9時から5時半まで

9時から5時半まで

経営コンサルタント会社勤務のOL、錦小路が厳しい上司や先輩にもまれながら、仕事や恋に悩み成長していく姿を描く。

正式名称
9時から5時半まで
ふりがな
くじからごじはんまで
作者
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概要・あらすじ

錦小路は経営コンサルタント会社に入社した直後に十二指腸潰瘍を患い、休職することになってしまった。5か月後に復帰したものの同期はすでにバリバリと仕事をこなし、それについていけない錦小路は落ち込んでしまう。そんな彼女に先輩の屋久島は厳しく、しかしあきらめず仕事を教えてくれるのだった。屋久島に対して次第に惹かれていく錦小路だったが、周りの言葉に惑わされて屋久島の信頼を裏切る行動をとってしまう。

登場人物・キャラクター

錦 小路 (にしき こみち)

経営コンサルタント会社に勤める新人OL。入社してすぐに十二指腸潰瘍を患い5か月間会社を休む事になる。入院前はふっくらした見かけだったが病気をして細くなった。5か月間のブランクで同期がこなす仕事についていけず落ち込むが、先輩の屋久島が親切に仕事を教えてくれて、かなり仕事ができるようになっていく。 屋久島のことが好きになり、一緒に食事に行く仲ではあるが片思い。最初髪型はおかっぱ頭のショートボブだったが、仕事先の男性陣になめられないようにともっと短くアダルトな感じを目指したこともある。

屋久島 (やくしま)

錦小路の仕事の面倒を見る男性先輩。机の上はいつも整理整頓され、きちんとしている。一流大をストレートで入学し卒業。大手の会社の内定ももらっていたが、それを蹴って現在の会社に入ったというかなりの自信家。完璧を目指すタイプで、今まで挫折したことがなかった。しかし仕事で初めて壁にぶつかり、ストレスで片方の眉毛が抜けてしまう。 上司の黒門に惹かれたが、もう結婚していると聞いてすぐに失恋。同僚の野田のことは、自分にないものをもっていると実力を認め、ライバルだと思っている。

黒門 (くろもん)

錦小路の上司。仕事をバリバリこなし、仕事に厳しく皆から恐れられている女部長。女だからとなめられないように、会社では仮面をかぶり精一杯つっぱっているが、落ち込んだら愚痴や弱音を旦那さんに聞いてもらう。普段、指輪はしていないので、錦小路は独身だとばかり思っていた。

野田 (のだ)

関連会社から移ってきて錦小路の同僚になった男性。半年で机の上が書類やいろいろなもので山積みになり、自分でもどこになにがあるのかよくわからなくなっている。人をおだてて、よいしょしてのせるのがうまく、それでうまく仕事をまわしている。調子のいい奴だが、にくめないタイプ。言葉が浮かぶと、誤字なども無視して勢いで書いてしまう大雑把な性格。

築地 市蔵 (つきじ いちぞう)

錦小路が勤める会社の専務。50代なかばの眼鏡をかけて髭をはやした男性。お花見のカラオケで毎年、「なみだ桜」という曲を歌うのが楽しみだが、社員からはヘタな歌と不評。空手2段の腕前だが、年と共にかなり弱ってきている。撫子という、名前はおしとやかだが柔道をしている元気で強い娘がいる。

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