BNA ビー・エヌ・エー

BNA ビー・エヌ・エー

テレビアニメ『BNA ビー・エヌ・エー』のコミカライズ作品。人間に似ているが、人間から差別される種族「獣人」が存在する世界を舞台にしている。本来は人間だったが獣人となってしまった女子高校生の影森みちるが、人間に戻る手がかりを探るため、唯一獣人が自由に暮らしている「アニマシティ」を訪れる。テレビアニメ版とも違うオリジナルストーリーで、みちるが人間と獣人たちの「静かな戦争」にかかわる姿を描いたアニマルドラマ。集英社「となりのヤングジャンプ」で2020年5月から2022年9月にかけて配信された作品。原作テレビアニメ版は2020年4月から6月にかけて、フジテレビほかで放送された。影森みちるを諸星すみれ、大神士郎を細谷佳正が演じている。

正式名称
BNA ビー・エヌ・エー
ふりがな
びーえぬえー
原作者
アニメ『BNA ビー・エヌ・エー』
漫画
ジャンル
動物擬人化
 
ヒューマンドラマ
レーベル
ヤングジャンプコミックス(集英社)
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概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

影森 みちる (かげもり みちる)

タヌキ獣人となった女子高校生。平成15年(2003年)5月13日生まれ。かつてはふつうの人間だったが、突如獣人となり、自宅で身を隠しながら生活していたが、獣人たちが暮らしている「アニマシティ」に逃げ込んだ。明るく活発な性格ながら、年相応の未熟さから細かい部分には考えが至らないことがある。人間と獣人は見た目は似ているものの、まったく別の種族で、本来人間が獣人になることはありえない。しかし影森みちる自身は、身に起こったことを何らかの異常と考え、その真実を探ろうとしている。獣人化したあとは、タヌキの「化ける」という逸話から「変身能力」を使えるようになる。単純に姿を変えるだけでなく、体の一部を別の種族に変化させて、その身体能力を使うこともできる。だが、かなりイレギュラーな能力らしく、大神士郎からは、この能力に関しては秘密にするように言い含められている。

大神 士郎 (おおがみ しろう)

アニマシティに暮らしているオオカミ獣人。ふだんは白髪の青年の姿で、オオカミの姿に変身することができる。獣人生活協同組合のソーシャルワーカーとして働いている。市長にも強力なコネがあり、街のさまざまな問題を人知れず解決している。街に来たばかりの影森みちるの世話をしており、彼女が独り立ちできるまで面倒を見ていた。ぶっきらぼうな性格で、みちるに対してもよそよそしい態度で接するが根は善人で、みちるのことを何かと気にかけている。獣人の中でも類いまれな身体能力と戦闘術を有し、その力を使って街の「外敵」とも人知れず戦っている。

クレジット

原作

アニメ『BNA ビー・エヌ・エー』

書誌情報

BNA ビー・エヌ・エー 集英社〈ヤングジャンプコミックス〉

(2022-09-16発行、 978-4088923062)

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