概要・あらすじ
アイドルのオーディション番組を見て感動した小林竜馬は、大手芸能事務所「ムーンライト」に入社する。念願のマネジメント本部に配属された小林は、新世代アイドルオーディション「AME Project(アメプロ)」に参加。オーディションのメイキング映像を担当する。第3次オーディションの会場に向かった小林は、そこで桐島アイカという少女と知り合った。自信が持てず暗い顔をしているアイカを心配した小林は、他愛もない話題で彼女を励ました。小林の一生懸命さに笑顔を取り戻すアイカ。しかし、審査前の順位発表で自分が1位だと知らされたアイカは、オーディション本番で緊張し、過呼吸で倒れてしまった。小林はカメラを放り出し、アイカに駆け寄り彼女を抱き上げた。それを見ていた小林の上司の雨宮今日子プロデューサーは、カメラを拾い上げ、アイカと小林を撮影し続ける。そして「やっといい絵が撮れたわね」と冷たく言い放つのであった。
登場人物・キャラクター
小林 竜馬
大手芸能事務所「ムーンライト」の新入社員の若い男性。金髪をしている。前回行われた同事務所のアイドルオーディションに感動し、アイドルのマネージャーを志す。マネジメント本部に所属し、新世代アイドルオーディション「AME Project(アメプロ)」に携わる。純粋な熱血漢で、冷酷とも思える雨宮今日子プロデューサーの考え方、やり方に疑問を抱く。愛称は「コバ」。
雨宮 今日子 (あめみや きょうこ)
大手芸能事務所「ムーンライト」マネジメント本部の女性プロデューサー。小林竜馬の上司で、ショートカットにしている。新世代アイドルオーディション「AME Project(アメプロ)」の責任者。「物語がスターをつくる」という本を出版しており、数え切れないほどのアイドルをプロデュースしてきた敏腕P。「誰もが15分だけは有名になれる」というアンディ・ウォーホルの言葉にこだわりを持ち、「何を捧げれば15分以降の世界に到達できるのか」を考え続けている。そんな思いを込めて、新世代アイドルグループを「FIF(フィフ)」と命名する。
桐島 アイカ (きりしま あいか)
大手芸能事務所「ムーンライト」所属の女性タレント。高校生で、170センチメートルの長身とロングヘアーが特徴。ムーンライト所属のモデルだったが、新世代アイドルオーディション「AME Project(アメプロ)」に参加。数々の試練を乗り越え、アイドルグループ「FIF(フィフ)」のメンバーになる。
クレジット
- 原作
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かっぴー
書誌情報
15分の少女たち -アイドルのつくりかた- 6巻 小学館〈ビッグ コミックス〉
第1巻
(2022-05-02発行、 978-4098613335)
第2巻
(2022-05-02発行、 978-4098613526)
第3巻
(2022-07-29発行、 978-4098613809)
第4巻
(2022-10-28発行、 978-4098614530)
第5巻
(2023-02-28発行、 978-4098615865)
第6巻
(2023-05-30発行、 978-4098617067)