009ノ1

009ノ1

ミレーヌ・ホフマンは009ノ1と呼ばれるサイボーグのスパイである。様々な特殊能力を駆使して、東西に分かれて対立する世界の裏のミッションを遂行していく。

正式名称
009ノ1
ふりがな
ぜろぜろくのいち
作者
ジャンル
アクション
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概要・あらすじ

1986年、世界は東西に分かれて激しく対立していた。両陣営はにらみ合いに終始し、表立っての戦いこそなかったが、外見上は平静な世界の裏では、秘密エージェント同士が戦い続けていた。そんな秘密エージェントの一人、009ノ1、本名ミレーヌ・ホフマンは改造された肉体を持つサイボーグスパイ。ミレーヌは様々な特殊能力を駆使して、ボスであるナンバー0からの指令を遂行していく。

登場人物・キャラクター

ミレーヌ・ホフマン

ゼロゼロナイン・ワンと呼ばれるウエスト・ブロックの諜報機関に属するスパイ。年齢21歳。サイボーグ化された身体と鍛え抜かれた能力、様々なテクニックで活躍する。戦火で身寄りをなくし、孤児収容施設から情報機関に選ばれてエージェントになった。同じ外見と能力を持つ12人の9ナンバーの一人目。 両親の命を奪ったのが、どちらの陣営か不明のため、イースト・ブロックを憎みきれない。また、父性への渇望から惚れっぽいという弱点を指摘されている。一方で、その甘さが活動のプラスになることもあるとされる。

ナンバー0 (なんばーぜろ)

ウエスト・ブロック情報機関のキャプテン。009ノ1の上司である。白ひげに禿頭でサングラスをかけている。ベテランらしい的確な判断力で情報局のメンバーを監督。相手の怪しいところを嗅ぎつける勘と、緻密な推理力で事件の糸口を摑むこともある。独り暮らしが長いという。

ポール・ホフマン

イースト・ブロックのスパイ。幼い頃に戦火で両親を失い、姉のミレーヌ・ホフマンと生き別れた。変装が得意。新聞記者のレイン・ディックとして月基地を訪れ、老地質学者のダーク・グリーンを殺害し入れ替わった。必要な情報を入手したため、地球に帰りたがっている。009ノ1が姉だと知らずに抱いたが、009ノ1にすべてを承知の上だったことを知らされ、自ら命を絶つ。

パロディ

イースト・ブロックのスパイ。小さい頃から物真似が得意で、情報局の改造によって、細胞の配列まで似せられる体を得た。本物以上の本物になれると豪語する。休暇中の009ノ1に接触し、情報局に乗り込んでマイクロフィルムの輸送任務を受けて、フィルムの奪取を図った。本物になりきったことで009ノ1という人物を愛した。

ミスター・ホッピイ

イルカ。イルカ研究所のリミット博士のドルフィン改造計画の成功例。人間の手足を移植され、人間以上の知能を身につけたことで、地球の支配者になる野望を抱く。リミット博士以外の研究者を海底基地に閉じ込め、イルカたちの改造と対人間兵器の研究など、着実に計画を進行中。地上でも500人以上の人間を強力な催眠装置で「協力者」に仕立てて利用している。 009ノ1を「協力者」579号にしたつもりがワナにはめられて壊滅した。

集団・組織

9ナンバー (ないん・なんばー)

『009ノ1』に登場するグループ。ウエスト・ブロックの12人の女性スパイ。9グループとも。孤児収容施設から情報局に選ばれて、スパイに改造、教育された。乳房に銃、足の骨に跳躍力アップのためのバネを内蔵。また、親指の爪の裏に毒、薬指に解毒剤も仕込まれている。009ノ1から009ノ12まで、全員の外見は同じ。 009ノ7の殉職が確認されている。

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