瀬尾公治の代表作の一つ。瀬尾公治がのちに手掛けた『君のいる町』『風夏』『ヒットマン』と世界観を共有している。東京都板橋区成増を舞台に、高校進学のため広島から上京した15歳の少年、大和が、叔母が経営する男子禁制のスーパー銭湯兼レディースマンションで暮らしながら陸上競技に打ち込む姿と、隣室に住む美少女、朝比奈涼風との恋愛を描いた物語。涼風に一目惚れした大和は、彼女が所属する陸上部に入部して距離を縮めようとする。しかし、涼風には大和の知らない過去があり、二人の関係は順調に進まない。物語の中盤では涼風が留学することになり一時的な別れが訪れ、第2部からは涼風の帰国後の展開が描かれる。本作は、青春や部活動を題材としたラブストーリー。陸上競技の専門的な描写は控えめで、人間関係や恋愛関係に重点を置いた構成となっている。大和と涼風は男子禁制のスーパー銭湯兼レディースマンションで暮らしており、学校以外でも日常的な接点が設けられている。講談社「週刊少年マガジン」2003年51号に読み切りとして掲載後、2004年12号から2007年42号まで連載。テレビアニメが2005年7月から放送された。