100日後に死ぬワニ

100日後に死ぬワニ

物語開始から100日後に死んでしまうワニの、何気ない日常を描いた4コマ漫画。作者のきくちゆうきがSNS上で毎日1話を投稿し、4コマを1日として毎回最後に「死まであと何日」とカウントダウンが表示されることで話題となった。コミックスは全ページフルカラーで、SNS上で発表した作品に加筆修正が施され、描き下ろしも収録されている。2021年7月に劇場版アニメ化。

正式名称
100日後に死ぬワニ
ふりがな
ひゃくにちごにしぬわに
作者
ジャンル
日常
レーベル
ゲッサン少年サンデーコミックス(小学館)
関連商品
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あらすじ

ワニはアルバイトをしながら、自由気ままな一人暮らしを満喫していた。友人のネズミモグラの三人でゲームをしたり、ラーメンを食べたりと何げない日常を楽しんでいる。そんなワニは、100日後に死ぬ運命にあったが、そのことはワニ当人も含め、誰も知る由もなかった。

関連作品

劇場版アニメ

2021年7月から、本作『100日後に死ぬワニ』の劇場版アニメ『100日間生きたワニ』が公開された。監督と脚本は上田慎一郎とふくだみゆきが務めている。キャストは、ワニを神木隆之介、ネズミを中村倫也、モグラを木村昴、センパイを新木優子、イヌをファーストサマーウイカが演じている。

絵本

本作『100日後に死ぬワニ』を原作とする絵本に、きくちゆうきの『絵本版100にちごにしぬワニ 1にちめから30にちめまでの13にちかん』がある。サニーサイドブックスより刊行され、文章はあいはらひろゆきが担当している。

登場人物・キャラクター

ワニ

物語開始から100日後に死ぬ運命にあるワニの男性。上半身が裸で、青いズボンを履いているのが特徴。カフェでアルバイトをしながら一人暮らしをしており、アルバイト先のセンパイに好意を抱いている。マンガやラーメンが大好きで、至ってふつうの生活を送っている。車に轢かれそうになったヒヨコを危険を顧みずに助けるなど正義感が強い。カフェでのアルバイトを辞めたあと、友人のモグラに誘われてリサイクルショップでのアルバイトを始める。そこで働いているイヌから、もし何にでもなれるとしたら何になりたいかと問われ、プロゲーマーと答えている。ちなみに自分が死ぬことは知らない。

ネズミ

ワニとモグラの友人で、ネズミの男性。ネズミだが、体はワニと同じくらいのサイズで、長ズボンにポロシャツを着ていることが多い。バイク好きで、バイクショップで整備士を務めている。ワニがセンパイに好意を抱いていることを知っており、応援している。ワニが落ち込んでいると、何も聞かずにバイクでツーリングに連れて行ったり、特大のお肉を振る舞ったりと、優しい性格の持ち主。

モグラ

ワニとネズミの友人で、モグラの男性。パーカーやジャンパーを着ていることが多い。ワニ、ネズミといっしょによく遊んでいる。リサイクルショップでアルバイトしており、カフェのアルバイトを辞めたワニにいっしょに働かないかと誘った。同じ職場で働いているイヌに告白して無事結ばれ、アルバイトを辞めて正社員となった。

センパイ

ワニがアルバイトしているカフェで働いている、ワニの女性。ワニの先輩にあたる。青いズボンに、白いシャツを着ている。何も言わずに突然アルバイトを辞めてしまったワニのことを気にかけていた。その後、ワニと再会して付き合うことになる。

イヌ

ワニやモグラと同じリサイクルショップで働いている、イヌの女性。ワニとモグラの先輩にあたる。モグラから告白されて、付き合っている。ワニがセンパイに思いを寄せていることを知り、告白を強く勧めた。

書誌情報

100日後に死ぬワニ 小学館〈ゲッサン少年サンデーコミックス〉

(2020-04-08発行、 978-4098501250)

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