10歳下の彼だけど

10歳下の彼だけど

4年も同棲しているのに結婚する気配のない彼氏に見切りをつけた30歳OLと20歳で実直な見習い靴職人男子との初々しいラブストーリー。歳の差が気になって、彼を男として意識し始めているのに、怖くて自分からは先に進めない主人公の心情が描かれる。コミックアプリ「マンガjam」2019年6月から配信。

正式名称
10歳下の彼だけど
ふりがな
10さいしたのかれだけど
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概要・あらすじ

OLの雨宮若葉は4年前から瀬名翔吾と同棲している。30歳の誕生日を迎えた若葉。翔吾からのプロポーズを期待して、夕食の料理を作り、ケーキを買いに行く。ケーキ屋の帰りに電話中の翔吾を見つけた若葉は、後ろから声をかけようとするが、自分のことを「お母さんみたい」と話しているのを聞いてショックを受ける。雨の中、走り出した若葉は派手に転んでしまい、ヒールのかかとが根元から折れてしまう。小橋巧という男の子が「大丈夫ですか?」と若葉に声をかけてくれるが、心配してくれたのは靴の方だった。巧の家は靴屋でヒールを直してくれるという。しかし若葉は「翔吾からもらった靴などもう履きたくない」と初対面の巧に泣きながら今日の出来事を話した。新しい靴を買おうとする若葉に巧は「靴は売らない。壊れた靴を自分にください」と言い、店内で若葉を待たせた。巧はヒールを直し、違う靴のようにリボンでアレンジして「僕からの誕生日プレゼントということで履いてもらえないか」と粋な計らいをした。若葉は気分よく家に帰るが、翔吾は若葉が作った料理を食べ終え、誕生日も忘れていた。もう彼といっしょに生きていくのは無理だと思った若葉は翔吾に別れを切り出す。翌日、巧から「足のサイズを測らせて欲しい」という連絡が入った。26センチという足の大きい若葉が「いつもサイズがない。かわいい靴がない」と不満をもらしていたので、大きいサイズも品ぞろえに加えたいと言うのだ。靴職人見習いの巧は専門学校を卒業したばかりの20歳。食事も忘れ、作業に没頭してしまう彼に食事の差し入れをしようかと提案する若葉。では差し入れの代金の代わりにオーダーメイドの靴を作ると約束する巧。若葉はぶっきらぼうだが素直で、いつもおいしそうに自分の料理を食べてくれる巧にしだいに惹かれていく。

登場人物・キャラクター

雨宮 若葉 (あめみや わかば)

30歳になったばかりのOL。身長168センチ、靴のサイズは26センチと大柄であまり女性らしく見られないが、家事は得意で家庭的。趣味は料理で、手の込んだ料理も手ぎわよくささっと作れる。4年も同棲していた彼氏の瀬名翔吾からプロポーズの兆しもなく、お母さん呼ばわりされていたことから、別れを切り出し、一人暮らしを始める。

小橋 巧 (こばし たくみ)

小橋靴店の息子。専門学校を卒業し、靴職人見習いとして小橋靴店で働く20歳。両親は離婚しており、父子家庭で育つ。実家が靴屋のためか、つい人の足元を気にしてしまう。骨格や筋肉バランスまで気になる、かなりの足フェチ。作業に没頭してしまうと自分の食事や猫にエサをあげることも忘れてしまう。

瀬名 翔吾 (せな しょうご)

雨宮若葉の彼氏で同棲相手。若葉と同い年のメガネを掛けた短髪のサラリーマン。若葉とは5年付き合い、4年同棲していたが、家事全般を任せきりだった。悪気はないものの、女心のわからない鈍感な男性で、30歳の若葉の誕生日を忘れていたりと、適齢期の彼女に対する配慮が足りていなかった。

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