声優「加藤英美里」が演じたキャラ10選274 Pt.

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主人公「泉こなた」といつも一緒にいる主要メンバーの一人で紫色のロングヘアにツインテール、左右に付けた大きなリボンが目立つキャラ。双子の妹「柊つかさ」がいて、妹の方がショートヘアなので見た目の違いは分かりやすい。おっとりした妹の世話を焼く立場から、しっかり者の姉として周囲からも認識されている。よって、他のメンバーのボケに対してツッコミ担当でもあり、そのキツめのツッコミがツンデレキャラとしても一定の支持を受けているが、本人には自覚がない。実家は神社の宮司をしていて、そのお手伝いとして「かがみ」も巫女の姿で神社内をうろつく姿があり、コスプレファンからも人気が高い。そしてこの神社をモデルとした実在の神社では、今でも聖地巡礼の地として足を運ぶ人が多い。典型的な今時の女子高生の素の姿であり、誰からも好かれる素養満載でポテンシャル・レベルの高いキャラと言える。担当声優の出世作となった作品・キャラである点も十分、納得出来る。

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主人公「シエル・ファントムハイヴ」伯爵家でメイドとして仕える23歳の女性。赤毛でオカッパ風に綺麗に揃えられた前髪に対して雑に後ろにまとめた髪型を持ち、瞳が見えない丸メガネをかけて、メイド服に身を包み、幼さと可愛いさが際立つ。しかし、かなりのドジっ子で、平坦な場所でも躓いて皿を割るのが日常茶飯事で、ちゃんと仕事が出来ているのか不思議に思う。だが、彼女の本領を発揮する場所は異なり、抜群の身体能力と銃の腕を持ち、丸メガネから瞳が見えた時には、既にスナイパーモードに切り替わっていて、狙った獲物は逃さない。つまり、メイドと言うよりは、用心棒として伯爵家に住んでいる存在とも言える。この普段はダメ人間だが、いざと言う時には一騎当千の大活躍をする極端なギャップが面白く、このキャラの人気の証となっている。恋愛事情では、まだまだ奥手で黒執事「セバスチャン・ミカエリス」にほのかな想いを抱いているが、相手にされていない。今後の進展に期待したい。

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小学5年生の地縛霊。主人公「阿良々木暦」には、その存在が見えていて、当人のロリコン気質にも火が付いて、テンション高めに相手をしている。長い黒髪を左右に分けてツインテールにしていて、大きなピンク色のリュックサックを常に背負っている。主人公の名前が呼び難いらしく「ありゃりゃ木」などとまともに呼べない事が多く「噛みまみた」と言い、「噛んだ」と言うフレーズすら噛んでいるのが面白い。主人公も小学生相手に好奇心満載のイタズラや大人げない仕打ちをしていて、幼稚さ比べをしているようで、ちょっと可哀想な気持ちも抱くが、その童心に返った二人の行動を楽しむ作品構成になっている。「八九寺」にしても可愛さ余って憎さ百倍……とはならず、どこまでも微笑ましく見てしまうのは、地縛霊への同情の念もあるかもしれないが、担当声優の力量も感じさせる。一つ間違えるとセクハラとも言えるギリギリのラインを描く、チャレンジ精神満載の3話完結作品になっている。

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落ちこぼれクラス「2年F組」に属するのが双子の弟「木下秀吉」で、優秀クラス「2年A組」に属するのが双子の姉「木下優子」で、どちらも瓜二つと言えるほど似ている。つまり「秀吉」の方が女性っぽく見えて、男性だと気づく者が居ないほど。いわゆる「男の娘」と呼ばれるキャラを代表する存在としても有名であり、担当声優の二役が光る作品・キャラでもある。男と女、優秀と劣等、それぞれの恋愛事情など複雑で対比・対象となるキャラを瞬時に演じ分けるのは、素人目にも難しい事は理解できる。そして、この二役を難なくこなす事が出来るのが真のプロだと深く納得できる。この双子の極端な性格やキャラ付けから判るように、個性豊かなキャラが多数登場し、元気に動き回るのが楽しい作品であり、そのドタバタ喜劇を楽しむのもよし、個々のキャラに愛着を抱くのもよし、声優に興味を持つのもよし、と色々な楽しみ方が出来る、間口の広い、アニメ入門者にもお薦めできる良作品と言える。

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宇宙から来た謎の生命体で少女たちを魔法使いに変身させて、願いが叶うと言って誘うが、その先に待つのは……悪魔のような存在でもある。性別は不明。男性的でもあり、担当声優が女性ゆえに女性の要素も感じさせる。見た目は可愛らしい小動物を思わせるが、非情にして理知的で人間の感情を理解せず、確固たる信念を持って行動している。見た目で少女から同情や好意を持たれる様にしている点でも怖い存在であると言える。名前も可愛らしいが、実際は「インキュベータ」をもじった名前であり、それを初めから知っていたのであれば、関わる事を避けたかもしれないが、特に主張する事なく、ほのかに匂わせているだけと言う点でもずる賢しさを感じさせる。よく「ワケガワカラナイヨ」と言って魔法少女たちの気持ちを煙に巻く。本当に理解していない様子がまた恐ろしい。ちょっと小動物に対する見方が変わってしまうのは、この生命体の所為にするのは間違いであろうか?!

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主人公「赤座あかり」と同じクラスの中学1年生。栗色でややウェーブの入ったセミロングの髪型に赤と青のヘアピンを2つ並べて付けている。天真爛漫で元気で明るい中学生らしさを全面に表現しているキャラであるが、頭の方は少し残念な所があり、世間知らずで何かと危なっかしい所がある。同類と思われている主人公に対しては寛容にして協力的で良き仲間となっているが、「古谷向日葵」にだけはライバル心を燃やしている。これは自身の貧乳キャラとしての劣等感の現れであるが、裏表なくストレートな行動原理には悪い感じを与えない。むしろ大器晩成型として期待したい。幼さがまだまだ抜け切らない中学生として期待の持てる存在であり、その年齢的に難しいキャラを変に目立つ事なく自然に聞き取れる形で演じているのは「加藤英美里」の圧巻の演技力と言える。家庭としては姉と妹がいて、三姉妹による面白エピソードもあり、目が離せないキャラになっている。

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農業・林業の勉強をする「岐阜県立田茂農林高等学校」の生徒たちの日常を描いたラブコメであり、多くのパロディが盛り込まれた若さ爆発の抱腹絶倒作品。この学校で飼育されているカンガルーの一種「ワラビー」が居て、付いた名前がこの「若旦那」で、生徒たちから愛されているマスコット的存在。特にツンデレお嬢様、爆乳自己中キャラ「良田胡蝶」からは溺愛されていて、その性格が一変するほど可愛がっている。しかし「若旦那」自身は分け隔てなく、仲良く接してくれる生徒たちには等しく仲良くしているので、自分が一番可愛がっていると思うのはエゴである。そして付けられた名前「若旦那」も成り行きで付けられているが、実際はメスであり、この学園のいい加減さ……もとい、大らかさが現れている。そんな愛くるしい小動物を出しゃばりすぎず、でも自己主張はしつつ、存在感を出す演技が出来るのは「加藤英美里」の声優としての真骨頂と言える。メインキャラではないが、抑えておきたいキャラと言える。

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「ナザリック地下大墳墓6階層」を守護する実力者。金髪ショートヘアのボーイッシュな少女。瞳の色が緑と青のオッドアイを持つ。種族は「ダークエルフ」で見た目は10歳程度ながら実年齢は70歳を超えている。双子の弟「マーレ・ベロ・フィオーレ」と二人で共に行動する事が多く、共に守護者として「アインズ・ウール・ゴウン」に忠誠を誓っている。明るく元気で前向きで主人の為に力を惜しまず誠心誠意尽くしている姿が微笑ましい。恋愛事情はまだまだ発展途上であるが、主人に対して好意は抱いており「アルベド」や「シャルティア」ほど積極的に行動していないのが惜しくも感じるが、まだまだ時期尚早でもあると思われるので暖かく見守っておきたい。攻撃力、戦闘力としては、守護者の中では弱い部類に入るが、それでも双子のコンビネーション攻撃は圧巻で油断は出来ない。まだまだ活躍シーンは多くないが、戦闘シーンの迫力は十分に鑑賞に値する。今後もどんどん戦って欲しい。

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人類がゾンビ化し、学校校舎内で生き残りを図る女子高生たちのサバイバル物語であるが、どこか日常系のゆるふわな感じを残し、ホラー的要素を薄めているサスペンス初心者向け作品。そんな厳しい日常生活の中で女子高生たちに拾われる犬がこの「太郎丸」で、可愛い子供の柴犬。とにかく可愛い。非常事態において、この愛玩動物は反則的存在であるが、一緒に生活して心休まるのは間違いない。しかし物語は非情にもこの犬もゾンビ化が始まり、その生命を絶たねば自分たちの身の危険につながる。女子高生たちは断腸の思いで「太郎丸」に手を下そうとするが「太郎丸」は最後の最後まで自我を持ち続け、女子高生たちに迷惑を掛ける事なく、その生命を終える。涙なしには鑑賞できない名シーンであり、感動と絶望に心揺さぶられる。原作とアニメでは「太郎丸」の扱い方が異なり、アニメでは出番が増えている。この名シーンを活かす為の演出と言えるが、その名演技を成し遂げた「加藤英美里」も高く賞賛したい。

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人間界に住み着いたドラゴンの一人「カンナ」が人間姿になって通う小学校のクラスメイトがこの「才川リコ」で赤茶色のロングヘアにキラリと光るおでこを持つ。お嬢様ゆえにちょっと高飛車で転校して来た「カンナ」に対して当初は冷たく当たるが「カンナ」の愛くるしさにノックダウンされ、溺愛・激愛するに至る。「カンナ」に喜ばれると至高の喜びに包まれ、口にはハードマークが描かれるほど高揚する。もしかしたら「カンナ」の方が役者が上なのかもしれないが、それでも気にせず「カンナ愛」を貫いている姿勢には好感が持てる。ドラゴン「トール」が主人公「小林さん」に対する愛情より深いかもしれない。しかし、これを比較対象にするとドラゴンによる嫉妬心からの地球全滅すら可能な報復攻撃が行われるかもしれないので、触れないでおくのが人類・地球のためでもある。ここまで感情豊かなキャラを演じ切れる「加藤英美里」の熱演ぶりにも素直に拍手を贈りたい。