概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
リリア・キャロル
キャロル侯爵家の令嬢として異世界に転生した少女。愛称は「リリ」。前世は現代日本で生活していたアラサーのゲーマー女子だった。父親のガイは王宮に仕える騎士団長を務め、母親のアイリスはキャロル家の領地を治めている。第二の人生を謳歌するために0歳の時点で魔法の修行を開始したため、幼少期から魔法や高位精霊を使いこなす。その活躍が王家の目にも留まり、5歳の誕生日に王宮からパーティに招かれる。この際に王族のエルク・フォン・ルクセルと出会い、前世の推しキャラクターとそっくりな容姿の彼に一目惚(ぼ)れする。エルクとの婚約を夢見るものの、別の王子たちと政略結婚させられそうになる。使い魔として高位精霊の水竜・リェスラとシルフ・イェスラを連れている。
エルク・フォン・ルクセル
王族の少年。王弟の子息で、国王の甥にあたる。美しい黒髪と金色の瞳を持つ美少年。容姿や雰囲気が、リリアが前世の日本で推していた美少年キャラクターによく似ているため、彼女に一目惚れされる。王国への反逆を目論んでいた父親が処刑された過去を持ち、母親は息子のエルクを産んだあとに処刑された。その後、エルクが争いの火種にならないように、王位継承権を剝奪されたうえで王家預かりとなった。このため婚姻なども王家側が決定権を持つなど、王族でありながら肩身の狭い複雑な立場にある。
クレジット
- 原作
-
海華