2021年、作者の代表作であり49年にわたる長期連載作『赤兵衛』の完結後、描き下ろした作品。18世紀の日本、江戸時代が主な舞台。『仮名手本忠臣蔵』の成立過程や、浅野内匠頭をはじめとする実在人物の実像、赤穂事件の真偽、日本人の精神性といった、さまざまな角度から『忠臣蔵』を解き明かしていく歴史エンターテインメント。子供の頃から『忠臣蔵』を愛する作者の豊富な知識と膨大な資料をベースとする、自由自在でユーモアに溢れた語り口が特徴。単行本描き下ろしの全4巻で、各巻ごとにサブタイトルがついている。『1702忠臣蔵 (一) 雪の本゜』『1702忠臣蔵 (二) 月の本゜』が2022年10月28日、『1702忠臣蔵 (三) 花の本°』『1702忠臣蔵 (四) 風の本°』が2022年11月29日にそれぞれ発売。