舞台は昭和28年、戦後復興期に黄金時代を迎えていた日本映画界。大部屋俳優の宮藤武晴と、フォース助監督の風間俊一郎、若き二人が映画界の「てっぺん」を目指していくさま描いた作品。タイトルの『デラシネマ』とはフランス語の「デラシネ」(根無し草)と「シネマ」を合わせた言葉である。
時代劇からSF、アクションにラブロマンス、煌びやかなスクリーンに写し出されるドラマは、観る者にひとときの夢を与えてくれる。しかし、スクリーンの中だけでなく、撮影現場にも数々のドラマがある。そこで今回は、そんな映画の撮影現場を描いた作品を紹介しよう。
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