「雨の公国」の第四王女で、雨を降らせる特殊能力を持つニケ・ルメルシエは、祖国のために「晴れの大国」の太陽王と呼ばれるリヴィウス・オルヴィヌス・イフリキアに嫁ぐことになった。そんなニケが、リヴィウスに反発しながらも次第に心を通わせ、二人で力を合わせてニケの能力の謎、世界中で起きている現象「少雨化」の原因、そしてリヴィウスの抱える心の闇を照らしていく姿を描いたファンタジックラブストーリー。「花とゆめ」2009年7号、13号、2011年19号に不定期掲載されたのち、2012年2号から2020年11・12合併号にかけて連載された作品。2014年4月にテレビアニメ化。