱闘に巻き込まれた熹一は、頸椎を損傷してしまう。

TDK予選2回戦 (第28巻~第29巻)

TDKの予選2回戦が始まった。この試合も圧倒的な強さで勝利したエドガード・C・ガルシアは、本戦となる準決勝の試合で、高石義生に勝利した朝昇との対戦する事が決定した。一方、頸椎を損傷した宮沢熹一は、父親の宮沢静虎から灘神影流の治療を施され、3分間のタイムリミットつきで試合に出場する事になる。熹一の相手は「凶犬」とあだ名される危険人物、笹川エンゾウ。3分以内に決着をつけなければならない熹一は速攻に出るが、エンゾウは熹一の攻撃をことごとくしのぐ。焦った熹一はエンゾウを締め落とすが、その直後に3分が経過し、熹一は心肺停止状態になってしまう。静虎の必死の心臓マッサージで回復した熹一だったが、エンゾウとの試合はTKO負けの判定。そんな中、第4試合に出場するゴードン・クランシーはその裁定は間違いだと言い残し、対戦相手の待つリングへと上がる。そしてゴードンの言葉を聞いた静虎は、熹一に対して「怪物を超えた怪物」の存在を示唆する。

アイアン木場の息子・真一 (第29巻~第31巻)

TDK」は予選のすべてを終了したが、ケガ人が続出したため、宮沢熹一に敗者復活戦が提案された。その相手とはアイアン木場の息子、木場真一。さらにその対戦場所はリングではなく、ボイラー室という特異な場所だった。父親である木場を憎む真一は、その憎しみを熹一にぶつける。熹一はそれを受けて、「TDK」では封印していた灘神影流の技で対抗。ボイラー室での試合は、最高潮の盛り上がりを見せる。そのボイラー室の前には、熹一の父親である宮沢静虎と、真一と共にトレーニングしていたプロレスラーのカズ富士田がいた。かつて静虎とアイアン木場は、このボイラー室で戦った事があるという。その息子同士が同じ場所で戦うという数奇な運命を語る富士田に、静虎は熹一は自分とは違うと答えるのだった。そんな中、灘神影流の奥義の数々を繰り出して、ついに真一を倒した熹一は、無事に「TDK」準決勝への出場権を獲得する。

TDK準決勝 (第31巻~第34巻)

TDK」準決勝第一試合でエドガード・C・ガルシアと戦った朝昇は、善戦むなしく敗れ、病院送りにされてしまう。準決勝第2試合は宮沢熹一ゴードン・クランシーの対戦。世界最高峰といわれる「クランシー柔術」の使い手であるゴードンを相手に、父親の宮沢静虎をセコンドにつけた熹一は[灘神影流]の技で応戦、体格と経験の差をカバーする。しかし「骨が折れてもタップしない」という事を信条とするゴードンをなかなか崩す事ができない。それでも熹一はゴードンを灘神影流の奥義「阿鼻固め」で締め上げ、見事にタップを奪う。準決勝に勝利した熹一は、ガルシアとの決勝戦に進出するが、その直後に祠部矢修というプロレスラーの襲撃を受け、失神KOされてしまう。

怪物を超えた怪物 (第34巻~第36巻)

宮沢熹一は、エドガード・C・ガルシアとのTDK決勝戦の前に、祠武矢修にリベンジする事を誓う。さっそく祠武矢が所属する新横浜プロレスへと高石義生と共に乗り込んだ熹一は、祠部矢が売名行為のために熹一を襲った事を知る。熹一は新横浜プロレスに設置されたリングで祠部矢と戦うが、その戦いを見守る謎の人物がいた。祠部矢を倒してリベンジに成功した熹一は、その人物が父親の宮沢静虎の名前を知っていた事に驚き、静虎に事実を確認する。その人物の名は宮沢鬼龍、静虎とは一卵性双生児であり、灘神影流の使い手である事に加えて「怪物を超えた怪物」と言われた存在だった。さらに鬼龍はガルシアを作り出すために精子を提供しており、遺伝学的にはガルシアの父親ともいえる。感情に目覚め、父親を求めるようになっていたガルシアの前に現れた鬼龍は、熹一を殺せば息子と認めると伝える。こうして、さまざまな思いを含んで熹一とガルシアとのTDK決勝戦が始まる。

TDK決勝戦 (第36巻~第38巻)

宮沢熹一エドガード・C・ガルシアとの「TDK」決勝戦では、序盤から灘神影流の技の数々で優勢に試合を進める熹一だったが、さまざまな戦況に対応できるように訓練されているガルシアはすぐに反撃に出る。一進一退の攻防の末に、熹一はガルシアが宮沢鬼龍の血を引いている事を思い出す。ガルシアは、兵器ではなく人間として生きる事を望み、その証として父親を、そして灘神影流を継承する事を望んでいた。そのためには熹一に勝利しなければならない。その覚悟をもって熹一と戦うガルシアだったが、試合を観戦していた鬼龍は宮沢静虎に対してガルシアは短命であり、すでにいつ死んでもおかしくない状態だと告げる。戦いも終盤となり、熹一の渾身の掌底を受けたガルシアは悶絶しつつも、ついに熹一を倒すのだった。こうして「TDK」はガルシアの優勝となるが、この試合がもとでガルシアは命を落とす。一方の熹一は、自分にとっていとこともいえるガルシアを殺してしまった罪の意識に苛まれる事となる。

宮沢尊鷹の伝説 (第38巻~第39巻)

エドガード・C・ガルシアを殺してしまった事に思い悩む宮沢熹一に、父親の宮沢静虎は、灘神影流の里があったという場所に連れて行く。そこは、現在はダムの底に沈んでいたが、かつてその地に暮らしていた静虎は、自身の兄だった宮沢尊鷹の話を熹一に聞かせる。静虎には、一卵性双生児の宮沢鬼龍のほかに尊鷹という兄がおり、彼こそが本来ならば灘神影流の継承者となるはずだった。心技体に優れた尊鷹は静虎と鬼龍の兄弟からも尊敬されていたが、いつしか鬼龍は尊鷹に対してあこがれを超えた憎しみを抱くようになっていた。そんなある日、鬼龍は事故で腎臓を損傷し、尊鷹は自身の腎臓を移植して鬼龍の命を救う。しかし、鬼龍は尊鷹の一部を受け取った事を憎悪し、二人は激突する。死闘の末に尊鷹は鬼龍に勝利するものの、鬼龍は尊鷹を不意打ちで倒し、尊鷹は生死不明となったのだという。静虎にとって鬼龍は倒すべき敵であり、熹一にその話を聞かせたのは、ガルシアを殺した事から早く立ち直ってほしいという親心からだった。

灘神影流継承者の宿命 (第40巻~第42巻)

宮沢鬼龍は、灘神影流の秘奥義「呪怨」を会得するために動き始める。この技は、かつて灘神影流の先々代が編み出した秘奥義であり、人間を生きたまま廃人にするという恐るべき技だった。その秘伝書を宮沢静虎が持っている事を知った鬼龍は、静虎を呼び出し、秘伝書を賭けて決闘を申し込む。その場に駆けつけた宮沢熹一は、この決闘を見届ける事こそが灘神影流の継承者としての宿命である事を受け入れ、鬼龍と静虎の戦いを見守るのだった。

登場人物・キャラクター

宮沢 憙一

灘神影流第15代目継承者。青葉工業高校2年。継承者にふさわしい人物になろうと、日々、己を鍛えている。正義感の強い性格で、不良嫌いを公言している。身長172cmと、格闘家としては体格に恵まれていないが、非凡な格闘センスと、相手の技を吸収し取り入れる応用力に長けている。

宮沢 静虎

灘神影流第14代目当主。憙一の父。憙一からは「オトン」と呼ばれている。表の職業は銀行員だが、副業として裏の仕事も引き受けている。暗殺拳の継承者でありながら、不殺を貫くヒューマニストで、憙一にもその教えを伝えている。堂々たる体格と、人間離れした身体能力を持ち、ほかの格闘家からも一目置かれている。

宮沢 鬼龍

静虎の双子の兄。「悪魔」「怪物を超えた怪物」などと怖れられる闇の格闘家。天才的な頭脳を持ち、芸術にも秀でている。防御に優れた弟・静虎に対し、圧倒的な攻撃力を誇ることから「攻めの鬼龍・守りの静虎」と称される。裏社会で暗躍しているが、灘神影流を潰すという野望を持っている。

日本最大のプロレス団体「ワールド・プロレス」総帥。プロレス界の伝説として、華々しい実績と知名度を誇る。一方で、非公式の真剣勝負でもほぼ無敵を誇っていた。かつて裏の試合で静虎と対決して敗れ、片目を失って... 関連ページ:アイアン木場

エドワード・C・ガルシア

17歳の格闘家。「格闘マシーン」の異名を持ち、超人的な身体能力を誇る。アメリカ軍の極秘裏の研究の下、人工授精によって生まれ、科学的トレーニングで鍛えられている。かつて憙一と対戦した強者を次々と倒していき、のちにTDKに参戦して憙一と対戦することになる。

高石 義生

「人食い義生」のニックネームを持つプロレスラー。試合中の事故によってプロレス界を追放されていたが、アイアン木場の誘いを受けて、ワールド・プロレスの刺客として憙一に挑戦する。対戦後は憙一と意気投合、時にはコーチを買って出るなど、お互いを認めあった間柄になっている。

古流柔術の使い手で元プロレスラー。関節技のスペシャリストで、様々な流派の関節技を使いこなす。表のプロレス界から引退した後は、裏の世界に身を投じ、会社や興行主の意にそぐわないプロレスラーに制裁を加える「... 関連ページ:鬼川 平蔵

葵 新吾

剛越流柔術を使う少年。柔軟性に優れた関節を持っているため、多くの関節技が効かず、さらに自身の関節技の技量も憙一を軽く凌ぐ。父の愛に飢えていたことで、歪んだ性格の持ち主となる。自宅庭園で憙一と対戦。死闘の末、憙一の繰り出した堅柔固めの前に敗れた。

ギャルアッド・スワンパクティ

タイのムエタイボクサー。公式戦は16勝1敗だが、ストリートでは50戦無敗。強すぎて試合が組まれないほど。日本に来て憙一と出会い、拳を交わすこととなる。激しい死闘の末、憙一を下し、以来、親友となるが、その後、ガルシアと対戦し、ミドルキック一発で再起不能となってしまう。

朝昇

本名は朝田昇。1500以上の関節技を使いこなし、3000本以上の骨を折ってきたと言われる関節技の達人。東大法学部を卒業後、司法試験に合格したエリートだったが、地下鉄のホームでチンピラに注意したところ暴行を受けてしまい、その時の屈辱を晴らすため格闘技を始めたという過去がある。

ゴードン・クランシー

「伝説の柔道家」「バーリ・トゥードの王」の異名を持つ。500戦無敗の戦績を持ち、最強に最も近い男と言われる。息子が病気で、その治療費を稼ぐために1試合1億円のファイトマネーで闘っていた。TDKに参戦し、強豪たちを次々と撃破していき、準決勝で憙一と対戦する。

木場 新一

アイアン木場の息子。アイアン木場のすべてを受け継いでいるが、同時に激しく憎んでいる。TDKのリザーブ・マッチで憙一と対戦。かつて静虎とアイアン木場が闘ったボイラー室で死闘を繰り広げる。

イベント・出来事

TDK

『高校鉄拳伝タフ』に登場する格闘技の大会。「the Tournament Dedicated to Kiba」の略で、アイアン木場が行う予定だった格闘技のトーナメント。木場が選んだ16人の選手により、... 関連ページ:TDK

その他キーワード

灘神影流

『高校鉄拳伝タフ』に登場する古武術。正式名称は灘神影流活殺術。現当主は宮沢静虎。一子相伝の暗殺拳で、打撃技、関節技など格闘技に用いる奥義から、相手を間接的に死に至らしめる暗殺のための奥義まで存在する。

書誌情報

高校鉄拳伝タフ 全42巻 集英社〈ヤングジャンプ・コミックス・スペシャル〉 完結

第1巻 灘神影流活殺術

(1994年3月発行、 978-4088752617)

第2巻 決死の挑戦

(1994年6月発行、 978-4088752624)

第3巻 突然の挑戦者

(1994年9月発行、 978-4088752631)

第4巻 「最強」という幻想

(1994年12月発行、 978-4088752648)

第5巻 活殺神髄

(1995年3月発行、 978-4088752655)

第6巻 地獄の復讐

(1995年6月発行、 978-4088752662)

第7巻 友情を超えた関係

(1995年10月発行、 978-4088752679)

第8巻

(1996年1月発行、 978-4088752686)

第9巻 悪魔の誕生

(1996年4月発行、 978-4088752693)

第10巻 友情と拳

(1996年7月発行、 978-4088752709)

第11巻 勝負への執念

(1996年10月発行、 978-4088753034)

第12巻 恐怖の超越

(1997年1月発行、 978-4088753096)

第13巻 覚悟の朝

(1997年4月発行、 978-4088754956)

第14巻 最強の宿命

(1997年7月発行、 978-4088754963)

第15巻 闘う運命

(1997年10月発行、 978-4088755700)

第16巻 待望の再会

(1998年1月発行、 978-4088756042)

第17巻 最後に立つ者

(1998年4月発行、 978-4088756363)

第18巻 約束の奥義

(1998年7月発行、 978-4088756714)

第19巻 炎の決戦

(1998年10月発行、 978-4088757070)

第20巻 本能の奥義

(1999年1月発行、 978-4088757421)

第21巻 世界への一歩

(1999年4月発行、 978-4088757759)

第22巻 サムライ

(1999年7月発行、 978-4088758015)

第23巻 愛と恐怖

(1999年10月発行、 978-4088758343)

第24巻 理想の格闘家

(2000年1月発行、 978-4088758664)

第25巻 兄弟の愛憎

(2000年3月発行、 978-4088758916)

第26巻 敗者の栄光

(2000年5月発行、 978-4088760223)

第27巻 武道家と死

(2000年7月発行、 978-4088760414)

第28巻 敗北の美学

(2000年9月発行、 978-4088760582)

第29巻 死の教訓

(2000年11月発行、 978-4088760841)

第30巻 野生の目覚め

(2001年1月発行、 978-4088761091)

第31巻 運命の悪戯

(2001年3月発行、 978-4088761343)

第32巻 怪物vs超怪物

(2001年5月発行、 978-4088761527)

第33巻 悪神降臨

(2001年8月発行、 978-4088761909)

第34巻 夢のプロレス

(2001年11月発行、 978-4088762258)

第35巻 ふたりの息子

(2002年2月発行、 978-4088762647)

第36巻

(2002年5月発行、 978-4088762920)

第37巻

(2002年8月発行、 978-4088763323)

第38巻

(2002年11月発行、 978-4088763651)

第39巻

(2003年2月発行、 978-4088763989)

第40巻

(2003年5月発行、 978-4088764399)

第41巻

(2003年6月発行、 978-4088764573)

第42巻

(2003年7月発行、 978-4088764740)

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