後にシリーズ化もされる、前川たけしのデビュー作にして代表作。姉と2人で中華料理店を営んでいたチンミは、自己流ながらかなり拳法が使える少年。その素質を見出されたチンミは、四川省の大林寺で本格的な拳法を学ぶことになる。それ以来数、多くの拳法家や格闘家と遭遇。ときには拳法を教えてもらい、ときには戦って、拳法家として成長していくカンフーストーリー。講談社「月刊少年マガジン」にて1983年12月号から1997年2月号まで連載。翌3月号より続編となる『新鉄拳チンミ』の連載が開始された。第11回「講談社漫画賞」少年部門受賞。