作画の千葉サドル、原作の海法紀光(ニトロプラス)にとって代表作の一つ。ゾンビパンデミックが発生した世界の巡ヶ丘学院高等学校を舞台に、生き残った女子高生たちが「学園生活部」という部活動の形で避難生活を送る物語。主人公の由紀は現実を受け入れることができず、既に亡くなった教師や同級生の幻影を見ながら、平穏な学園生活を送っているかのように振る舞っている。教師の佐倉は「学園生活部」を創立し、生き残った由紀、胡桃、悠里の三人を部員として迎えるが、すぐに命を落としてしまう。その後は胡桃と悠里が由紀の空想に合わせながら避難生活を続けることになる。備蓄食料や生活物資が次第に尽きていく中、新たに美紀が仲間に加わり、四人での避難生活が始まる。本作は、ゾンビを題材とした学園サスペンスホラーである。バトルアクション要素を抑え、登場人物たちの心理描写と日常生活に焦点を当てた構成となっている。ゾンビが蔓延する世界にも関わらず、可愛らしいキャラクターデザインと日常系学園もののように物語が始まる点が特徴で、由紀の主観を通して描かれる平和な学園生活と、実際のゾンビが蔓延した惨状との二重構造により、段階的に真実を明かしていく演出となっている。芳文社「まんがタイムきららフォワード」2012年7月号から2020年1月号まで連載。テレビアニメ化され、2015年7月から9月まで放送された。2019年1月には実写映画が公開された他、映画版の前日譚となるドラマもAmazon Prime Videoで配信された。