浅野いにおの代表作の一つ。東京都狛江市の小田急小田原線和泉多摩川駅周辺を舞台に、社会人2年目のOL・井上芽衣子とフリーターの種田成男の恋愛と青春を描く物語。退屈な日常を送る芽衣子が、同棲相手の種田に勇気付けられて会社を辞めることから物語は始まる。芽衣子の決断に触発された種田は本格的にバンド活動を開始し、「ソラニン」という楽曲を完成させる。その後、ライブイベント出場を機に芽衣子も本格的にギターを習い始める。本作は、バンド活動と恋愛関係を主軸とした青春漫画である。大学卒業後の不安定な時期にある若者たちの心境と、音楽を通じた自己表現が重要な要素として描かれている。また、多摩川の河川敷などの実在する風景描写による、リアルな生活感のある舞台設定が特徴となっている。小学館「週刊ヤングサンデー」2005年から2006年まで連載。実写映画(劇場)化され、2010年4月に公開された。