CLOTH ROAD

「繊業革命」という技術革新によって衣服が世界の中心となった架空の地球における、少年と少女の旅と冒険を描いた作品。月刊誌「ウルトラジャンプ」にて2003年12月~2011年6月に連載された。各話は「Stitch(針と糸の縫い目などを意味する)」とカウントされる。

正式名称
CLOTH ROAD
原作者
倉田 英之
作者
ジャンル
アクション
 
服飾・ファッション
レーベル
ヤングジャンプコミックス(集英社)
巻数
全11巻
関連商品
Amazon 楽天

概要・あらすじ

極限まで発達したナノテクノロジーによって、コンピュータが小型化し衣服と融合した時代。世界は服飾ブランドが支配し、服を仕立てるデザイナーと、その機能を最大限に引き出して見せるモデルこそが全世界の注目を集めていた。駆け出しデザイナーとして下町でくすぶっていた少年・ファーガスは、自分の双子の姉を名乗る少女・ジェニファーの訪問を受ける。

賭け試合のWAR-KINGを通じてモデルを志したジェニファーは、ファーガスと共に修業の旅に出る。親の形見とされる布「オーロ・マリア」を調べようとした二人は、やがて己の両親と、星の存亡に関わる秘密を知る。この星全体を覆って内部を制御する巨大な布は、二人の母・アルジャンヌと一体化した衣服であり、その服を作った男が父・ガーメントであった。

アルジャンヌの生命を維持するため全世界を犠牲にしようとするガーメントに対し、一度は完敗を喫するファーガスとジェニファー。二人はさらなる旅を続け、ガーメントの計画に立ち向かおうとする。

登場人物・キャラクター

ファーガス (ファーガス)

下町で仕立て屋見習いをしていた、デザイナー志望の少年。眼鏡をかけており、やや内向的。グスタフの元で仕立ての基礎を学びながら、WAR-KINGの雇われデザイナーをして小銭を稼いでいた。自分を訪ねてきた、双子の姉を自称するジェニファーとは最初衝突するが、WAR-KINGを通じてコンビとなり、グスタフの死をきっかけに二人で旅に出る。 所持していたオーロ・マリアを見咎められ、ロイヤルカストラートで投獄されるが、そこで出会ったトーガにより一流デザイナーの実力を身につける。ロイヤルカストラートでドレス・スカイと一体化した母・アルジャンヌを見て「バケモノ」と呟いてしまい、以後後悔の念を抱きつつ、母のための衣服作りに打ち込む。 ロイヤルカストラートに現れた父・ガーメントによって、目の前で母を仮死状態にされ、敗北感に苛まれるが、ユニイズム、世楽を巡って更に経験を積み、ジェニファーらと共に最終決戦に臨む。

ジェニファー (ジェニファー)

田舎町で里親に育てられた、快活な少女。里親の死によって故郷を離れ、生き別れた双子のファーガスを訪ねる。ファーガスには自分が姉と主張しているが、根拠や証拠はない。運動神経がよく負けず嫌いで、未経験のWAR-KINGにモデルとして臨み、美美介に辛くも勝利した。ファーガスと共に旅に出た当初はモデルとして未熟で、身体能力任せの危うい戦いを続けていたが、ロイヤルカストラートでジューン・メイに弟子入りし、トップモデル級の実力を身につける。 モデルでありながら食欲旺盛で、特に菓子類の間食を好む。

アルジャンヌ・ウッドワース (アルジャンヌウッドワース)

ファーガスとジェニファーの母にして、ガーメントの妻。かつてはロイヤルカストラートの専属モデルで、新人でありながらクロスロオド優勝も果たした。天真爛漫な性格と、モデルとしての高い才能を持っていたが、ガーメントの発案で星を覆う衣服ドレス・スカイと一体化。成長してロイヤルカストラートに来たファーガスと会った時には、人間の原形を留めておらず、広大な布の中に巨大な顔が見える状態だった。 ドレス・スカイを作り変えるためガーメントが持ち込んだ黒いドレスを受け入れ、17ヶ月の仮死状態になる。「ウッドワース」はモデル時代の姓で、ガーメントとの結婚後にどう名乗っていたかは不明。

ガーメント (ガーメント)

ファーガスとジェニファーの父にして、アルジャンヌの夫。世界随一の才能を誇る天才デザイナーだが、各国で悪事を働き国際永久指名手配犯となっていた。ロイヤルカストラートで、星の環境を守る衣服ドレス・スカイに人間のモデルを組み込むことを提案する。幼少期から服飾技術への強い関心を持ち、あらゆる技術を貪欲に身につけようとするが、仕組みを理解した物事に対しては非常に冷淡となる。 自分と同等の才能を持つ者しか認めようとせず、トップクラスのデザイナーとモデルに成長していたファーガスとジェニファーさえも「凡人」と切り捨てた。世界中から才能を認めた少年少女を集めて「家族」として行動を共にしているが、実際はその子らもアルジャンヌのための駒に過ぎないと考えていた。 最終目的は自分とアルジャンヌのための新しい世界を築くことにあり、アルジャンヌに匹敵する才能を認めたジュリエットを迎え入れるが、最終的には彼女さえもパーツとして利用しようとする。

グスタフ (グスタフ)

ファーガスの育ての親であり、仕立て屋としての師匠。地元の人々に愛される仕立て屋だったが、晩年は病に伏し、後に死去。ファーガスが旅に出るきっかけを作った。元は優れたデザイナーであり、トーガと共に星に衣服を着せるドレス・スカイ計画の一端を担っていた。

ペルリヌ (ペルリヌ)

ファーガスが暮らしていた下町で娼婦を営んでいた女性。影はあるが優しい人柄で、ファーガスには母や姉のように慕われている。元はロイヤルカストラートの専属モデルだったが、薬物使用で解雇された過去を持つ。薬物の後遺症で往年の身体能力は失っているが、未経験でWAR-KINGに臨もうとするジェニファーに、短期間での特訓を施した。

美美介 (ビビスケ)

ジュリエットを伴って旅をしており、ファーガスが暮らす下町のWAR-KING会場に現れて連戦連勝を果たした、流れ者のモデル。サングラスを着用した男性だが振袖風のドレスを身につけ、鋭い刃を仕込んだ袖を武器にする。「美」や「粋」をモットーに、美しくない対戦相手には容赦しない。ジェニファーのデビュー戦の相手となり圧倒するが、逆転負けとなる。 スカウトや国際スパイの顔も持ち、ジュリエットをロイヤルカストラートの専属モデルに推薦した。その後もジュリエットのマネージャー的立場にいたが、ガーメントに強奪される。

ジュリエット (ジュリエット)

美美介と共に旅をしていた、小柄で褐色の肌を持つ少女。非常に寡黙で、常に抱いている熊のヌイグルミに強く執着する。元は孤児で、サーカスの熊使いをさせられていたが、唯一心を通わせていた熊の死に際し、美美介の誘いでサーカスを去った。刃物状のウィッグを自在に操る能力を持ち、ロイヤルカストラートと決裂したジューン・メイに代わってトップモデルとなる。 クロスロオドにも出場し、モノリスのCPUを破った。モデルとしての才能はジューン・メイさえ天才と認めるほどで、彼女をひと目見たガーメントもアルジャンヌに匹敵する才能の持ち主としてドレス・スカイの新しいシステムに組み込もうとする。孤独な身の上からか「友達」には固執するが、その一方で善悪を判断できず、ガーメントの庇護に入ってからは殺人をもためらわず行っている。

ポシェット (ポシェット)

ファーガスとジェニファーが見つけた中古のウォーキングクローゼットに付属していた、オートマトン(自動人形)。少女の姿をした小さな人形だが、口調は年寄りじみており、やや毒舌。ファーガスを「メガネ」と呼ぶ。オーロ・マリアやガーメントのことを断片的に口走ることがあり、後にガーメントが世楽で得た技術で作ったと判明する。

ジューン・メイ (ジューンメイ)

ロイヤルカストラート専属のトップモデルで、クロスロオドに三期連続優勝を果たしている女性。気まぐれからジェニファーを弟子にとり、トップモデルに近いレベルにまで鍛え上げた。実力・人気とも、各国のトップモデル達からさえ抜きん出ている。高貴で華やかな雰囲気を持ち、民衆にも親しげに接するが、内心では自分や興味深い物事にしか価値を見出さず、ほとんどの出来事や人物はすぐに忘れてしまう。 わがままが過ぎてロイヤルカストラートとの契約を打ち切られ、四期連続優勝を賭けたクロスロオドへの参加権を失うが、大会中に勝手に乱入。その場に現れたガーメント一家とも戦うが、集中攻撃を受け敗れる。ニケでの戦いでガーメント一家のモデル五人を倒すも、ジュリエットとの戦闘中に身体を衣服化されかける。 戦闘中断で放置され死亡しかけたが、ファーガスらによって世楽のからくり装置と一体化し、衣服として一命を取り留める。

トーガ (トーガ)

ロイヤルカストラートでファーガスが出会った老人。かつてはデザイナーで、星に衣服を着せるドレス・スカイ計画の一端を負っていた。ガーメントの師匠であり、ロイヤルカストラートに幽閉されていたが、投獄されたファーガスの身元を引き受け、彼の新たな師となる。ドレス・スカイの一部となったアルジャンヌを見守り、管理していたが、最終決戦前に現れたガーメントによって洗脳される。

馬琴 (バキン)

世楽のトップモデルかつ「スモー」という国技のチャンピオンであり、「横綱」という称号でも呼ばれる。普段はヤセ型の中高年男性だが、戦闘時には肉をつけ、太った巨漢の姿となる。クロスロオドにも太った姿で参加し、怪力技を発揮するが、フェロ・フレグランスの香りに操られ、マチュピチュへの盾とされて敗れた。対ガーメント戦ではチャリオットとの同盟を断わるが、ファーガスらと共に最終決戦へ赴き、結果的に同盟と共闘する。

源内 (ゲンナイ)

世楽で随一のからくり技師とされる老婆。漂着した少年期のガーメントを引き取り、実の孫のように育てていた。ガーメントの才能を開花させてしまったことに責任を感じており、世楽とチャリオットとの同盟には否定的だったが、最終決戦に向かうファーガスには同行する。

マチュピチュ (マチュピチュ)

ニケのトップモデルで、褐色の肌を持つスリムな女性。高速移動を得意とし、クロスロオドの常連でフェロ・フレグランスとは何度も顔を合わせるライバルだった。ガーメント一家のニケ侵攻に立ち向かうが敗れ、捕えられた。救出に来たフェロと共に脱出しようとするが、ジュリエットに敗れる。

アドルフ・アルヴァロ・アウディ (アドルフアルヴァロアウディ)

チャリオットのトップモデルで、騎士道を重んじる生真面目な少年。自国の軍事力に強い自信を持ち、他国には威圧的に振舞う。クロスロオドでは甲冑に仕込まれた重火器を使おうとするが、良い所なく真っ先に脱落した。対ガーメントの同盟を組むため、チャリオットの大使として世楽を訪ねる。

カピスル・コルビュジェ (カピスルコルビュジェ)

ユニイズムのトップモデルで、紳士的な物腰の青年。クロスロオドでは乱入したジューン・メイの戦いぶりを目の当たりにし、隠した実力を匂わせながらも早々に退散した。非常に愛国心が強く、ファーガスとジェニファーをユニイズムに引き入れるため強引な手段をも辞さなかった。また、ジェニファーとの勝負ではしばしば、獣のような激しい気性を開放する。 ユニイズムは一夫多妻制のため、9人の妻、21人の子を持ち、平等に愛を注いでいる。ユニイズムが対ガーメントの同盟に補給物資提供という形で参加した際、物資の破壊を狙うガーメント一家の身体服飾化生命に攻撃されるが、物資はユニイズム人民が額に汗して作った同胞の血肉であるとして、一歩も引かず抗戦した。

チャコ・ペンシル (チャコペンシル)

ユニイズムのデザイナーで、カピスルにも歯に衣着せぬ毒舌な女性。作業服や制服など画一的な服ばかりデザインすることになるユニイズムにあって、独自のデザインで服を作りたがっていた。そのためファーガスを奴隷的な助手にしようとする。

フェロ・フレグランス (フェロフレグランス)

グラウンドダークのトップモデルで、浮浪者のようにボロをまとった身なりの、鼻が大きい男。体臭のきつさで周囲の顔をしかめさせるが、その中に香水の香りを紛れさせており、嗅いだ者の感覚を支配する。その香りは皮膚や粘膜からも吸収され、鼻を塞ぐだけでは防ぎきれない。クロスロオドではマチュピチュとよく顔を合わせる常連。 ガーメントにニケが占領された際、潜入してマチュピチュと共に脱出しようとするが、ジュリエットの妨害を受け、敗れる。

CPU (シーピーユー)

モノリスのトップモデルで、眼鏡をかけた内向的な少女。クロスロオドに参加するも戦意は希薄で、電撃を武器に自衛しようとしたが、アンテナをジュリエットに切断され、失神し敗退した。帰国後は自室に引きこもり、服のカスタマイズとシステム構築だけに専念。チャリオットからの対ガーメント同盟参加要請にも無視を続けた。

集団・組織

ガーメント一家

ガーメントと、彼が世界中から才能ある少年少女を集め育てた家族的な集団。デザイナーであるガーメント以外はいずれもトップモデルに迫る能力を持ち、ガーメントのためとあらば死も厭わない。チャリオットを中心とした同盟との戦いでは、身体服飾化生命に改造され、十名足らずでチャリオットの大軍勢を相手取った。しかし、いずれもガーメントにとっては「代わりのきく駒」であり、死亡した際にもほとんど感慨を抱かれなかった。

ロイヤルカストラート (ロイヤルカストラート)

世界七大トップブランドの一角を占める企業であり、本社のある都市国家名。本来は「ブリテン王国」という国名だが、慣習的にブランド名の方が通用している。上品な装飾性の高いドレスが上流階級の人気を集め、世界で最も支持されたブランドになっている。また、星を覆うドレス・スカイの核であるアルジャンヌの身柄を確保していること、専属モデルのジューン・メイが世界大会であるクロスロオドで三期連続優勝したこともあり、世界で最も影響力の強い勢力となっていた。 しかしガーメントの襲撃を受けて体制が崩壊し、国土はガーメントの作った繭に覆われてしまう。

世楽

世界七大トップブランドの一角を占める、極東のブランドであり、国。自然素材を活かし「わび」「さび」という独特な価値観を用いた服作りが支持されている。国技の格闘技「スモー」のチャンピオンが尊敬され、戦闘時には肉をつけ肥大化した身体で戦うことが良しとされる。対ガーメントの同盟参加を要請されるが、同盟を「無粋」として拒絶した。

グラウンドダーク (グラウンドダーク)

世界七大トップブランドの一角を占めるブランドであり、国。香水と香りに関する研究が発達しており、ファッションだけでなく軍事にも利用されている。作られる衣服の傾向は不明。対ガーメントの同盟に参加する。

ニケ (ニケ)

世界七大トップブランドの一角を占めるブランドで、スポーツメーカーが母体。着る者の運動機能拡張を目的とした、機能的で体にフィットした服を生産する。ロイヤルカストラートを落としたガーメントが次に標的とした国で、占拠され対ガーメント同盟に抗戦する拠点とされた。

チャリオット (チャリオット)

世界七大トップブランドの一角を占めるブランドであり、国。中世の騎士やその武具をモチーフとしたデザインや、軍服モチーフのデザインを多用する。近代兵器による軍事力は世界随一を誇る。ロイヤルカストラートを落としたガーメントに脅威として、各国に対ガーメントの同盟を持ちかける。

ユニイズム (ユニイズム)

世界七大トップブランドの一角を占めるブランドであり、国。長らく下請けをしてきた工場の集合体となっており、1つのブランドとしては七大トップブランドの中で最も新しい。過度な装飾や先鋭的なデザインを用いない、コンパクトでシンプルなデザインの大衆服を生産する。人口10億人という生産力を生かした、安価で丈夫で長持ちする服は広く支持され、世界シェアの88%を占める。 世界各地に広がった販売網はそのまま情報網としても活用されており、世界で最も情報収集力を持つ勢力でもある。対ガーメントの同盟参加を要請され、物資支援という形で協力した。

モノリス (モノリス)

世界七大トップブランドの一角を占めるブランドであり、国。科学技術が最も発展しており、衣服はデザインよりもコンピュータを組み込んでのシステムが重視されている。個人主義、不干渉主義が是とされており、国家間でも国内でも「よそはよそ、ウチはウチ」と外部にあまり干渉せず、それぞれの好きなように行動することが良しとされている。対ガーメントの同盟参加を要請されたが、代表となるトップモデルのCPUが頑なに引きこもっていたため、同盟参加は見送られた。

イベント・出来事

WAR-KING

モデル同士が衣服を誇示しながら決められたルール内で戦う、ファッションショーと格闘技を混ぜたような興行。田舎町から大都市まで、様々な土地で開催されている。開催地によってローカルルールが存在するが、双方のモデルが1個ずつ任意の場所に装備する「コアボタン」を破壊された者が敗者となるルールは共通している。

クロスロオド (クロスロオド)

4年に一度、世界の七大トップブランドが代表となるモデルを選出して行う競技大会。七名のトップモデルによるバトルロイヤル形式で、最後の一人が決定するまで戦いが続く。過去三期はロイヤルカストラートのジューン・メイが征してきた。

ドレス・スカイ (ドレススカイ)

繊業革命によって破壊された環境を改善すべく、「星全体に衣服を着せる」という発想で組まれた巨大な布およびその計画。表向きは世界七大トップブランドが高い塔で支えているということになっているが、実際はドレス・スカイと同化したアルジャンヌ一人によって制御されている。予測不能な気象変化などに対応するのは困難とされていたが、制御装置に最高の人間であるモデルを使おうというガーメントの案が採用された結果であり、負担はアルジャンヌ一人に集約されていた。 後にガーメントはアルジャンヌとジュリエットが交代するデュアルシステムや、環境を守る範囲を大幅に絞る措置を実行しようとしたが、いずれも自分とアルジャンヌ以外のことは全く考えていない計画であった。

その他キーワード

繊業革命 (センギョウカクメイ)

『CLOTH ROAD』の世界でかつて起こったとされる、技術革新。これにより繊維技術が飛躍的に発展し、ケーブルは糸、基板は布に代わり、衣服が高性能コンピュータ端末となる時代への引き金となった。しかし、貧富の差は広がるばかりで、また環境破壊も激しく、人間が住めない星になるのは目前と見られていた。その環境破壊を防いだのが「ドレス・スカイ」という「星に服を着せる」計画である。

モデル (モデル)

『CLOTH ROAD』においては、デザイナーが作った様々な機能を持つ衣服を着て、その機能を引き出してみせる専門職のことを指す。多くはWAR-KINGという格闘戦でその機能を誇示するため、モデルには美しさだけでなく格闘家や戦士としての強さも求められる。その頂点は大手ブランド専属という地位であり、トップモデルは世界中の尊敬を集める。

デザイナー (デザイナー)

『CLOTH ROAD』においては、高性能コンピュータの端末に発展した衣服をデザインし、目的に沿った衣服を作り上げる専門職のことを指す。多くはWAR-KINGというモデル同士の格闘戦でその機能を誇示するため、技術やセンスだけでなく、モデルとのコミュニケーション、信頼関係も必要とされる。いわばエンジニアとセコンドを兼ねた、モデルの裏方。

オーロ・マリア (オーロマリア)

捨て子であったファーガスとジェニファーがくるまれていた布。一見平凡だが、エンジニアが見れば解析不能なほどの高技術で作られたと分かる謎の布であった。その正体はガーメントがアルジャンヌのために作るドレス・スカイの試作品に使われる布。直接作成したのはトーガだった。

ウォーキング・クローゼット (ウォーキングクローゼット)

歩行機能を備えた衣装タンスで、持ち主に従い自律的な行動ができるものが一般的。人間大のものでも千着以上のドレスを収納できることが当たり前のようで、収納中に洗濯もされるモデルの必需品。持ち主はクローゼットに向かってドレスごとに決めた名称を発声することで、出し入れできる。

クレジット

原作

書誌情報

CLOTH ROAD 全11巻 〈ヤングジャンプコミックス〉 完結

第1巻

(2004年8月19日発行、 978-4088766690)

第2巻

(2005年4月19日発行、 978-4088767932)

第3巻

(2006年2月17日発行、 978-4088770321)

第4巻

(2007年2月19日発行、 978-4088771663)

第5巻

(2007年12月19日発行、 978-4088773346)

第6巻

(2008年5月19日発行、 978-4088774527)

第7巻

(2009年6月19日発行、 978-4088776736)

第8巻

(2009年12月18日発行、 978-4088777818)

第9巻

(2010年9月17日発行、 978-4088790060)

第10巻

(2011年5月19日発行、 978-4088791517)

第11巻

(2011年6月17日発行、 978-4088791654)

SHARE
EC
Amazon
無料で読む
マンガリスト
logo