概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
関根 (せきね)
橿原女学園に通う中学2年生の女子。長く伸ばした茶色の髪を三つ編みにしている。大きな眼鏡をかけ、地味な雰囲気を漂わせている。一見するとふつうの少女ながら、その正体は政府に監視されているD級サイキッカー。他人の心を読むテレパシー能力を使ってリッカや千代の心を読み、その正体を知って内心でツッコミを入れつつ、彼女たちをフォローしている。テレパシー能力はかなりショボく、実は関根自身も知らないが同性限定。そのため男性の翼の心は読むことができず、その正体には気づいていない。
リッカ
橿原女学園に通う中学2年生の女子。小柄な体型で薄い灰色の髪をツインテールにしている。明るい性格で陽気に振る舞うムードメーカー的存在ながら、その正体は銀河革命同盟軍に所属する宇宙人。なお、天真爛漫な少女はあくまで演じているだけで、その本性は使命に忠実な冷徹な性格をしている。本名は「パピポポロ・デュルリッカ」で、階級は大佐。革命のために宇宙帝国軍と戦っていたが、宇宙船が大破して橿原女学園に不時着した。宇宙船は学園の時計塔にぶっ刺さる形で置かれているが、リッカが学園中の人間を洗脳したため、これを不自然に思う者はいない。ただし関根だけはサイキッカーであるためか洗脳に失敗し、リッカの正体に気づいている。地球人にうまく溶け込もうとしているが、価値観が根本から違うため、無自覚にトラブルを巻き起こし、関根を焦らせている。
書誌情報
4人はそれぞれウソをつく 3巻 講談社〈KCデラックス〉
第1巻
(2020-12-17発行、 978-4065224793)
第2巻
(2022-04-07発行、 978-4065275351)
第3巻
(2023-05-09発行、 978-4065298626)